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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

し残しはいっぱいあるがとりあえず年末

2010-12-28 | 日記
今頃年賀状の宛名を書いている。
多分明日夜には投函できる予定で、これでも(元旦に書いてた)昨年よりは早いのだが、世間よりはだいぶ遅れてる感じ。
まあ、私の知合いの皆様には諦めてお付合いいただくのみ。

あと3日で新年とはどうも信じられない気分だ。
とりあえず年末の免許更新というややこしい仕事は無事事務手続き終了。
いつもの目薬は(新年休みに備えて)沢山貰ってきた。

正月気分にならない一番の理由は掃除が全くできていないこと、及び料理も全く正月らしいものを用意していないことに因るのかもしれぬ。
でも困ったことに到底そんな気分になれない。

とりあえず、今から考える来年への抱負は…。
①来年といわず今から1年以上使わなかったものはさっさとどっさり捨てて、もっと物を持たない生活を謳歌したい(これは本当)。

②2011年は運動習慣を身につけ、もっとスリムに、そして体力も手に入れる!
女っぷりに磨きがかかるかどうかは極めて怪しい。
(寝坊したら職場へスッピンで行く人間にはちょっとハードルが高い)

③もうちょっと真面目にテーマを決めて勉強(研究)に取り組みたい。
これは地位向上のため。
④そしてもっともっと仕事する(ワーカホリックになる心配は無用)。

しかし、それとは別に面白そうな企画ネタが2本。
何ぞ面白そうなことにクビを突っ込んでいないと面白くないと感じる我がサガゆえ、⑤来年は自分で何か仕掛けるのも良し。
1つは遊び、1つは仕事に関すること。

いずれもシニア活用がポイントだ。
この意義と面白さは、シニア研究を10年以上やった私だからできることかも?(というのは大抵の場合、大きな幻想だが)

こんなところで公言してると本気にならないとマズイので、それが狙い。

学生の力に屈す・・・

2010-12-22 | キャリアの周辺
ン十回めかのわが誕生日。
奇しくも今年最後の授業日だというのが何とも因縁。
ケーキを買うことも忘れ、いつも通りの日を送った。

ところで3限4限と無事すぎたあたりで、5限クラスの学生の「先生、今日は早く終わって!バイト入れてしまったんですぅ」「疲れたからはよ帰りたいんです」「しんどいから早く終わって!」と8人中3人から早く帰りたいリクエストが続々。

いつも屈していては教育上よくないと思うが、ほとんどいつも時間一杯までやっているので、今日は最後の日ということで超オマケしてやった。
ちょっと虚しいけど・・・。

あとで回収した振り返りシートを見たら、その学生のものには「先生、お誕生日おめでとうございます!」とショートケーキ1切れとメッセージが描かれていた。
ほろっとさせるやらちゃっかりしてるなと再度感心するやら。

そんなこんなでやっと今年1年分の授業が全部終わった。
ほとんど授業中は寝てただろうに、今日ちょっとマナーに触れたところだけ目覚めたらしく、「今日が一番タメになりました」と書いてきた学生も。
これも妙にしんみりさせる。

尊敬語やら謙譲語の区別も怪しい彼女らに、まだまだ伝えたいことは沢山あるのだった。

頑張りすぎてヨレヨレ

2010-12-18 | 日記
ちょっと駅まで走ると息切れする体力と、お腹周りにだぶついたお肉が気になり、一大決心をして近所のスポーツクラブに入会。

その昔、スイミングスクールへ週1ペースで通ったり、温水プールのウォーキング会員になったことはあるが、いずれも遠かったり、毎回利用料がかかったりして、本気になれないまま止めてしまった。

しかし今度ばかりは(体力に不安があるため)本気だ。
初回オリエンテーションとやらに参加、本来4人ぐらいを相手に行うはずが今日はインストラクターを完全独占状態。
やった!

