シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

シーカヤック 5月27日

2007年05月27日 | 釣り
シーカヤック 5月27日 海上てくてく

天候や用事でしばらく出撃できず。ダメ元で行くだけ行ってしまう方法もあるが、無理して危ない目にあったり、風で釣りが成立しなかったりで、ろくなことがない。ツーリングできる条件に比較し、釣りが成立する条件はかなり狭い。でも釣りができないような天候でツーリングしたいと思わない。この趣味は、あっさり諦められる別の遊びを持って、初めて続けられると思う。

今回、またまた天気予報で日本海は没。いつもの100km圏内ETC半額コースの和歌山に行く。湿度が高く、準備だけで汗だく。サバ餌は最後とばかりにジギングとエギングに精をだす。中層に反応なく集中力が続かない。結局、餌を使ってのボトムパンピング。
ガシラ2つの時点でうっかり餌を全部落としてしまった。半分溶けかかったサバ切り身の固まりがあっというまに沈んでしまった。ついでにガシラもリリース。

失敗も何かの暗示、ルアーオンリーの昔の自分に戻って少し離れた島に行く。手漕ぎカヤックの時代は、手前でも十分だったので、眺めていただけだった。行ってみるとそこは複雑な小島の集合体で、水路やカヤックオンリーのトンネルがあったりして、なかなか楽しい。他のブログでみかけたようなカットもデジカメに収める。風によって島の表裏を少しの移動でチェンジできるのは強みである。

そこそこのサイズの反応が30m水深の真ん中から上半分にでる。ジギングは空振り。ジグのフックをはずして間にサビキをつけて投入。10cmほどの子サバが掛かるがポロリとばれてしまう。餌にふられる。下のフックなしのジグに何かが当たる。慌ててフックを付けるがこんどは当たらない。
釣具屋の足元(バーゲン品)にあった目玉だけがやけにリアルなシャッドタイプのソフトルアーを持っていた。サバ餌の代わりに付けてボトムパンプ。ガツガツと当たって、エソだろうと余裕で引きだけを楽しんでいるとなんと30cmほどのタイ。目玉にアタックしているのがはっきりわかるギズがあった。その後少し続けるも続かず。
タイならば、と手製のフラフラを投入。かなりしつこくやるがダメ。目玉がないと釣れる気がしなくなっている。フィッシュイーター化しているので、シャッドで通したほうが正解だったかも。

手製メタルバイブ12cmでエソと戯れようとするがふられる。今年はすり身の機械を買って団子に挑戦しようと思う。キープを考えたとたんに釣れなくなる。釣れ盛った去年がウソのよう。

漁師は30mほどの所を牛乳瓶のような錘で疑似餌を沈め、歩く程度の速度で底と平行にトローリング。待機中は電動プーリーのロープを少し弛ませて空すべりさせ、当たりがあると負荷をロープに直接かけて巻き上げるといった単純かつ見事な道具でつぎつぎに捕っていく。エソは後日カマボコになって、トカゲチックな顔は知らずして皆が食べている。  まさしく裏技。
その後、エギングするも釣れる気がまったくしない。渡船のエギンガーも場所変えを頻繁にしている。潮は若潮だけど結構流れているのに・・。まあ、エリア拡大とまぐれのタイに気をよくして15時撤収。ガシラばかりで子供にバカにされることは、一回お休み。

5月12日 陸上てくてく

2007年05月26日 | 山歩き
5月12日 てくてく日記

まずは基本のカヤック出撃を考える。11日に天気予報を確認。和歌山北部は、午後どこかで荒れだし撤収の可能性あり。連続なので行く気にならない。行きたい日本海はハナからダメそう。目覚ましをセットしないで寝る。

今までは晴れでも海がやばそうな場合は、3時間お散歩コースであったが、昼からは昼寝ばかりであった。子供も嫁さんも友達付き合いでいない中、一人で昼寝は避けたいところ。今年から近所のハイキングの会に混ぜてもらってから、電車で日帰りのお出かけが新鮮で楽しい。

