シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

京都をてくてく

2012年02月27日 | 山歩き

本日てくてくの日。

奈良の寺をメインに朱印を集めていた頃、若い人は寺なんてまず来ないと思っていた。

また、釣り以外はいつも連れがいないと、まず出かけない自分がいた。

京都に来た時、一人でも平気で観光する若い女性を見て、カルチャーショック。

そやなぁ・・。俺、まだ知らんこといっぱいあるのに、なんで家でテレビばっかり観てんねん・・・。

おっさんが、一人でも平気で出かける良いきっかけをくれました。

そういうことを思い出しつつ、京都をてくてく。

三条からインクラインをまたぐ。

山の前に腹ごしらえ。

店の選択枝がなく、結局、てまえ豆腐のコース。 2500円也。

てまえ。 すなわち、てめえが作る豆腐であります。

はんなりと、ドゥー・イット・ユア・セルフ。

豆乳を煮ること5分。

仲間が、かきまぜ方が遅いと店員のおねぇちゃんからダメだし。

それを尻目に、豆腐の味噌田楽で、ビールをぐびり。

にがりを入れて、かきまぜる。 ここでも遅いとおねぇちゃんからダメだし。

遅いんだってよ。 と横から感想を述べつつ、野菜の天ぷらでまたぐびり。

ふたをして、待つ事5分。 自分は何もしなかったけど、てまえ豆腐完成。

抹茶塩でまず一杯。

続いて、ゆず塩でまた一杯。

はんなりと、大豆の味が引き立ちますでどすえ。

3杯目は、定番のポン酢と葱。

すでにビール2杯。 もう、山はどうでもよい。

南禅寺の馬鹿デカ三門。

斜めのアングルがカッコ良い。

続いて、水路閣。

奥の院から山道へ。 あれっ、観光じゃなかったの? やっばり行くのね、山へ。

ついさっき飲んだビール、体が必死こいて汗に変換中。 正直、めっちゃしんどい。

雑木林は鳥のさえずりでにぎやかでした。

昨日の雨で足元は悪く、粘土質の部分は要注意。

大文字山山頂に出た。 ところどころ、雪で灰色に煙る地域あり。

火床に下りてきた。 こっちのほうがしっかり京都を見れますが、風が強くて長居は無用。

大の字に沿って、階段あり。 こっちは大の右下部分。

大の字の左下階段を降りてくると、銀閣寺。 仲間が銀閣寺内を見ている間、甘酒でほっこり。

哲学の道の北の終点に出てきます。

またまた登って、真正極楽寺。

吉田神社。 なんでも料理やお菓子の神様なんだとか。

ここで京都大学の入学祈願をすると落ちるという都市伝説あり。

どおりで・・・、自分達以外、まったく人が居ません。

京都大学では入試みたいです。

正門横、若い女性の顔の下に、ピンクの目のポヨンとしたウサギの顔のポスター。

写真を載せるのがハバカレルほど明らかに、パイ乙と勘違いさせる作戦であります。

完全な確信犯。 入試の日ぐらいは考えろや。 そこの京大生。

こっちはまんまとひっかかって、何を訴えるポスターかわからずじまい。

 

新人勧誘のポスターがずらり。

登山部の勧誘。

今、入りなおすなら、これかな。

でも、テキトーはだめなんだろなぁ・・。根性とかは自分と対局の言葉だし。

やっぱりこっちかな・・・。

でも、勉強以外も勉強みたいだしなぁ。

映画のロボジーみたいだったら入りたいけど・・・。

意外なところでこれかもね。

はたして自分で書く会なのか。 読み漁るだけや、ちょっとエロ系専門は、受け入れてくれるのか。

こんなこと考えることが出来る人と、そうでない人。

凄い数の若者が、明暗を分ける重要な日。 

結果出るまでが長いんだよね。

 