初回計測を終え、いくつかのメニューをこなした後、ジョーバとウォーキングを追加して帰ってきた。
その結果、かなり疲れてヨレヨレに。
何と滞在時間は3時間半にも達していた。
初回から飛ばしすぎると後が続かない可能性がある。
気をつけよう。

今のところ週1回から2回行くのが目標だが、他会員の様子を見ていると時間のある限り通うというのが正しい利用法のような気がしてきた。

それにしても、都会に住み、エレベーターやエスカレーターを好み、できるだけ楽をして済む街を作る一方で、週末、スポーツクラブで黙々と一人トレーニングに打ち込む多くの人の姿は何か妙な感じがする。

さながら回し車を力一杯回す白ネズミと、動物園の檻の中を慌しく行ったり来たりする白クマと同じ気分といったらいいのか…。
スポーツクラブで運動するのは、白ネズミ+白クマになるに似たり?
この際、私も頑張って健康オタクを目指すことにする。

何をどう表現するか

2010-12-17 | キャリアの周辺
先日、ある大学で男子学生から、「僕は大学時代に打ち込んだことが何もないので、ESや面接で尋ねられても言うことが何もないんです。どうしたらいいでしょう?」と相談された。

こういう場合、私のすることはただ一つ。

ライターに戻ったつもりで、「ふ~ん、それは困るね~。大学時代に何もしなかったと思ってるんやねー。どうして?まあそれはちょっと脇へ置いといて、普段何をしているのか聞かせてよ?」てな具合に、本人に高校時代や、必要があれば中学・小学校時代のことなどさかのぼって色々尋ねていく。

聴いているうちに、何か「ン!」と思うコトが見つかったら、「どうしてそれをしようと思ったの?」「その時、どんな気持ちだった?」「他の人にそれについて何か言われた?」などと、事実の奥に畳まれた感情や経験、性格、考えたことなどに焦点を当てていく。

するとその辺りから大抵はユニークなコトがポロポロと出てくる。
この男子学生は大学生活に1本筋を通した考え方を持っていたので、それを中心に色々聴いていくと、かなりのボリュームのエピソードがどんどん見つかった。

「〇〇があなたの特徴じゃないの?△△をしたから××と考えたんでしょう?」と本人に確認すると、男子学生は「あ!」という顔をし、そして「すぐには上手く作文できないかもしれないけど、書くことが沢山見つかって嬉しいです。早速今夜から書いてみます」とちょっと明るい顔になって帰っていった。

表現すべきものが見つかったら、即うまく文章で効果的に表現できるかというと、実はそこにはまたまた深くて広い溝が横たわっているのだけれども、しかし「自分には何もない…」と思っているのと、「自分にはこんなに書くことがいっぱいあった!」と思うのとでは、本人のやる気が全く違ってくる(はず)。

社会人基礎力大流行り現象?を受けて、昨今の大学生の自己PRやら長所やらを書くシートには、これでもか!というほどの゛羊頭狗肉言語゛が並ぶ。

ほとんどがこじつけなので、大層に言う割に中身は単に学生の本分にあたることだったり、人として当たり前のことだったりするのだが、しかし、そうなっているのは書き方・見つけ方のちょっとしたコツがわからないからというのも大いに影響していると見た。

そして、今度は勤務校の女子学生から履歴書の添削を頼まれた。
彼女には気の毒だが、第三者の視点で読むと「あ~、もったいないなぁ~」と思うことしきり。
赤ペンで用紙を真っ赤にしてしまった。

尋ねている企業の狙いが明らかなのに、そこを全部スルーして、起こった事実だけをアッサリと書いて終わっている。
こんなESや履歴書を書いていては、永遠に企業に興味をもたれそうもない。

だが、自分の長所や頑張ったことは案外本人には見えていないことが多い。
これは何も大学生だけでなく、エエ年した大人も同じだ。
もちろん、偉そうにこんなことを書いている私も。

つまり、自己PRや頑張ったことというのは、゛自分では見えない自分の背中゛のようなものだからだと思う。
だから人と会話することで、他人の眼に映った自分(の背中)として、初めてしっかりと見えてくるというわけ。

自慢じゃないが、ライター歴20年の私にはこの種の仕事はかなり得意なことがごく最近わかってきた。
それは人援けする余裕があるということを意味する。

どこかで困ってる学生さんをもっと援けてあげたいなぁと本気で思う。
さしあたり、こういうのは『自己表現法』とでもいうのか。

今どきの学生は大変

2010-12-14 | キャリアの周辺
10月末現在の大学生の内定率57.6%(17万人)、高校生57.1%(8万人)だとか。
夕方のニュースでバスに乗って会社説明会に参加する未内定大学生が紹介されていた。
このご時勢、生まれた年度がちょっと違うと本人の将来設計に天と地ほどの差がでる。
不公平だ。

困ったことに、長年消費者サイドにいた彼らに働くことを想像させるのは容易ではない。
偉そうに言ってる私自身も、学生時代にそんな先のことまで考えていたかというと皆無。
その意味では今どきの学生は気の毒だし大変だ。