 近鉄生駒駅を9時過ぎ出る。マップではモノレールで宝山寺下車だが生駒山上まで切符をかってしまった。目の前の強烈な坂をまずやり過ごしてしまった。若干後ろめたい。
 山上より一人歩き出す。景色のいい広場で早めの食事の予定。しかし道をまちがえる。暗峠の茶店で確認すると今来た道を戻れと教えられる。よく来る親切なおじいさんに教えてもらって、ようやく府民の森、道案内板横の階段を発見。鉄塔横の広場到着。コンビニのおにぎり3つが瞬時に胃で消された感じ。
 ツツジの花を楽しむ。でも景色はかすんでダメ。これから雨という天気ではこんなのかも。  
 信貴スカイラインの横のハイキングコースを行く。大学時代、夜中料金場が閉まってからよく気晴らしに車で飛ばしたコースの脇を、その時しんどいことが大嫌いな自分が20年後に歩いている。へんな感じ。

 途中、ラジコンのセスナをもったおじさんが道の脇に消える。その時点で12時。あまり早く帰ってもしょうがないので、覗きに行く。少し開けた場所があり、どこかに車をとめた別の熟年カップルも陽気を楽しんでいた。セスナはとんでもなく高い位置にあり、電波が届かなくなったらどうすんだろうといらん心配をしてしまう。まぶしくて見上げる度にくしゃみがでる。自分の場合は、それで見失って墜落させるだけだろう。ほどほどやすんでから歩き出す。一人だと余裕をうまく楽しめない。

 コース脇で耕したようなところがある。よく見ると猪の足跡。結構な範囲にわたってあり、雑草退治に一役買っている感じ。でも平日人気のない時に行くなということか。  
 十三峠を過ぎ、高安山ケーブルと信貴山の分岐。この時点で13時過ぎ。マップではケーブルへ、であるが早く帰りすぎる。
 よく知ってそうなおじいさんが信貴山に行くというのでついていくことにした。上り詰めてからのくだり、朱色の鳥居の連続をえんえんとくぐっていくと信貴山に着いた。お参りついでに見学。Tシャツを着替えてこざっぱり。景色を眺めてバス停へ。ビールを飲みつつバス待ち30分も快諾。結構疲れた。前の山の辺よりきつい感じ。

 ところが元気なじいさんグループが、「来んバスまってもしゃあないわ」とわざと聞こえるように言いながら、ぐいぐい通過。自分もへんな対抗意識というよりは、自信のある者に盲目的に従ってしまう者がごとく、ほろ酔い頭で行き先も聞かずにあたふたついていく。
 そのあと、とんでもない長さのまっすぐな、かつ急な坂を下りる。下りなのに急すぎて汗だく。明らかに1km以上はまっすぐ。ビールも酔いも汗で飛んでしまった。早くこざっぱりしすぎ。逆ルートで後日上っていくことは、知ってしまった以上ありえん。
 近鉄信貴山下駅に到着。路線を確認しようと上を見たとたん、駅の階段で足をひねりそうになる。足元がおぼつかない。さっきのバス停でバス待ちしていたグループがバスで合流。自分としては歩いて正解。出発時ののぼり坂の不通化は次回挽回。
 出発の近鉄生駒駅までもどるが5つ以上の駅を通過。結構距離を稼いでいたのがわかる。車内で受ける日差しが心地良く、ついうとうと。結局はマップどおりに高安山方面に下りるより、断然簡単に、少ない乗り換えで帰れた。家には16時到着。電車代、食費で2500円程。程よい疲労でそこそこ満足。

5月3日 海上てくてく

2007年05月26日 | 釣り
5月4日 釣行記

 今年初の日本海希望が、風の状況により、またもや和歌山に決定。
 前回と日が近い。今回はイカリベンジ中心で、間にガシラ。
魚探が動かない。みるとコードが中で断線の様子。ポイントはだいたいわかっているのでそのまま出発。

 イカの実績場でねばるも雰囲気なし。そこでガシラにチェンジ。岬先端で5つほど稼ぐが、ダイビング船が準備を始めたので沖磯先端に移動。何か得たいのしれないものがサバ短冊に掛かるがばれてしまう。ガシラより明らかに大きなものが4回ほど。自分の感覚ではエソである。ちょんがけで、かつ、巻き上げ中のアタックなので、ハリの位置まで食わない。ジグバイブで連発させてファイトを楽しむ方法もあるが、いつもリリースなのでイカに戻る。

 カヤックは真ん中に足漕ぎブレードが貫通している為、小便はその隙間から外に逃げる。ついでに手で海水を汲んで船内を洗うが、数日前より明らかに水が冷たいと感じる。観光ヘリが頭上を回っている。めったに利用されないが、ダイビングを含め、今日は特別みたいだ。 