今回ゲットした朱印は、真正極楽寺。 各部で字体を変えるコダワリ。

本日意外とがっつり。 21000歩、13kmのてくてくでした。


京丹後市をてくてく

2012年02月21日 | 食う

本日仕事で京丹後市。

朝、高速のパーキングで名物らしい黒豆パン。 昼はファミレス。 夜を考えちょいセーブ。

仕事が終わって、宿へ。

なんと、お部屋がオーシャン・ビュー。

露天風呂も、オーシャン・ビュー。

日が落ちた後の余韻を楽しみながら、まったりと汗をかく・・・。

さて夕飯。 カニだらけ。

ここは、夕陽ヶ浦温泉、「浜乃屋」 さんであります。

温泉街が海岸線に沿って連なっており、蟹自慢の民宿がたくさん。

競争が激しいのか、茹で、焼き、蟹すき、それぞれ2杯づつのカニが4人前。

他、個々に魚の刺身等がついて、一人13800円とリーズナブル。

まずは、茹で蟹の脚を手に取り、乾杯の音頭。

焼き蟹、ホイルの鍋で蒸しあげる。

その間に、刺身。 ねっとり甘~い。

カニみそ。 茹で蟹の中もむっちり。

焼き蟹の出来上がり。 

網で焼くとたいがいは焼きすぎて、殻に身がついて取れなかったりするのです。

プリプリのほくほく。

ビールをセーブしようと思いましたが、ガンガン追加してしまいました。

皆、座る姿勢が天井向いてきたところに、カニすき。

基本、生でも食えるので、脚は全部、しゃぶしゃぶするだけでどうぞとのこと。

文字通り、しゃぶしゃぶ2回。 ほとんど生でねっとり甘いところでいただきました。

そろそろギブアップ近し・・・。

勢いでおじやを作ると、蟹味噌の出汁が出て、これまた想像と違う味。

おじやは別腹。 気合入れて3杯お代わりしましたが、まだまだ減らず・・・。

たいがい食えるメンバーで望みましたが、なんと、丼いっぱいぐらい残してギブアップ。

布団でテレビ見ながら雑談するつもりが、速攻で寝てしまった。

目が覚めるに任せて、朝風呂。

朝飯。 風呂にはいると嘘みたいに食えるようになっていて、飯をお代わりしてしまいました。

清算し、御馳走様と外に出ると、女将が見送りに出てくれる。 

しかも、駐車場で車を出して宿の前をまた通るまで、ずっと待っててくれました。

機会があれば、またここでも異論なしであります。

 

