ワールドカップの裏で大きなニュースがありました。
国防とは一体何を指すのだろう
国防は「国家の体制」を守ることなのだろうか?
国家の体制を守ることが「国民の生命財産を守る」ことに繋がるのだろうか
国防が「国民の生命財産を守る」ことだとすれば、それは具体的に何を指すのだろうか
政治家の言う「国防」は武力攻撃に対する防衛に偏っているようですが、私たちの命を脅かすのはそれ以外にも沢山有りそうです。 どうするのでしょう。
思いつくことは例えば、(言葉が適切かどうかはわかりませんが)
1.敵国からの侵略から国土を守る ・・・いわゆる防衛武力の充実
2.外国との貿易から自国の利益を守る ・・・日銀をはじめとする対策や金融操作
3.細菌やウィルスなどから国民を守る ・・・ワクチン・新薬の開発支援、国民皆保険体制の維持
4.国民の生活をエネルギー不足から守る ・・・再生可能エネルギーなど自国でのエネルギー開発
5.国民を飢餓から守る ・・・食物自給力の向上
6.少子化高齢化から守る ・・・幼児保育・高齢者福祉・子育て世代支援対策
7.国内治安の維持 ・・・民度の向上と信頼される警察
8.日本を含めた地球全体を守る ・・・カーボンニュートラルなど
9.国民個人の権利を守る ・・・偏見・差別の撲滅
10.その他 まだあるとは思いますが勉強不足で思いつきません
与党内からも岸田首相の方針を批判する声が相次ぎました。
自民党・柴山昌彦議員「増税ありきでいきなり唐突に方針で無理やり決めていこうというふうにしか思えない」
自民党・西田昌司議員「防衛費の財源的には国債でいいんです。全く問題ないわけ」
与党の会議出席者からは「防衛を考えると増税を避けるべきではない」などと理解を示す声も出る一方、「年末までに1兆円の増税を決めるのは拙速だ」
など・・・。
反対意見を言っている自民党議員の反対理由を見ると、「1」のみを優先することが問題なのではなく、予算の捻出方法が問題で、突き詰めれば増税すれば選挙に勝てない・・・ということなのでしょうか。
同じ疑問を投げかけるにしても、その本質は全く別なものに映ります。
ウクライナ問題や北朝鮮のミサイル開発に乗じて、武器の充実こそが国防と短絡的に考える思考回路が理解できません。
戦争になれば武力に勝る方が勝つのでしょう。すなわち、武力を世界一にしなければ枕を高くして眠れないということです。それって北朝鮮の思考と全く同一ではないだろうか。
問題発生後の対処は「消極的問題解決」といえます。
問題そのものの発生を抑える「積極的問題解決」(いわゆる外交努力)にはどれくらい予算を掛けるのでしょう。
拙速に巨額のお金が動くときには、オリンピックやワールドカップで見るように、何らかの利権が絡んでいるとしか思えないのは考えすぎでしょうか。
勉強不足の自分ではありますが、何か釈然としないものが残ります。
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