怪しい天気が続き、せっかく6月初めに山に慣れた足が戻ってしまいそう。
で、比良山系に詳しい同僚の提案で、ガリバー村からハツ淵の滝経由で釈迦ヶ岳へ。
早めに下山口駐車場に停めようとしましたが、8時半でないと開かない。待って入ると北小松駅8時49分の電車が厳しい。で、北小松駅に車を置いて、電車で早めに近江高島駅へ。
ガリバー村まではバス40分待ち。コースは谷沿いで死亡事故多発とのこと。
早めについてゆっくり登りたいんで、相談してタクシーで上がってしまいました。3800円也。
10時の予定が9時登山開始。
しっかりとしたロープや鎖で慎重に行けば問題なし。
小紫陽花が満開。
梯子を見れば、滝の大きさがよく分かる。
いったん降りて、川を渡って対岸へ。
さっき降りた鎖と横切った川。
昨日雨が降ったけど、さして増水していませんでした。
金剛山より奥行があるせいか、流れがみるみる細くなりません。
3点支持が必ずできます。誰かの優しい御厚意による細い虎ロープ1本に腕力メインで登ったりする場所はありません。
但し、常に飛沫で岩が滑りやすいので、意識して水平な所を選んで足を置く。
大きく足を曲げるので、伸縮性のあるワークマンのズボンがめっちゃ楽。
何かと縁があるヒキガエル君。よう触らんけど。
いたるところに小紫陽花の群生が。
この橋を渡ると、ほぼ危険部位は終了。
実はユーチューブで予習してました。
沢の途中から、武奈ヶ岳でなく釈迦が岳方面への尾根を上がる。
入口は小さい看板が斜面に置いてるだけ。見落としてしばし迷う。
ヤマップのダウンロードマップとGPSが役に立って、ピンポイントの分岐を発見できました。
但し、ルートはしばらく人が入ってないような感じで、花の終わったシャクナゲと小紫陽花が好きなだけ張り出して、しかも昨日の雨の滴でズボンはびしょびしょ。
シャクナゲの季節は凄く見応えがあると思います。
枝の隙間から足元ばかり見てると、上の枝に頭をゴツン。ストックで押した枝が顔にビシャッ。
メガネかサングラス、帽子はあったほうが良いです。
足元は落ち葉が積もり、湿度が保たれているので、光合成しない腐生植物の一種、
ギンリョウソウが幽霊みたいに咲いてます。
落ち葉でなく、どこかの樹の根と共生する菌から栄養を取ってるらしい。
尾根コース。シャクナゲと小紫陽花の枝が伸び放題。
一応きょろきょろとアクションはしてみるものの、ため息ついてガサガサ入るしかない。
沢の上流でイモリ君。
先が明るくなってきた。
おおっ、琵琶湖やん。
稜線出たところでメシ。
結構濡れたし汗も冷える。冷たいドリンクとお握りでは更に冷えて、休憩は早めに終了。
同僚みたいにお湯とカップラーメンが良かったかな。
しばらく行くと、釈迦ヶ岳到着。
ここまで4時間半もかかってます・・。
ここからは下りだけ。
時間以外は怪我もなく、今のところは順調です。