 午後になって急に雲となり、風が出てきた。かなりの風で、湾内に戻りイカに専念する。風が舞っておりカヤックの向きが定まらない。スパンカーをたたんで、エギングを行う。エソにエギを盗られたり、それらしいアタリが何回かあっただけで気持ちが続かない。

 期待の減少と帰路の渋滞の心配が重なって、15時に撤収。帰り際カヤックの固定を確かめようとキャリアごとゆすると、なんと前のキャリアの片側が車体から浮いてはずれている。時間があったので、カヤックをつんだまま、ボルトをゆるめてキャリアを再度固定。
 もともと車体の固定金具にキャリアのツメが引っかかっていなかったようだ。重量は約半分と前のカヤックは軽かったが、6年間知らずに運んできた。知らないことは恐ろしい。

 帰りはきっちり渋滞。いつもはテープを大音量で鳴らしながら帰るが、今年はデジタルオーディオプレーヤーに、100曲以上の曲をHDDビデオから録音。イヤホン端子からFMトランスミッターを介してFMラジオで聴いている。音質も問題なし。何時間も運転するときは優れものである。いつもより1時間増しの3時間で帰宅。途中退屈しなかったせいか、感覚的には非常に楽であった。
 
 次は日本海にアタックしたい。アコウのごついのを水深50mから引き上げる感触を思い出したい。

4月29日 海上てくてく

2007年05月26日 | 釣り
4月29日 釣行記

 天気予報では、波1m、風も5m以下の絶好のコンデション。
新カヤックの積み下ろしもコツを得た感じ。
さて重いシットオンカヤック(26kg)を一人で扱うコツを紹介。
塩ビ管をU字ボルトで、前後のキャリアのドア側いっぱいの所に固定。近くで見るとかっこ悪いがコーナンでそろえればキャリアのオプションを買うよりはるかに安い。カヤックにはざらざらしたすべり止めテープを立てかける時の滑り止めと傷防止の為に、先端付近に貼り付けておく。次にカヤックの先端をドア横1mほどのところに位置させてから、壊れやすいラダー側を持ち上げ、先端を軸にカヤックを立てる。ほとんど垂直にしてから、管に立てかける。ここで斜めに立てかけると、ずりあげる際にカヤックが横にずれて落とす危険があるのでまっすぐに整える。それから先端を持ってずりあげ、管の所がカヤックの真ん中を過ぎたあたりで管を支点にカヤックを水平にする。この時点で重さはほとんど管が負担しているので、軽く動かせる。カヤックを90度振って前後のキャリアに移動させてベルトで縛ってできあがり。下ろすときはその逆。最初は立てかける最中に先端がすべって横に逃げて、先端が傷だらけになるわ、苦労して立ててもすべって倒れないかヒヤヒヤするわ。思いついたすべり止めテープの効果は抜群で、特に帰り際、体力消耗時の一仕事から開放された感じ。

 さて海上。今回の餌はサバの短冊。皮が強いのですぐにとられず、皮だけになっても生き物のようにはためく。また、回転しづらいので、深場に落としても絡まない。パラシュートアンカーで流しながら、グリグリ、ガチャンのボトムバンピングに最適。エサだからとじっとさせるとベラの餌食。ストンと着底してフワッと餌が漂う瞬間にガシラを飛びつかせるイメージ。バスのラバージグとまったく同じ。こつはアタリを感じないなら、3秒以上止めないこと。その時点でその周りに飛びつく魚がいないと決め付けグリグリガチャン。時々チェックしてハリ先を出しておくこと。餌を5~10ミリ幅で細長くきっておくこと。餌がヨレヨレでも取り替えずに追加してでかくしていくこと。落下時餌が回転しないかチェックすること。

 日本海ではこの方法でアコウ、お化けガシラ、ホウボウ、マハタ、メバルの40センチクラスが揃い、かつ魚探で底の根を見つけてはズバズバ攻める感じの釣りなので今一番はまっている。何より集中力が続くのが良い。今では中層に魚の反応がない限り、メタルジグのタックルには手をのばさない。

