世間を騒がせている「フジテレビ」、遅ればせながら記者会見について考えました。
フジテレビ、社長・会長が辞任の一方、日枝相談役は留任 企業風土つくった「遠因ある」と第三者委でも調査へ 東京新聞
週刊文春側が一部報道の訂正を行いました。
12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていた部分について「その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の〝延長〟と認識していた』ということがわかりました」
このことから清水新社長は、週刊文春に対し訴訟の可能性を匂わせたとか。
確かに訂正のタイミングが遅かったり、文春電子版での訂正だったりと、訂正報道としては伝え方が雑だったかも知れません。
「間違いは素早く謝罪し訂正する」・・・社会への影響の大きさを考えれば、この姿勢は大切だと思う。(その点、公務員の無謬性などは阿呆な慣習だと思うし、前回書いた官僚の姿勢などは論外だと思う)
今回は、女性セブンの記事の後追いで、勇み足があったのかもしれません。
ネット社会で情報の波に飲み込まれないようにするには、情報ソースの確認が必要だと実感しているが、私の中では「文藝春秋」は信頼しているソースに位置づけられていました。
だから、この件により、「文春砲」の実績に対する評価が下がって欲しくないし、社の取材対象に対する矛先が鈍ったりしないで欲しいと思っています。
清水新社長には、今回の訂正で鬼の首を取ったように騒がないで、まずはフジの足下を正すことに精進して欲しいと思います。
その姿勢が、ジャニーズに振り回されてきた日本のテレビ業界の膿を出し切ることに繋がる気がしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます