琵琶湖博物館がリニューアルされたので息子といってみた。
第二京阪使って、1時間程で行けます。
琵琶湖湖畔では、ディキャンプやバーベキュー、バス釣りのおかっぱりと、結構賑わっていました。
車で通るだけですが、気持ちいい場所です。
まずは企画展示から。
琵琶湖は水深100mほど。25mより下は夏でも10℃以下。
ビワマスも結構広い範囲でいるのかも。イトウとか、色々なマス類も放流すると住めるのかな。
こういうことを想像するぐらいは、許されるでしょう。
おやにらみとか、他での絶滅危惧種を琵琶湖に放すと外来魚。
近い種はハーフが生まれて、固有種がいなくなるとのこと。
人間はグローバル化だ、恋愛は国を跨いで自由だ、と言ってハーフ、クォーターなど、どんどん混ざっていくことに、誰も反対しないのに、
生き物は、特に特定の場所にいる固有種は、ハーフとかにしてはダメだと人間が言う。
遺伝的攪乱による絶滅が起こらないようにしようとのことですが、純粋の日本人がいなくなることを誰かが止めるのでしょうか。
最後の純日本人女性が、男前のアメリカ人に恋しても、ぶさいくな純日本人と結婚しないといけないのでしょうか。
多様性の保全はあくまで、人間が介在して種を減らしてしまったことに対する反省。
大陸がつながった結果、種が絶滅することは、ただの歴史の事実として淡々と述べるだけ。
絶滅危惧種のタナゴが口を聞けたとして、混血になって病気に強くなるとか、悪い水質に耐えられるとか、
カラス貝でなく、空き缶に産卵できるように進化できるとしたら、純血を維持したいのかな。
固有種を減らさないことは、人間だけの自己満足になってないかな、なんて、考えてしまう。
パンダも人間受けするから繁殖の手助けをするのてあって、醜くて山で人を食う動物だったらとっとと絶滅させたと思います。
昼は天丼。
左がビワマス、右がバス。バスは自分で釣って食ってた味を思い出しました。
ひと手間かけるとすると、一旦冷凍すると、更に口の中で感じるバス独特の香りが無くなります。
タレは半分でもいいかな。
冬に水温が下がると、全層で入れ替わります。
なんと、2019~2020年は暖かくて、入れ代わりが不完全とのこと。
ビワマスやバス釣りにどう影響するかは、これからとのこと。
田んぼの水路を魚が通れるようにして、そこを通った魚の数が、袋に書いてあるとのこと。
環境保全がコメの付加価値に。
これを見ると、昔、ゾウやワニが湖畔にいたように見えますが、そのころは殆ど湖はありませんでした。
今の湖の大きさはもっと後世の話。
メバル釣りなどに欠かせない、生きたエビは琵琶湖産もあるとのこと。
鮎の友釣り用の小鮎の捕獲。案外地味。
全国に出荷されるのこと。
そんなに沢山この漁法で提供できるのでしょうか。
各川に、天然は天然で居るのですよね。
A展示B展示とみて、C展示の前でもうすぐ閉館。
16時半は早くないですか?
職員に促されて、水族館だけ速足で見ました。
タケバスの姿が見えません。
前回はランカークラスがいたと思うんですが。
アメリカの淡水。
バイカル湖のアザラシ。
アフリカ、タンガニーカ湖の多種多様に進化したシクリッド。
食用として移植されて、種の多様性を脅かすナイルパーチ。
どこでもそうだけど、移植された生き物に罪はなし。
捕って食われるのだからむしろ被害者。
日本で私たちもアフリカ・タンガニーカ湖産魚のナイルパーチを「白身フライ」として相当食べてます。
お弁当用に買ってませんか?「魚の白身フライ」
その餌は、海のイワシとなでなくて、上の写真の綺麗な淡水熱帯魚達です。
でも、自分で釣ったシイラのフライより、確実に旨いんですよね。
C展示は前来た時は、ダムや治水の話。
まあ、あまり違いはないでしょうけど、
良くいく宇治の天ヶ瀬ダムの重要性など、勉強できて有難味が分かるのでお勧めです。
ゆっくり見るなら、3時間は必要な琵琶湖博物館でありました。