シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

ハナダイ

2007年07月30日 | 釣り
1年越しのジグヘッドえびテンヤで、まずはマダイの親戚1匹。

サイズアップの前に、すでに世の中はフラフラ、インチクの時代。
テンヤを極める前に、お手軽さに負けて、ついフラフラと流されていく。

流されるくせに、無意味かもしれない自分流の手製からはじめてしまう。
それが遠回りと気づくころには、へたすれば、次の釣法、道具が流行っている。

今年中に、なんとかキラキラで、狙ってタイを獲りたい。
その他、錘を換えてキャスティングにも使って魚種拡大をもくろむ。

青ハタ君

2007年07月30日 | 釣り
青ハタ君の青い目。
テレビでどこも青くないのに青ハタ、といってましたのであげてみました。
生きてる間だけですが、こんな目をしてます。チビほどきれいです。

後ろに見えるのはパラアンカー。
カヤックで水深50mのライトタックルを可能にしてくれるアイテム。この大きさでもばっちり効きます。


夏休み

2007年07月24日 | 釣り
 来週、再来週は用事で行けない。しばらく行けない後は、イケナイ高知遠征。

 最近形だけになりつつあるカヤックでのアカメ狙い。今年の予定は、発砲スチロールの手製デカバイブレーション。サビキでゲットのボラの呑ませ。
 前回はFRPカヤックが太鼓のように音を響かせるので、パドルからロッドへのもちかえで魚が散っていたと思う。流れに逆らったり、さ迷う時間が大きく釣り時間が短かった。
 今回はシットオントップとアンカーで定点確保。ルアーに固執せず、定点で二刀流を試したい。浅いところが多いので、フィンが心配。竹の棒で底を小突きながら進む必要が出てくる。

 河に魚っ気がないとあっさりK島へ。ジグでカンパチ、アオリイカのゲソでタイやオジサン、フエフキダイ、その他名前の知らない色々な魚。民宿経営の飲み屋さんの晩飯が楽しみ。最近はこっちが本命。

 但し、高知にいったん足を入れると、ガシガシ考えてたことがどうでも良くなってしまう。目覚ましを知らずに止めて寝過ごしても、自分に腹が立たない。寝ている間にアカメが釣られても地団太を踏まない。時間いっぱいキャスティングし続けるとか、まずできない人間になってしまう。一通り、知った人の顔を見て少しだけ話しをして、他は何も成果なしのときもあった。それでも不思議に満足してしまう。そういう意味ではお勧めである。

お見送り

2007年07月24日 | 釣り
お見送り

 撤収途中、漕いでいると、上から10m付近でちらちら反応が出るが、ストップしてサビキを入れるころには反応が消える。ジグでもいっしょ。無視して漕いでいると反応が出て更に浅くなってくる。うしろでバシャッと音。ふと横を見ると30cmほどのツバスの群れ。触れるくらい近くに左右それぞれ見えている範囲で10匹ほど。

 自分に害がなくかつ大きい生き物にくっついて、身を守る習性だろう。食っても旨くないし、漕ぐ速度を落とすとたぶん散ってしまうだろう。こっちの魚は釣りでなくデジカメで獲る。なんとも説明なしでは分からない写真。

 そうこうしているうちに、カタクチの群れに浮気して宴会を始めている。無邪気ですばしっこく、したいほうだいな感じが溢れている。大きくなって魚探にしっかり映って、自分が落としたジグにがっぷり来て欲しい。

キラキラの効果確認

2007年07月24日 | 釣り
③キラキラの効果確認

 いつも艤装を含め、参考にしているマイボート釣りの雑誌の中に、カートップボートの巨匠がフラフラにワームと青イソメをつけて効果を挙げている記事があった。

 こっちはキラキラに鯖短冊で挑戦。キラキラ12cmに鯖を足して15cm以上のサイズ。インチクも錘をあわせると同じぐらいだから気にしない。ユルユル巻き上げると反転流で鯖短冊単品より明らかになまめかしく動いている。

 最初、鯖なしでアコウゲット。自信はついたが、鯖を付けると当りが急増。鯖がなくなってから時間があれば、単品で攻めることにする。あちこちでアコウ4、ガシラ4、メバル1。ベラは鯖なしでもキラキラを齧りにきて掛かってしまう。数は少ないがサイズはすべて納得サイズ。帰ってからの処理も楽だ。鯖単独だと浮き袋が飛び出したガシラが、大小ゆうに15~30は釣れてくる。ビッグベイトはガシラとくたくた親父に優しい。