帰ってから午後に打ち合わせがあるので、一軒だけ土産屋に入る。

また、モサエビ発見。

100g180円。 1000円分で、大き目のボール一杯ありました。

ねっとり甘し・・・。今度は息子ともくもくと食い進む。

少し焼いたりしましたが、特徴のない普通のエビの味になってしまいました。

やっぱりこのエビの甘さは、刺身ならでは。

頭は土産屋のアドバイス通りに味噌汁にしました。

出汁と頭の味噌も完食であります。

食ってばかりですが、記事を書いていない少しの間は、ちゃんと仕事をしております。

出張でありますよ。 誰が何と言おうとも・・・。

日本海、海老・蟹合戦の二日間でありました。


金剛山をてくてく

2012年02月19日 | 山歩き

岡山の出張帰り。 岡山駅の地下の炉端焼きでほっこり。

もはや絶滅した感のある、板の上に載せて出してくれる店。

サワラのタタキ。 優しく旨い。

でっかい岩ガキ。 とろーり濃厚。 この時期でも潜って捕るんでしょうかねぇ。

ひたすら感謝・・・。

土曜日激冷え。 ひたすら録画消化。 

日曜日、体をちょっとは動かさんと・・・。ってことで金剛山。

ダイヤモンド・ダスト?  キラキラ綺麗です。 すこぶる天気に感謝。

石ぶて尾根入口。

チキンなんで誰も通ってないと引き返すつもりでしたが、アイゼン無しで一人だけ下った足跡発見。

こっちはストックにアイゼンで武装。 ガチャガチャ不細工に登る。

足跡。 ウサギは上へ、人は下へ。 先人は脚の運びが上手で、ずった後はほとんどなし。

少なくとも、人間の登りは一番乗りであります。

ここまで来れば、いっぱいいっぱいも終わり。 尾根を越える風が冷たい。

汗でぐっちょりのタオルをマスク替わりに顔に巻く。

ここで若い人に先を越される。 挨拶したのに帰ってきたのはただの一瞥? なんだか損しました。

あっという間に視界から消えたのは返って良かったけど、先を急ぐ荒れた足跡が悲しい。

今日は全ルート雪で良いですね。 と、挨拶してくれたカメラ好きの青年に先を譲って3番手。 自分も休憩がてら写真を撮ります。 ただもくもく・・・は、損なのだ。

登りは二時間少しかかりました。 PLの塔や関空・・・、自分の経験では最高の展望。

トイレ行って、ハンコ貰って、上一式着替えて・・・、うまく日の当たるベンチが空いたので飯。

隣で飯食ってた可愛いばあちゃんは、雪食いながら登ってきたとのこと。

それを聞いて、持参の水は使わずに、そこらの雪でラーメンを炊く。

ブロッコリーとトマトを先に投入。

沸騰したら、麺投入。

またもや、タイのグリーン・カレー・ラーメン。

麺食った後、豚キムチのおにぎりも投入しましたが、味はまあまあ、見た目はアウト。

また雪を溶かして、カフェオレをふーふーであります。

準備はチープ、気分はセレブ。

なんと休憩1時間・・・。 13時から下りに入る。

樹氷のある形。

やっぱりブナは絵になります。

さて降りますか、もみじ谷。

グイッと前にかがんでストックをついて二点確保してから脚を前へ・・・。

運動より緊張で汗がじわっと。

ようやく谷底。 見覚えある倒木横に出ました。 

分岐の左上方面は足跡なしのバージンロード。 

でも、この先は水がちょろちょろだし、アリジゴクだし・・。

という事で、チキンは下る・・。

滝もなかなかでしたが、右側の沢のしみ出しがツララに成長してました。

下りは急がず、じわっと熱くなったら、振り返ったり、かがんだり、ツララを探して帰りました。

ダイトレに出ると後はひたすらザクザク。 

30分かかる道路は部分的に凍って要注意です。

車に帰ったのが16時。 家についたのが17時。

本日、19000歩、11kmのてくてくでした。

これから、いもとのアコンカグア・アタックを見ながら、

お好み焼きにビールの中年オヤジの19時15分。


湯梨浜町をてくてく

2012年02月14日 | 雑記

本日、仕事で湯梨浜町。

残念ながら日程の都合で、日帰り出張。 温泉一泊はお預けであります。

鳥取の日本海側は雪。 わざわざ休みに雪に見に行く自分ですが、朝、遅刻しないように早起きして雪かきするとか、生活に食い込んでくると、やっぱり雪は嫌いになるかも。

仕事も短時間に終わり、そのまま帰るのもなんなんで、土産屋さんは避けて、

倉吉駅近くのスーパーへ。 土産物価格ではない土産物を探しに行く。

地産地消、ここらでは「地物」というシールでわかります。

富山で毎回お世話になっている「げんげ」、 こちらでは「ドキ」という名で出ています。

深海の蟹猟がある地域では、いっしょに捕れるのでありましょう。

明日は寄せ鍋で、プルトロであります。

若松葉蟹。 全部生きてます。 「若」は、脱皮して間もなくなんで、脚なんかスケスケ。

実の詰まりは、昨日Sサイズを脱ぎ捨てて、今日Mサイズを着ましたって感じのはず。

なんと一杯398円。 セコ蟹価格でセコ蟹より食うところは多そう。 味噌に期待。

Ice2さんお勧めのモサエビ。 やっと買える形でお目にかかりました。

見た目地味で、かつ日持ちしない。 地産地消の代表でしょう。 

蟹は茹でより蒸し。 底に水を張り、途中継ぎ足して15分強火。

普段食うセコ蟹は、細かくて面倒なんで、皆は手を出しませんが、オス蟹は別。 

皆でいただきました。

当然、会話はナッシング。 服M寸、中身S寸も想定通り。 但し、味噌はまったくダメ。 

まあ、もとは十分取った感じ。

私の目当てはカニ味噌だったので、そそくさとモサエビにかかる。

色がすぐ悪くなるので、明日の晩ではダメと思います。 

せいろ蒸しで食ったことはあるけれど、刺身は初めて。

ん!! 旨い!! 甘い!!

他はまだ、黙って蟹の脚と格闘中。 旨いでぇ・・。 あれ? お前ら、聴いてる?

ねっとり甘さが舌にまとわりつきます。  

息子以外は御馳走様で戦線離脱。

こっちは無言で食い進む。

卵もたまらん。 残り後わずか・・・。

ようやく息子が蟹を殲滅させて、モサエビに取りかかる。

旨い!! めっちゃ甘い!!

