娘が参加している土曜日の(子供のための)日本語教室、昨日はあるつてで、特別講師を招くことができました。インディアナ大学芸術学部の先生で、日本で藍染の修業をなさったアーティストの方です。(アメリカ人です)
授業を行ったのは、キャンパス内にあるその先生の工房。藍の処理などについて簡単に講義をしてくださり、そのあとは実際に藍染を体験。嫁さんが娘といっしょに参加。縛ったり、輪ゴムを巻いたりしてもようを出すのですが、写真のとおり一つ一つ模様が違って、全部(10種類くらい)ならべると壮観でした。
片付け終わってみんな帰ったあと、少しだけお話を聞く機会があったのですが、ジーンズ等に使っている人工のインディゴの染料も物質的には同じものなのだそうです。ただ、処理の仕方等により、色の出方が違うので、この先生はホンモノの藍を使用。処理の仕方も、灰を使う(ポタシウムが多くて色がきれいに出るとか)など全て日本式。
印象に残ったことの一つが、藍の染料がかなり臭うこと。「発酵させてるって、つまりはゆっくり腐らせてるわけだから」とおっしゃってましたが、だから、ツボの中の藍の色素を使い切ったら残りはいわば堆肥。実際ハタケに撒くそうです。
徳島には藍住町というところがあって、私はデータを録らせていただいたことがありますが、修業をなさったのは、たしかお隣の板野町。この夏のフィールドワーク帰りに通りかかったのですが、旧吉野川の水が本当にきれいでした。
海外に、こうやって日本工芸を学び・伝えてくださる方がいるのはとてもうれしい。個人的にも、フィールドしている四国に、間接的にでももう一つ縁が増えたような気がする。徳島には、また滞在のチャンスをうかがってるそうで、実現するといいなと思います。
授業を行ったのは、キャンパス内にあるその先生の工房。藍の処理などについて簡単に講義をしてくださり、そのあとは実際に藍染を体験。嫁さんが娘といっしょに参加。縛ったり、輪ゴムを巻いたりしてもようを出すのですが、写真のとおり一つ一つ模様が違って、全部(10種類くらい)ならべると壮観でした。
片付け終わってみんな帰ったあと、少しだけお話を聞く機会があったのですが、ジーンズ等に使っている人工のインディゴの染料も物質的には同じものなのだそうです。ただ、処理の仕方等により、色の出方が違うので、この先生はホンモノの藍を使用。処理の仕方も、灰を使う(ポタシウムが多くて色がきれいに出るとか)など全て日本式。
印象に残ったことの一つが、藍の染料がかなり臭うこと。「発酵させてるって、つまりはゆっくり腐らせてるわけだから」とおっしゃってましたが、だから、ツボの中の藍の色素を使い切ったら残りはいわば堆肥。実際ハタケに撒くそうです。
徳島には藍住町というところがあって、私はデータを録らせていただいたことがありますが、修業をなさったのは、たしかお隣の板野町。この夏のフィールドワーク帰りに通りかかったのですが、旧吉野川の水が本当にきれいでした。
海外に、こうやって日本工芸を学び・伝えてくださる方がいるのはとてもうれしい。個人的にも、フィールドしている四国に、間接的にでももう一つ縁が増えたような気がする。徳島には、また滞在のチャンスをうかがってるそうで、実現するといいなと思います。
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