 仕掛けはジギングそのまま。スナップ以降、ホゴ用棒錘20号、より戻しとリーダーはフロロ4号40cm。キラキラは30ポンドナイロンで針、キラキラ材を連結し、複数作りおきして、ループツーループでリーダーと連結。多少針が口の中に入っても30ポンドリーダーが頼もしい。針は時々ツメに立てて確認し、砥ぎ直しする必要あり。

 中層の反応の後、タイらしき段付きの引きで、しばしドラグでやり取りするがバレた。タイは釣れたことはあるが、きっちり狙って釣ってみたい。その他、穴に飛び込まれること2回。すべてとっていれば納得サイズ12匹のはず。

 グリグリガチャンではできるだけ短く早く動かすので、ストップに当たりが集中する。その際の異変のキャッチ、飛び込む直前のカウンター合わせには自信があった。でもこの釣りは、上まで付いてきても怖がらないサイズの魚が選べる半面、ごそごそ当たり続けるので、どこでカウンターを仕掛けるかが分からない。へたに合わせると続きがこないし、ほっとくとぎゅぅぅとティップが入る。魚の重さが乗ると確かににんまりするが、「もうええんか、ほんじゃああげるで」って感じである。そのうち、着底直後の緊張が緩んでしまい穴に飛び込まれる。

 ピタッと止まった餌を口に入れたらしい「ん?」と、穴に持ち込む直前を察知してカウンターで「ドスンッ」。ルアーか餌かでなく、何がゲームかというとこっちに軍配が上がる気がする。潮がゆるい中、グリグリガチャンにキラキラを使って底を刻みまくるとただのゴチャゴチャになる。反転流板だけサバの上につけるか、幅広の素材を少数つけるのもありだろう。

 ルアーにこだわる場合はどんなワームでもいいと思う。スロー、バルキーが欲しい場合は、ワームボリュームやキラキラ材の密度を増すより反転流板を1.5cm角よりでかくすると、モワモワと動き幅が太くなる。反対に早く引いてぴりぴり動かしたいときは、1cm角より小さくする。

 キラキラ材長さ、大きめにたくさん作って、現場で泳ぎを見ながらはさみで刈り込む。一日通して5つ消費したがテレビを見ながら余裕で作れる。写真の口元のそれは品祖に見えるが、泳ぎのボリューム感は幅2cm近い。

7月22日 海をてくてく

2007年07月23日 | 釣り
7月22日 海をてくてく
 またまた日本海。177で天気確認。曇り。最高気温25℃。ヤフーサーフィンで風確認。一日中濃い青(最も弱い)。これが従来のGOサイン。最近ある意味、前のシーカヤックで得た楽しむための判断基準が狂っている。

 今回はテーマ3つ。
①小アジ呑ませの大物ゲット。
②パラアンカーを使わない点の釣り。
③キラキラの効果確認。
 天気は予報どおり。たまに太陽がでると強烈に日が差し込む。そろそろ日中の釣りは厳しい季節。風は微風、潮は動かない。本来の夏の日本海のイメージ。

①呑ませ釣り
 まずは、呑ませ餌キープ。水面に波紋のエリア発見。サビキにかかるのは5cmぐらいのカタクチイワシ。呑ませには使えない。それを目当てのナブラ発見。追う側の魚も大きくない。ベイトタックルで100gのジグを打ち込むとシーンとなった。まあ当然か。サビキタックルはあっさり後ろで控え選手。

②パラアンカーを使わない点の釣り

 潮が止まっているので、かってに期待薄と判断してスパンカーを調整してみる。
今まではスパンカーを閉じた状態でまっすぐ固定すると、風に対してずれだして最後は横を向く。パラアンカーと併用すると風に立つため、そのまま釣りモードに突入していた。

 スパンカーを開くとどうなるかは実は未確認。ラチェットで荷を固定する滑車の小さいものを買い足して、試しに30度ぐらい開く角度で固定してみる。ちょうど自分の体と同じぐらいの幅。するとあら不思議。どんなに風の方向が変わっても、どんぴしゃ風に立つ。少し角度が変わっても風に当たる側の帆が、風に対して急角度で露出するので即座に修正の力が働くみたい。これぞスパンカー。まっすぐでは修正の力が弱く、真横に向けてしまう力に負けてしまっていたのだろう。
 