 しかし、今回は3時間でガシラ30センチを先頭に20尾ほど。但し、潮が殆ど効いていないせいか、あっちでポツリ、こっちでポツリ。テンポが悪いとつい小さいサイズもキープしてしまう。和歌山では小さいガシラの数釣りになりがちなので、磯の先端に移動して、スピニングタックルでキャストしてのジギング。魚探には何も映らず期待薄。でもキャスティングの感覚、しゃくりとリーリングのリズムが楽しく、疲れるまで続けてしまった。

 磯で釣りをしている人をチェック。ダメな時はどんな釣りも動きがなく、だらけた空気が漂う。そんな時、大きく場所移動しても期待薄で、潮待ちか、帰るに限ることが最近わかってきた。

 腕が疲れたので昼からは中錘式エギング。風が弱いのでスパンカーのみの流し釣り。魚の網を吊り下げる位置を少し前にしたのが正解で、もっと前にするとパラアンカーなしで風に立ちそうな感じ。風の強い時の効果を早く確認したい。風で下がった分だけ漕いで前進、手は常にロッド操作が実現するかも。
さて、最近のイカブームはすごいもので、堤防から船から磯から、エギングとヤエンの集中砲火でアオリイカはえらいことになっている。ドライブの間にランガンしている感じの羨ましいアベックから、高そうなイカ専用タックルを一人3組以上もっている4人組もいた。自分はイカオンリーにそこまで熱くなれない。

 そんな自分は、真剣さで完全に負けており、といって勝つ気も湧いてこず、珍しく約3時間もかけたのにイカはボーズ。5時上陸して帰路に着く。今回はカーナビが活躍。いつもとは違う道の指示のもと、一般道と高速の渋滞区間を迂回。以外とあっさり帰宅。

4月15日海上てくてく

2007年05月26日 | 釣り
4月15日 釣行記

本日は、今シーズンの最初の釣り。
ほんとは何回か出撃の機会があったが、起きた時点で寒いと、水に触れるのが億劫になり、また寝てしまうを繰り返す。
ドライスーツを買うつもりが、他の出費が激しく、うじうじしている間に春。
今回は早く寝たかいがあって、2度寝せず出撃。うまく6時前にETCが使えて、片道半額達成。

昨年同様、カヤックの上から、花見のはずが、すっかり散っていた。
今回の最大の関心事は、昨年確認できなかった、自作スパンカーの効き目。
予報では1mの波だが、けっこう風が強く、白波がちらほらの状況。 
沖に出て、放置状態で様子をみる。まっすぐ風上に立たず、横を向いてしまう。
パラシュートアンカーを併用すると完全に風上を向き、流される速度は前のカヌーと遜色なし。
スパンカーの意味を疑って、パラアンカーのみとすると、横を向いてしまい、風で流される速度が倍化し、釣りができない。海面から出ている面積が広い為、パラアンカー単独だともっと大きくする必要がありそう。

結局、手がパラアンカーの上げ下げから手が開放されない。流しとこぎあがりの前後で発生する作業なので、開放されると画期的なんだけど・・。
じぁあ、足こぎのメリットはなんぞやとなるが、釣りは腕、漕ぎは足と役割分担するせいか、楽で大幅に行動範囲が広くなった。最短移動距離で7kmほど、流しの繰り返しを考えると9kmは軽く越えているはず。筋肉痛とも無縁。水辺まで担がなくてすむ場所では、やはり水上の機動力は魅力。

結局のところ満足できず、上げ下げしないですむパラアンカーを考案したい。前進するとしぼんで、風で後退すると開く方法を考案中。懲りすぎると着脱に時間がかかり、準備、片付けがうっとうしくなってしまう。

スパンカーについては、当初から狙っていた効果ではなかったが、追い風時、若干、帆の効果で速度がアップ。風が強すぎる時は、進行方向がふらつくので手を伸ばして倒してしまう。

獲物は結局、アオリ1杯と、ガシラ3つ。ガシラは餌をキビナゴにしたのが敗因。ほとんどえさ取りの餌食。次はさば切り身でリベンジ。フラフラやインチクの新規トライも、土産確保の後に考えて時間切れ。ジアイを考えると順番間違っているような・・。
アオリの刺身は飽きたので、バター醤油炒めをトライ。バター、肝、砂糖少しを炒めてソースにし、イカを投入。半生のまま、ダシ醤油をかけてできあがり。ポイント拡大、獲物のバラエティー拡大が求まれる今日この頃。やっぱり安直な土産からはじめる根性を直さないと・・。