火曜日に・・旅日記の長いのが・・・・
が
まあ、斜め読みとか、写真だけでどうぞ。
沖縄マイナーに興味があったら、面白いでよ。
朝の散歩。那覇の街中は公園が多いよ。
最近すっかり行きつけの喫茶店。ここで、モーニング食べて・琉球新報と沖縄タイムスを隈なく読むのが楽しみ。ちなみに、モーニングは500円。
全面広告だわな・・・
ホテルを8:30に出て、タクシーと交渉。本日のテーマは、聖地巡礼・金城哲夫資料館・佐喜真美術館だ!南部に行って、取って返して宜野湾だわな・・・
ほとんど観光客が行かないような場所なので、運転手氏も近くなら分かるが、行ったことが無いとのこと・・・まあ、僕は何度か近くを通って案内標識を見てるから、一緒に探そうと出発。こんなに長く乗ってくれるのか?と、運転手氏は喜んでいた。
まずは「玉城城跡」。
沖縄の人たち(特に年配の)が、年に1度巡る巡礼の地の1つである。
巨大にして堅牢な城跡だと分かる。
2の郭・3の郭は米軍が施設を作るのに破壊して持っていってしまったらしい・・
野面積みの石垣から、かなり古い時代に建てられたものらしい・・・
眺めは完璧!
豊かな湧水は、(というか、水が)とても大事にされている。本島はダムが出来て水不足は近年解消されたらしいが、離島などは今だ大変だ。
水の湧く場所には、神が宿る島だ。名水らしいのと、涼しそうなので、今回のコースに入れた。
水が流れ、タコノキ茂る急な斜面をくぐる。(しっかりした迂回路があるようだが、国道からパスできるので・・・こんな場所を登った)。
綺麗で豊かな湧水は、下の段々畑を潤し、クレソンやターウム(田芋)が育てられていた。
いや、GOODな場所!!しばし涼んだだよ。地元の若い家族やおじいと子どもなどが遊んでいただよ。
戻りながら、やはり巡礼の地「浜川御嶽(ハマカワウタキ)」に寄る。
ここは、コース。沖縄の国作り神話では、ニライカナイからアマミキヨさんが、本島の幾つかの場所に降臨し、国作りに色々な仕事を行なう。その多くの場所が、聖地とされ、守られ、今でも巡礼を行なうのだった。この沖縄の精神性を少しでも理解することが、僕が沖縄に、今面と向かう時に、大事な気がするのだ。
すでにグスクの時代・12世紀から始まる時代を巡っている。海の幸を求め海岸線に住んだ人々と違い、小高い丘に村落を構え、農耕や牧畜も始まっているのだった。
やがて、この記事にこれから出てくる「ウルトラマンを作った男・金城哲夫」・そしてウルトラマン・ウルトラセブンに宿る沖縄の精神性が、今も2つのウルトラを偉大な作品と人をひきつけて離さないものにしていると僕は思うのだった。
うきんじゅ・はいんじゅ・・・ここから、沖縄の米作りが始まったと、国作り神話では語られている。豊かな湧水は、命の源だね。いつでも・いつの時代でも。
稲穂の揺れる奥に、清水が湧いている。
南部から那覇を目指し戻る。その途中南風原町にウルトラの脚本を手がけた「金城哲夫」の生家がある。大きな料亭を営んでいるが、哲夫氏の住んでいた離れが、資料館になっている。大き地主だったようである。ご兄弟が案内してくれた。
侵略を受けた被征服民の悲哀・・侵略者ではない宇宙人を殺す地球人をそれでも守るウルトラの苦悩・・・そして、星獣や星人などのネーミングなどに残る沖縄などなど・・・
武器をぶっぱなしてただ殺すだけの、以降の超人やガンダムには無いものが金城のウルトラにはあったのだった。
この資料館の階段から落ちて、脳挫傷で若くして亡くなる。享年37であった。惜しい!
さらに、北上。宜野湾にやってきた。数ヶ月前のラジヲで永さんが「ここの丸木位里・俊夫妻による「沖縄戦の図」は是非観るべきだ」と言っていた。その時絶対行こうと、思ったのだった。普天間基地の1部を取り戻し、1994年に開設。丸木さんの絵は常設。
残念ながら、撮影は出来ない。
息を呑むほどの迫力で、沖縄にきたら見るべし!と、僕は深く思ったのだった。広い部屋、その4面に数枚の絵・・その巨大な絵が、押し寄せるのだ。
屋上も是非と案内され、隣に広がる広大な普天間基地を見ることが出来る。
屋上の階段は、慰霊の日(6月23日)には、太陽が一直線に沈むよう配慮して設計されている
僕の3日目のコースはこうして終わった。
那覇に帰り、かなり遅い昼飯は、泊いゆまち・・・まあ、沖縄の築地と思えば良い。
沖縄は、天然まぐろの漁獲高は日本で3番目の、まぐろの島であります。
本まぐろがこんだけパックに入って1000円ね!
まぐろのユッケ丼を食ったのす。
う・ま・い!!
ホテルに戻って、温泉!!そしてマッサージ!!の贅沢。
夕方には、路地を散歩・古本・中古CD物色・新刊をジュンク堂で物色などした。
夜は、盛りだくさんにせず、いつもの「タンパラヤ」にしけこんだ。
まず、オリオンの生!
