今、読み終えた本。
これから読む本。
俺には時々、この三国志のブームがやってくる。たぶん、もう、十数回??
まぁ・・読み物としてなので、実際の「三国志」や「三国志演義」はたまた「春秋左氏伝」など、原典的なものは読んだことは無い。
上記、吉川英治は定番だが、酒見の三国志は白眉!
もちろん漫画の定番も、マイブームの時には読み返します。
この三国志・・・実は、今の習近平体制や、そこでの漢民族たる多くの民衆の心のうちがわかる気がするのだ。
仁・・・は人を思い遣る事。
義・・・は利欲に囚われず、すべきことをすること。
脈々と中国に流れる、儒教の崇高な精神の要だが、1人の皇帝(英雄・人徳の体現者)が仁をもって、臣民を思いやりる。それを受けて、臣民は、私欲を捨てて従う。
鄧小平氏は集団指導体制への転換を図り、82年の党規約の改正と憲法改正で党主席制を廃 止し、文革で途絶えた国家主席のポストを「2期10年まで」と明確に定めて復活させるが、長い中国の歴史で、この時だけ「集団指導体制」が目論まれるが、習近平ですっかり、皇帝を天にいただく体制に戻った。
臣民も、どこか、その体制を受け入れているようにも見える(もちろん天安門のような、新しい動きは、寄せては返す波のように、少しずつエネルギーを溜めてはいるだろう)。三国志は、中国の方々に内在する儒教的なものなど、教えてくれるのだった。
PS・毎年12月になると、こちらのマイブームもやってきます。
3日の2m圏内接触者。
濃厚接触・女房・斎藤・・・・・・・・・・・2人。
会社(立ち話)・吉・高・山・大・石・長・H・7人。