先日選抜高校野球出場校が発表されました。
東海地区2枠の選抜について、元メジャーリーガーの上原浩治氏が噛みつきました。
個人の力量で選ぶなら団体競技じゃない!センバツ不可解選考は全く理解できない(上原浩治)
全く同感です。
準決勝(11/6) 日大三島 10 ー 4 大垣日大
至学館 8 ー 9 聖隷クリストファー
決 勝(11/7) 日大三島 6 ー 3 聖隷クリストファー
甲子園に出たい・・・という気持ちは、どこの高校球児でも同じ思いだと思います。
「個人の力量に勝る大垣日大か、粘り強さの聖隷クリストファーかで選考委員の賛否が分かれたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とした」
というが、「 迷ったら原点に戻って判断する 」ことが大切で、トーナメント上位校が権利を持つべきだと思うのです。
良く云われます「強い方が勝つのではなく、勝った方が強い」のです。
採点競技ではないスポーツでは、一発選考の方が良いんです。
なぜなら、相手を負かすことで評価されるスポーツの原点は『フェアであること』だからです。
五輪マラソンの代表決定でも、「グランドチャンピョンシップ選考会」が取り入れられました。
(パリ五輪マラソン代表選考でも“一発勝負”MGC実施決定 東京五輪選考導入で好評)
なぜどんでん返しが起きたのだろう。
①地区代表に実力校を出したい。
地区代表として、最強の2チームを派遣したい気持ちはわかります。
だから、シード校はどこの地区でもあるでしょう。
でも、もしその点を懸念しているのであれば、端からページシステムを導入しておけばいいんです。
野球の場合は、試合数を多くこなせないので、準決勝敗者同士で試合をし、勝った者と決勝敗者で試合すればいいんです。もし準決勝と同じ対戦になったら試合をしなくてもいい。
②素行などに問題がある
もしそうなら、教育の場であることを自負している高校野球なのだから、教育の良い機会と捉えれば良い。
高野連の方々の出番です。
兎に角、『フェア』であることが最優先です。
ここでも、昔の名前で大きな顔をしている老人が、かき回しているのではないかと心配になりました。
国政のように。