店主のセイボーと、お客の、実にうるさかったナニワのおばあたち。
呑みながら、あーだ・こーだと、セイボーと話・テレビ何ぞ見て、じわっと、沖縄をかみ締めた。
これで、3日目は終わったのだった。
が
まあ、斜め読みとか、写真だけでどうぞ。
沖縄マイナーに興味があったら、面白いでよ。
朝の散歩。那覇の街中は公園が多いよ。
最近すっかり行きつけの喫茶店。ここで、モーニング食べて・琉球新報と沖縄タイムスを隈なく読むのが楽しみ。ちなみに、モーニングは500円。
全面広告だわな・・・
ホテルを8:30に出て、タクシーと交渉。本日のテーマは、聖地巡礼・金城哲夫資料館・佐喜真美術館だ!南部に行って、取って返して宜野湾だわな・・・
ほとんど観光客が行かないような場所なので、運転手氏も近くなら分かるが、行ったことが無いとのこと・・・まあ、僕は何度か近くを通って案内標識を見てるから、一緒に探そうと出発。こんなに長く乗ってくれるのか?と、運転手氏は喜んでいた。
まずは「玉城城跡」。
沖縄の人たち(特に年配の)が、年に1度巡る巡礼の地の1つである。
巨大にして堅牢な城跡だと分かる。
2の郭・3の郭は米軍が施設を作るのに破壊して持っていってしまったらしい・・
野面積みの石垣から、かなり古い時代に建てられたものらしい・・・
眺めは完璧!
豊かな湧水は、(というか、水が)とても大事にされている。本島はダムが出来て水不足は近年解消されたらしいが、離島などは今だ大変だ。
水の湧く場所には、神が宿る島だ。名水らしいのと、涼しそうなので、今回のコースに入れた。
水が流れ、タコノキ茂る急な斜面をくぐる。(しっかりした迂回路があるようだが、国道からパスできるので・・・こんな場所を登った)。
綺麗で豊かな湧水は、下の段々畑を潤し、クレソンやターウム(田芋)が育てられていた。
いや、GOODな場所!!しばし涼んだだよ。地元の若い家族やおじいと子どもなどが遊んでいただよ。
戻りながら、やはり巡礼の地「浜川御嶽(ハマカワウタキ)」に寄る。
ここは、コース。沖縄の国作り神話では、ニライカナイからアマミキヨさんが、本島の幾つかの場所に降臨し、国作りに色々な仕事を行なう。その多くの場所が、聖地とされ、守られ、今でも巡礼を行なうのだった。この沖縄の精神性を少しでも理解することが、僕が沖縄に、今面と向かう時に、大事な気がするのだ。
すでにグスクの時代・12世紀から始まる時代を巡っている。海の幸を求め海岸線に住んだ人々と違い、小高い丘に村落を構え、農耕や牧畜も始まっているのだった。
やがて、この記事にこれから出てくる「ウルトラマンを作った男・金城哲夫」・そしてウルトラマン・ウルトラセブンに宿る沖縄の精神性が、今も2つのウルトラを偉大な作品と人をひきつけて離さないものにしていると僕は思うのだった。
うきんじゅ・はいんじゅ・・・ここから、沖縄の米作りが始まったと、国作り神話では語られている。豊かな湧水は、命の源だね。いつでも・いつの時代でも。
稲穂の揺れる奥に、清水が湧いている。
南部から那覇を目指し戻る。その途中南風原町にウルトラの脚本を手がけた「金城哲夫」の生家がある。大きな料亭を営んでいるが、哲夫氏の住んでいた離れが、資料館になっている。大き地主だったようである。ご兄弟が案内してくれた。
侵略を受けた被征服民の悲哀・・侵略者ではない宇宙人を殺す地球人をそれでも守るウルトラの苦悩・・・そして、星獣や星人などのネーミングなどに残る沖縄などなど・・・
武器をぶっぱなしてただ殺すだけの、以降の超人やガンダムには無いものが金城のウルトラにはあったのだった。
この資料館の階段から落ちて、脳挫傷で若くして亡くなる。享年37であった。惜しい!
さらに、北上。宜野湾にやってきた。数ヶ月前のラジヲで永さんが「ここの丸木位里・俊夫妻による「沖縄戦の図」は是非観るべきだ」と言っていた。その時絶対行こうと、思ったのだった。普天間基地の1部を取り戻し、1994年に開設。丸木さんの絵は常設。
残念ながら、撮影は出来ない。
息を呑むほどの迫力で、沖縄にきたら見るべし!と、僕は深く思ったのだった。広い部屋、その4面に数枚の絵・・その巨大な絵が、押し寄せるのだ。
屋上も是非と案内され、隣に広がる広大な普天間基地を見ることが出来る。
屋上の階段は、慰霊の日(6月23日)には、太陽が一直線に沈むよう配慮して設計されている
僕の3日目のコースはこうして終わった。
那覇に帰り、かなり遅い昼飯は、泊いゆまち・・・まあ、沖縄の築地と思えば良い。
沖縄は、天然まぐろの漁獲高は日本で3番目の、まぐろの島であります。
本まぐろがこんだけパックに入って1000円ね!
まぐろのユッケ丼を食ったのす。
う・ま・い!!
ホテルに戻って、温泉!!そしてマッサージ!!の贅沢。
夕方には、路地を散歩・古本・中古CD物色・新刊をジュンク堂で物色などした。
夜は、盛りだくさんにせず、いつもの「タンパラヤ」にしけこんだ。
まず、オリオンの生!
店主のセイボーと、お客の、実にうるさかったナニワのおばあたち。
呑みながら、あーだ・こーだと、セイボーと話・テレビ何ぞ見て、じわっと、沖縄をかみ締めた。
これで、3日目は終わったのだった。