なんだかんだでお出かけしそびれて、午後から歩き目的で出る。
御堂筋イルミネーションで歩いたとき、本町から心斎橋は、体感的にすぐそこでした。
実は、歩きメインで足で繰り返し繋いだ京都東山方面より、電車でしか行ったことのない難波は知らないのです。
花博ばかりも何なんで、途中まで定期を使って、中央線から南側をスマホナビ片手にてくてく。
一駅歩いてグリコ。ここから続きってことで。
花の代わりに、立体の看板を撮っていく。
ランドマーク的なものは知っているが、それぞれを歩いて繋いだ位置感覚がないのです。
ご存知、かに道楽。
チョウザメの釣り堀。デートにどうぞ。
食い倒れの人形、こんなに小さかったかな・・。
デカいのが沢山出てきて感覚がおかしくなってるのかも。
金龍ラーメン。
深夜に食った記憶しかない・・。
午後遅くも繁盛してました。
今度、食いに来よう。
ありっ? 二匹目の蟹。儲かってまんなぁ。
この牛、神戸にもいました。
金龍ラーメン2店目。
蟹、3匹目。
かに道楽、日本人より完全にターゲットは外国人。
蟹ブイヤベース。
新婚旅行だなんだで浮かれた外国人をゲットしないと、たまのお祝い程度に利用する日本人相手では成立しないのでしょう。
終わっちったよ、道頓堀。店に入らんかったら一瞬だな。
で、次なる場所は黒門市場。
スマホでナビルとほんの十数分。
マグロ。実物大。
前に大勢で来た時より、高額商品多し。
とにかくいろんな食材があった少し前と違って、高額食材を全面的に押し出してます。
海老、かに、ウニ、テイクアウトのBBQ。
同じような店が何件もしのぎを削ってます。
プロの料理人が珍しい食材を吟味するようなシーンは想像できません。
異国で財布のタガが飛んでいる外国人狙い。
特に1割の裕福層が1億人いるという中国人目当てでしょう。
日本人が気軽に買い食いできる感じじゃありません。
店員はバイリンガルが当たり前。
あちこちで、海外旅行者相手に一生懸命説明しているのを、はたから見てる感じ。
かといって、割り込んでまで、買おうと思うものもなし。
店員もちらっとこっちを見て日本人と分かると、どうせ金額見て買わないんだろ? じゃあ、邪魔しないで。
と言った雰囲気まで感じます。
クエ。実物大。
タイ。少々盛ってます。
春の日本の食材。たまにあってホッとするけど、客はいない。
買って帰って加工する必要のある物を、外人は買わないから。
タラバやイセエビをBBQ。
乾物もスルー。
イセエビ。これは盛りすぎか。
牡蠣、色々あって旨そう。
一個ぐらいは・・・、と思いましたが、一個が最近の昼飯代と同じでした。
私は、アウェイ。エイリアン。
フグやさん。外国人には見た目で旨そうに見えないし、テイクアウトのイメージがないので、誰も寄り付かない。
すげーぜ、この値段。
原価引いて3つも売れたら、バイト1人の日当が出るでしょう。
もっと売れたら・・・。
頑張れニッポン。
オリンピックだけじゃないぜ。
あれは外貨獲得どころか金が出ていくけど、こっちは足元に落ちるのです。
自分がエイリアンと思ってましたが、がぜん見かたが違ってきました。
スポーツ観戦で、外人相手に大活躍する日本人を、応援してるみたいです。
フグ。親戚のマンボウはもっと上がいる。
昔ながらの日本人相手の店が端っこに。
鶉卵の入ったイイダコ。
これぐらいは食わないと・・・。
というか、商店街最後の店にようやく参加できる店が。
と思った瞬間、婆さんに串を持たされていました。
ヤラレタ感はありますが、味は最高。
この調子で、外貨獲得、頑張ってくれい。
水だこ。実物大。
道具屋筋もありましたが、外国人が結構出入りしていて、なんとなく想像できてしまい、スルー。
ちょっと、ほっとしたくて、緑のある難波パーク。
映画見る予定はなかったんですが、スピルバーグの最新作、レディ・プレイヤーが始まってまだ3分。
ここでようやく、財布のタガが外れたてくてくでありました。