もう遅いわ・・・。

次回はモサエビメインで買うつもり。 3パックぐらい平気でいけそうです。

こっちも、甘い!! と思いきや、コーンフレークとかでザクッと軽い。

今日は、バレンタイン。 嫁さんがチョコ量産してました。

ドーンと置いて、皆が好きな時に、好きなだけ摘まむのが、我が家のバレンタイン・スタイル。

セーブするココロが問われる、中年オヤジの血糖管理。


六甲山をてくてく

2012年02月12日 | 山歩き

本日、六甲山単独ハイク。

前回は山頂を極めてなかったので、王道のコースを体験した上で、温泉のちビールをリベンジするのだ。

阪急芦屋川駅へ。 夙川でJRから阪急に乗り換える。 梅田で乗り換えるより楽ちん。

スタートの滝。 

岩の間をコースが縫っていく。 正直、足だけでも行けますが、せっかく手袋してるので、両手両足を使って、雰囲気を楽しむ。

天気が良いし、風がないんで、がっつり汗まみれが気持ち良い。

途中分岐があって、常連さんに尋ねると、行ったことがないとのこと。

いまいちなのかとそのまま上がっていくと、行きたかった「万物相」が遥か眼下に。

下がってまた登るは、う~ん・・・パス。 また今度リベンジという事で。

風吹岩。 随所で、展望が望めるので、その都度達成感を味わえます。

うっすら見えるのは昨日いた生駒山。

山頂着。 結構高い山でも、ロープウェイの運行時間内に日帰りできるようになっていて、結局標高差は600m前後が多いのです。 日帰りで900mを稼ぐこのコース、一回経験したかった。

確かにてっぺんで飯を食う気持ちは分かるけど、風が抜けてサブ過ぎる。

常連さんにお願いして、下りでほっこりできるコース脇を教えてもらいました。

また、今から行けば、銀の湯が混みだす前に到着するとのこと。 

急いで飯。 今回は、飲用に買ったペットボトルの水でラーメンを炊く。

タイのトム・ヤム・クン・ラーメン。

すっぱ辛くて体温上昇。 

鳥マヨネーズのおにぎりでクッパ? 

例えを求められると困るけど、イケます。 

おにぎりの種類も今は豊富。 おかしな組み合わせを探すのがマイブーム。

このまますんなり有馬に行くとちょっとあっさりしすぎなんで、熟練者向けの看板のある有馬四十八滝側に行く。

出てきた常連さんに聞くと、大したことなさそうなのでチャレンジしましたが、結構なハードコース。

道が落ちた所をロープでかろうじてつないであるところが数か所。 急な下りは砂が浮いていて、減った靴底では足元をすくわれやすい。

高度のある滑落部分が終わって、ほっと一息・・。 常連さんの涼しい顔には要注意。

でも、谷に下りると氷のオブジェがそこかしこにあり、写真撮りつつ散策気分。

天気に恵まれ、氷のきらきら感がなんとも言えない。

ちょいとハードだけど、見るもの満載で時間を忘れることが出来ました。

凍った池に出ると、一般コースに合流。 後はさくさく有馬に下りる。

ロープウエイ駅の下にも滝がありましたが、温泉優先。 また今度。

 