 自分の船はドライスペースを確保するため、水面より極力高くしているとカタログにあったが、横向きにされる要因が強いと逆読みできる。他社の釣用シットオントップが横から見て凄く薄っぺらいのも理解できる。設計思想はメーカーそれぞれ。

 スパンカーは、見よう見まねでマイボートの方のホームページを参考にして作ったが、ちゃんと出来ていたのだ。使えていなかっただけ。午後少し風が強くなり方向も定まらない中、操船はラダーをまっすぐにしたままで、チョコチョコと漕ぎ足すだけで前に角度がついていた糸がまっすぐに立つ。流される速度も正面から見ると面積が増えてないせいか、気にならない。手漕ぎでもメリットはあると思う。

 知らずに損していたことはあまり気にしないタチだが、用意ができていながら、理解がなってない上での損は、この年になるとちょっとショックである。結局本日はパラアンカーの出番はなし。

 写真は程よい追い風でかってに開いて帆走の力を借りている状態。左右に走っているのは開ききらない為のロープ。向かい風だと左右のロープの固定位置までしぼんで落ち着く。最後端の太いロープを張るとポールが固定され、かつ張ったロープで帆が反対に回るのを防止。最低まっすぐの風見鶏状態。緩めると自在に回り込んで横風の力を逃がす。更に強風追い風時は、進行方向がふらつくので、手で手前に倒す。ポール基部はコーナンの手作りコーナーにある折りたたみ机の足1つ。ひっくり返して、左右2点を積荷ロープとカヤックのロープ穴を使って半固定。ポールの前後方向はロープを最後端の滑車を通して、コクピット付近で仮固定。左右の細いロープは合わせて引くとスパンカーの角度が広がり、緩めると両サイドのバーの重さでまっすぐ後方に下がる。

7月16日 大日のマイカルてくてく

2007年07月16日 | 散策
7月16日 大日のマイカルてくてく
3連休なのにイベントらしきものがないと、子供からクレームが来た。
宿題を先に済ませる条件付きで、16日朝一、ポケモン映画を約束。今までは茨木マイカルであったが、距離半分のところに大日マイカルができたのでそこに行く。カーナビでは未だ電気メーカーの工場である。
 9時に入場券売り場。すごい列。10時スタート狙いのはずが、17時スタートも残りわずかの放送。まずダメ。日を改める。毎年恒例の映画であるがこんなのは初めて。台風で人の外出が連休3日目に集中したのが原因だろう。遅い朝ごはんのハンバーガーを食っていると歩いている人が気付かない程度の地震。帰ってからのニュースで、映画の出直しだけで不幸と思ってはいけないことを知った。阪神淡路大震災の後、大きいのが来たからしばらくないと勝手に思っていたが、新潟は少し置いてまた大きい地震に見舞われている。タンスの固定ぐらいやらないと。日記を書いている間に雨が降る。人命救助以外、危ないところは近づくな、しばらくほっておいて後でやればいい、と個人的には言いたくなるが、生活道路、ライフラインにかかわるところでは、そうも言ってられない。復興作業で二次災害が出ないように願うしかない。
 いつもの軽く無責任な日記が書きにくい。
写真はショッピングモールの面白雑貨で買ったラムネ。映画がダメだったので何かイベント要素が欲しかった。カレー味とわさび味。
カレー味は香りだけはしっかりカレー。コップを近づけるとはっきりカレー。飲むと甘め控えめのさっぱりした別の味。後味というか後の香りはしっかりカレー。子供といっしょによくできてると関心する。味までカレーでないところがスゴイ。
わさび味は、香りは青い色のサイダーそのもの、味は青い色のサイダーの飲み残しに氷が解けて薄くなったような味。わさびのわの字もない。なんだこりゃっとなって、ラベルを見るとわさびは使っていないと成分表以外に大きく断り書きがある。そこに落ちがあったのか。でも面白くなくてわさび味は子供と押し付け合い。
 他に、ラーメン味ドロップ、マヨネーズ味ドロップがあった。これは次回映画の帰りの楽しみにする。
 日記を終えた直後、17時25分、大阪でもはっきり地震。人事ではないかも。

