シルバーウィークでたぶんいっぱいかもと思いながら、桃の木山の家に電話すると、あっさりok。
車は登山口まで入れて駐車もたぶんoK。 んじゃあと、一泊3食で予約。
二度寝するわけにはいかないので、6時出発。
スマホのナビも、一発検索では高速利用で4時間半。 でも検索を途中で区切れば3時間半。
途中、全面通行止めと4トン以上通行止めのややこしい道も地元の人に聞きながらクリアして、3時間半で駐車場着。
あとせいぜい3台のところに無事駐車できました。
9時半から登る。
いたるところにこんな鎖場が出てきて、最初からさくさくいけない。
吊り橋は逆にホッとする。
鎖場から見る谷底が遠くなっていく。
ガタガタしてるので意識して足をあげる。 私のように上げているつもりで上がってない人は要注意。
躓いて、たたたっとなると、ひゅ~・・・。 ってことに。
千尋滝。
逆光で眩しい。
紅葉の頃は見事なんだろうな。
見る角度でそうなんだけど、崖のトップから水が溢れているように見える。
シシ淵。
ニコニコ滝が覗く。
大休憩スポット。 空気がヒンヤリして日向がお勧め。
下流側の淵が覗く。
小さい滝があり、温泉が混ざっているのか、ちょっとここだけ空気があったかい。
ニコニコ滝。 全景入らず。
滝や川ばっかり見てるけど、上を見上げると断崖絶壁。
どう工夫しても、縦にすべてが入らない。
ようやく桃の木山の家。
14時20分着。
たった6kmだけど、鎖場を含め、巻き道のアップダウンが多くて、休憩含めて5時間近くかかりました。
ネットの地図では、初日に行けるだけ行こうと思ってましたが、もう十分です。
ココが一夜のマイスペース。 富士登山小屋に比べると旅館であります。
自分はいびきをかくけど、耳栓はちゃんと装着して寝ます。
谷を眺めて、まずは一杯。
風が最高で、16時まで外のベンチで寝そべってました。
紅葉の時期のほうが人気らしいけど、外でゴロゴロしたい向きには、今でしょ。
風呂で汗を流して17時に飯。
後載せカツカレーに、ビール二杯目。
残ったビールのアテに、カレーを少しお代わりしました。
小屋のスタッフや来たことのある人にいろいろ聞く。
2つ上の堂倉滝まで往復5時間。帰り5時間なんで、6時半からだと16時半・・・。
私のペースではスタッフもあまりお勧めではないし、過去に来た事のあるご夫婦は、七ツ釜の滝までの往復がお勧めとのこと。
ま、周りが行くならいやでも行くけど、行かない人が周りにいると内心ホッとする。
水のペットボトルだけリュックに入れて、七ツ釜滝。 3段の中に青い淵。
日本百名瀑とのこと。
縦走で大台ケ原へ行かれる方とはここでお別れ。
神奈川や岡山から来た人は大台ケ原に車を止めて、昨日1000m下って小屋宿泊、今日1000m登りなおすとのこと。
タフというか、他に方法無し。個人の車で縦走すると、車の回収が一泊仕事になってしまうのです。
大台ケ原と大杉谷の間をピストンするバスかなんかあれば便利だけど、そうなると今度は混雑するんでしょうね。
不便だからマイペースで楽しめるともいえる。
鎖場が人で渋滞して数珠つなぎだと厳しいものがあります。
この次の光滝は40分なんで、往復1時間20分プラス・・。
やっぱりここで折り返す人が多いようです。
見残した光滝と堂倉滝は、林道に車を止めてアプローチもできるとのことで、また今度・・。