最近、いろんなメディアで貧困、特に子どもの貧困や貧困の連鎖が伝えられるが、この本はその結果ともいえる、子どもたちの高校中退の実態と彼らを取り巻く家庭や学校の状況を丹念にルポしたもの。
著者が今年3月まで勤務していた埼玉の県立高校と、中退者数が全国トップの大阪の府立高校での中退の実態が詳細に報告されていて、実数は文科省報告よりもはるかに多い。
中退者の学力の低さは時々聞いていたが、この本によると、高校で中退する子どもたちのほとんどは既に幼児期から親(を含む大人)たちにまともに保護されておらず、ネグレクト(育児放棄)も日常茶飯事。
睡眠や着替え、身体を清潔に保ったり、家族で食事をするという文化的な生活を送るための基本的な生活習慣を持っていないことが、長じるに従い、大きな学力差につながるという。
実は、いずれ社福士資格を取るとして、今のキャリコン資格とどう組み合わせて仕事をすれば自分らしさが出せるのか、自分なりの活動分野を探る目的もあって読み始めたのだが、結果は出ないまま。
まだ絞らずにいろということかもしれない。
著者が今年3月まで勤務していた埼玉の県立高校と、中退者数が全国トップの大阪の府立高校での中退の実態が詳細に報告されていて、実数は文科省報告よりもはるかに多い。
中退者の学力の低さは時々聞いていたが、この本によると、高校で中退する子どもたちのほとんどは既に幼児期から親(を含む大人)たちにまともに保護されておらず、ネグレクト(育児放棄)も日常茶飯事。
睡眠や着替え、身体を清潔に保ったり、家族で食事をするという文化的な生活を送るための基本的な生活習慣を持っていないことが、長じるに従い、大きな学力差につながるという。
実は、いずれ社福士資格を取るとして、今のキャリコン資格とどう組み合わせて仕事をすれば自分らしさが出せるのか、自分なりの活動分野を探る目的もあって読み始めたのだが、結果は出ないまま。
まだ絞らずにいろということかもしれない。