7月15日 何もなしの3連休

2007年07月16日 | ハンドメイド
7月15日 何もなしの3連休
 台風の影響で、釣りはもってのほか。16日出撃予定のマイボートの方もおられるが、カヤックで真似はまず無理。

 最初、海でシーカヤック釣りを始めたきっかけは岸からのメジロ釣り。場所は加太の激流。岸からはもともと確率の低い釣り。日が昇りきると一人また一人と、撤収していく。そんな中、少し沖が岸より絶対長い時間チャンスがあると考えた。入り込むタイプのシーカヤック、魚探なし。ソルトワールドが年4回発刊でPEラインやアシストフックがまだ特集記事程度だった。ナイロンラインとトリプルフックのジグの組み合わせ。パラアンカーも知らなかった。パドルからロッドに持ちかえると、景色が変わりだす。ジグがヒラヒラ落ちるより早くこちらがサーッと遠ざかる。糸は真横に伸びていく。百発百中根掛かり。ナイロン16ポンドがゴムみたいに伸びて20m下の根掛かりが切れない。岸から投げるポッパーにメジロが連れて歓声が上がる。自分は地球にリリースしてもらうのに四苦八苦。ラインを結ぶ間に300mほど流されて、ポイントに戻るとまた根掛かり。

 一回行くと疲労とボーズで相当な敗北感。挑戦したハードルが高すぎて、改善どころか逆にカヤック釣りが億劫になってしまう。当時仕事が忙しかったこともあり、出撃は年5回もなし。

 結局、青物は朝だけであり、それだけで帰るにはカヤックは準備、片付けが不釣合い。暇つぶしにと、バスロッドとゴカイで五目釣り。ベラ等が頻繁に当たり、同じサイズだとバスより絶対に引くのに驚く。その内、PEラインを使うようになり、場所も海峡のようにきついところから、少しのんびりできるところに進出。行く度に場所を変えて釣果より変化を楽しんだ。
 エソは和歌山が名産、どこへ行っても手製バイブレーションでよく釣った。30~60cmが集まっているところを見つけると30匹以上ほとんど連発となる。ボトムパンプでは食わない。途中でフォールを入れず、ピタッ、ピタッと止めを入れるとドンッと掛かることが分かり、楽しくて一時期エソ専門に狙う時間帯を決めていたほど。一般に外道といわれる魚でも、釣れると楽しいことが改めて判った。

 ショアの青物と冬の大型シーバスの確率を上げられなかったことに対するひとつのエスケープから始まったが、ターゲットや釣り方を絞らないと、一日遊べることが判明。そちらの意味のほうが、自分では大きくなっていく。

 前のカヤックはクーラーが積めず、網で魚をキープするので、接触に弱い魚は網でこすれてすぐに死んでしまい、鮮度が保てなかった。朝釣ったヒラメやアジがグニュグニュで、即煮付けになるのはなんとも悲しい。
 シイラを釣っても徹底的にダウンさせるまでフックを外せないのでキープ。でも今度はストリンガーでつないでいる状態が怖くて即撤収。肉はぱさぱさで量が多すぎるので子供からは禁止令。
 だんだんと網に強いアオリと根魚がメインターゲットとなって行った。

 写真上は、メタルバイブレーション。ローリングしながら少し斜め上に上昇する。最初水底付近を横から見た八の字アクションで使うつもりであったが釣れない。ストップを入れながら上へ上へと上げると釣れる。シャンクの短いシングルフックを縦でなく横に向かせるのがミソ。下から横咥えした時に下顎か上顎にばっちり掛かる。7号錘で30m程の水深にマッチする。ハマチも2本取っている。しゃくらないので楽だが、抵抗が大きいのでカヤックのヘリにロッドを当てて使う。

 写真下は、前回メバルを釣ったキラキラ。材料はダイソー。すでに細長く切った形で手に入る。そのままで引いても水中でペタンコ。市販されているフラフラの錘にはいろんな形があるように、形に決まりはない。真ん中に反転流を起こす一工夫を前に施す。すると水中でモアモアと動いて写真の数倍に膨らんで見える。単体では水中抵抗が殆どないため、インチクのタコに光ものとして追加するか、まるまる代わりに使って動きのピッチを変えるのにいいかもしれない。