銀の湯をリベンジ。 ほっこり温まって、朱印をもらう。  しかし、飲み物はまだ我慢。

やってきましたお好み焼き屋さん。 

豚玉が焼けるの待って、温泉のち生ビール、リベンジ達成。

有馬発16時13分のバスで、JR宝塚にでれば、快速と普通で17時50分に地元駅。 至極便利。

今回の獲物は、レンジでチンの温泉饅頭と、二番所の念佛寺の朱印。

本日がっつり、21kmのてくてくでした。


生駒をてくてく

2012年02月12日 | 山歩き

本日、てくてくの日。

いつものメンバーにゲストを迎えて生駒山。

生駒駅から国(酷)道308号を登る。

暗峠直前の棚田。

緑の季節も良いけど、田刈りの時期のワラの匂いが好きです。

峠の茶屋、すえひろさんで、おでんにビール。 テーブルが堀こたつなんで、尻に根が生える。

いつも土曜日ですが、今日は祝日でもある。 自転車やハイカーが結構通ります。

酷道好きの自転車野郎、若い人ばかりと思ってましたか、結構おっさんもやってますね。

2組ほど、山ガールが前を通って、ちらっと中を覗く。 およよ。 しかし、わしらのおっさんオーラが強すぎたか、茶屋には寄ってくれませんでした。 残念・・・。 

生駒から上がったので時間が早い。帰りは少し遠回りして滝へ。

わかりにくいけど、虹をゲット。

夕焼けにはちと早すぎた。

考えてみれば、夕焼けを山から安心して見れるのは、ここだけだな。

石切り参道上の、流行ってる創作料理屋さん。

石切りの参道の土産屋は、16時半になるとほぼ閉店。

慌ただしい店じまいの中を下って新石切駅へ。

地元に帰って、即飲み屋・・・・。 その日のぎりぎりに帰宅。

服についた人のタバコの匂いに、帰ってからむせる。 体に良いのか悪いのか・・。

本日、2万歩、14kmのてくてくでした。


金剛山をてくてく

2012年02月05日 | 山歩き

土曜日、風まだ強し。 冬山の小道具を試すのは日曜日だな・・・。

連れの影響でコンロ購入、更に植村直己さんの「北極に駆ける」の影響で、雪か氷でラーメン作ってみたくなった。

冬場、溶かせば水はいくらでもある。 荷物の水筒が減るとめっちゃ楽やん・・・。

アリオのモンベルでスパッツ購入ついでに、「日本列島生き物たちの物語」を見ました。 

六甲のウリボー、愛くるしいけど、匂い隠すために沢でおしっこしてました。

金剛山でイノシシの話は聞かないけど、沢の氷はさっそく却下。

雪にしよっと・・。 念のため、水筒にお湯入れて出発。

今回はダイトレの先、もみじ谷へ。 下りは3回、登りは初めて。

飛沫が雪を溶かし、掘り出したばかりの水晶みたいになってます。

結構急ですが、写真の度に自然と休憩が入るんで楽ちんです。

ちょっとチキンなんで、人が踏み固めているであろう日曜を選択して正解でした。

一番上の滝は、正面のわずかな口を除いて、ほぼ完全なドームになってました。

物足りない? 角度を変えれば、ほれ、完ぺきドーム。

ベテランの中には現場で完ぺきでないことを嘆く人がいますけど、初めてきて素直に感動してる人を邪魔しちゃいけませんよ。

その時その時の良いところを探したい。 毎回、違うことを楽しみたいのであります。

水量がぐっと減って、右に左に沢をまたいで登る。

左の谷を見上げると、いつも下りてくるぬめっとした滝とロープ場。

足跡があるけど何日か前のものに雪が積もってる。

あれれ? 最後の蟻地獄は誰も行かないの?

右の谷は、今日の足跡がしっかりと。

右から下りてくる常連さんに聞くと、こっちがもみじ谷本流ルートとのこと。

ありり? ずっと勘違いしてました・・・。

誰も行かない蟻地獄に、チキンな自分が行くはずもなく、ホントの本流ルート、ありがたく初体験。

ここからが急。 トレッキング靴で蹴りこんでもスキー靴みたいにつま先が雪に入らないので、階段が作りづらい。 簡易アイゼンを利かせようと土踏まずをべったりつけると、足首の角度がきつく、こんどはヒラメ筋が・・・。でも良い感じでルートが木を縫ってるので、木も掴んで登る。

蟻地獄はもっとべったり急斜面。 あのまま行っても、雪の登りは無理かもね。

休憩がてら写真を撮りましたが、歯がゆいほど傾斜のイメージが伝わりません。

 

登り切って平坦な道になって少し行くと、バードウォッチングポイント。

鳩より少し小さい青い羽根の鳥が数羽。

トリミングして自動修正して、やっと鳥に見えました。

いつもはここから降りてました。 私個人のもみじ谷本流ルート。 

一番上は凄い人。 トイレして、上半身一式を着替えて、ハンコを貰って金バッジ。

記念写真は各所で順番待ち。 女子トイレは長蛇の列。 

それが済んだら、各自カップ麺を大事に抱えて三分間待つ。

なんだか健康診断でいろいろ回っていく感じがしないでもない。

 

うまいタイミングでベンチを確保できました。

その辺の雪をこっそり鍋に入れても、えらい注目されそうなので、持参のお湯・・・。

ここでもチキン。

大振りのトマトを手でつぶして入れて、その間におにぎり。

ちょいと小ぶりなタイのグリーン・カレー・ラーメン。

体温上げて行きませう。

〆は、チャーシュー・メンマのおにぎりを丸ごと潰して、クッパ風?

最後は雪で鍋をこすってきれいさっぱり。 ゴミと一緒にコンビニ袋にいれてリュックの底へ。

人の途切れる隙を狙って、金剛山の記念写真。

すでに12時半。 ずいぶん時間かかってるなぁ・・。

天気が最高。

迷わず展望台へ。 行ったことのない山々を見渡す。

夏はもっと足伸ばそっと・・・。

最後はダイトレでザックザックと下山。 

要らないと言えばそれまでですが、ストックがあればその分大きく動けてペースが上がり、より強い運動をしてる感じがします。 

冷たいスポーツドリンクが旨い。

水越峠で14時40分・・・。葛城山連荘はまた今度。

滝の氷、無風、晴れ、くくっくくっと楽しい雪。

すべてを揃えてくれた、優しい一日に感謝。