ここで、同僚の山のメンバーに遭遇。定年をだいぶ前に迎えた方です。
皆と歩くと休みのタイミングが取りにくいので、一人、マイペースで山を楽しんでいるとのこと。
しばらくこの方の100mほど後を歩いてましたが、距離が縮まらなかったので、自分のペースがそうなんだ・・。
気持ちを取り直して、琵琶湖の内湖を見ながら稜線歩き。
雲って、写真がスカッとしないけど、なかなか気持ちのいい道です。
最後はあの山の稜線を伝うとのこと。
げっ、また登り? と同僚に文句を言いましたが、目線が斜め下なので、錯覚です。
等高線を見るとすべて下り。
いい加減疲れてきたときの登山あるある。
ツツジがちらほら。結構な赤土の激下り。雨が本降りになると厳しいはず。
反対からデカいザックで登ってきた人と挨拶しましたが、尊敬してしまいます。
あっちはガリバー村方面。
下るはこっち。左の山の山腹を伝って、車が置いてあるあの街まで。
下れど下れど近寄ってこない琵琶湖。下っている実感が掴めない。
登る前、休憩入れて6時間? と言ってた時間で、この山中・・。
樹林帯も高度が下がると花もなく、湿度が増していく。
写真も撮らずもくもくと下る。
最後の急下りで、最後で最大のイベント、楊梅の滝。
いきなり滝壺に出るので、出会いがドラマチック。
結構でかくて1枚に全景が収まらない。
最後に気分が高揚し、そのままなんとなく下る。
道なりにまた急こう配を上がり、最後の最後に汗だらだら。
そのつもりはなかったのに、滝見台に上がってしまいました。
最後にルート間違いの落ちが付いたけど、
滝の全景は滝壺からは撮れないので、良しとする。
ようやく舗装路。だらだら歩いて30分。北小松駅17時。
ヤマップ見ると、稼働時間なんと8時間・・。
距離は11km、高低差は950m、累積標高登り2100m下り2500m。
累積標高はマユツバですが、それだけ歩いたから時間がかかったと言い訳に使いたいぐらいの疲れ様でありました。
後は、比良とぴあ寄って、カキ氷食って、風呂入って、うどんを食って、帰ったらあとは寝るだけ。
滝に始まり、琵琶湖をめでて、滝に終わる。
近寄らない琵琶湖に腹を立てたりしたけれど。
なかなかのコースじゃないかい? のてくてくでありました。