しかし昔の大学生に比べ、今の大学生の精神構造は相当幼稚になっている気がする。
自己PRの文章がかなり悲惨。
言うまでもなく、精神の発露とも言える文章全体もかなり幼稚だ。
最初の1行には大層な言葉が並ぶが、それを証明するエピソードは悲しいほど貧弱。
形容詞などの意味のとらえ方の問題もある。

そんな彼らも段々自分についての研究が進むにつれ、また企業研究が進むにつれ、等身大の自分を上手に描けるようになるというから、支援するしかない――。
責任重大な上、ハードな仕事だ。

目下、大学生相手の面接並びにグループディスカッション対策に奮闘中。


わがままな客かも・・・

2010-12-07 | 日記
反省を兼ねて書く。
ワガママな客とは私のことだ。

ここ数年ほど体力の衰えをひしひしと感じることが多かったのだが、根っからの運動嫌いなためなすすべもなく衰えるに任せていた。
そんなところへ、年の近い友だちが近所のスポーツクラブへ行き始めたところ、やみつきになった上、体調もすこぶる良くなった、何よりも筋肉がついてきたと教えてくれた。

そうか、運動に全く縁のなかった彼女がそれほど言うからには、そのクラブはかなり良いに違いない。
幸か不幸かウチの近所にも同じクラブがある。
早速詳細情報を得るべくTELしてみたのだが――。

電話に出たのは、およそそういう仕事には不向きそうな悪声のインストラクター。
いや、受付嬢か?
ダミ声を思わせる大きな声ががらがらと耳元で響き、なおかつ自社のメニューや広報などの詳細を知らない彼女が3度ぐらい「少々お待ちください」と待たせたところでかなり嫌気がさした。

入会はしても良いが(何しろ切羽詰っている)、まかりまちがってもコイツに案内されて入会したくないという思いがこみあげ、そそくさと電話を切った。
人様のことを偉そうに言える立場にないが、彼女は電話対応の仕方、および受話器の向こうで自分の声がどんな風に響くのかちゃんと知る必要がある。

これもカミサマからの、人のフリ見て我がフリ直せというメッセージかも?

頭のかたいのはダメよ!

2010-12-06 | その他
兄からのメールで、老人ホームで暮らす母の右足の(室内履きのような柔らかい布製の)靴が合わず、母がかかとを踏んだまま歩いていることを知る。
これは転倒の恐れが高くなるから危険。

実は今年に入ってからこの問題については家族と介護スタッフとの間で何度も相談・検討しているのだが、一向に改善の方向が見えない。
ホーム側の意見は「今の靴が履けないなら、もう一度医師にちゃんと診てもらい、重い補正靴を完全オーダーで作るしかない」ということのよう。

しかし、そんな重い補正靴など、誰も望んではいない。
どうせ値段もかなり高いのだが、イザ出来上がっても本人が「重い」とか「痛い」と言って履くことを拒絶すればそれで終わりだ。

ちょっと手芸の心得がある人ならすぐに解決策を出せるだろうに、とわが身の無能を悔しく思うが、ここは一つ、頭の柔らかそうな友人に相談してみることにする。

それで解決できる保証はないが、介護のベテランだった知人が以前、「介護に必要な道具はなかなかピッタリくる便利なものがないし、あってもべらぼうに高いから自分で工夫していろいろ作ってみるのが一番!」と話していたのを改めて思い出した。

なるほど、そういうことだったのか・・・。
皆、あたまがかたすぎるんじゃないのか、プロの介護職員だというのに――。

仕事考

2010-12-05 | キャリアの周辺
珍しく気が向いて、うず高く積んだままになっていた新聞や雑誌の類を捨てにかかった。
とはいっても折角のコレクション、捨てる前に欲しい記事をより分けるのも趣味。

そんなこんなで目に留まった記事の中に、一人の高齢女性の記事があった。
68歳で長年の夢だった定時制高校へやっと入学、4年かかって卒業後、今度は大学へ通って国語の教職を採り、72歳で母校の非常勤講師になったという。
現在は74歳で3年目とのこと。

気の長くなるような努力に頭が下がるが、案外、若い頃に経済的な事情等でどうしても進学できず、ひと通り生活が落ち着いたところでこのようなチャレンジをする人は男女を問わず結構多い。
毎年似たような記事にお目にかかるからだ。

それにしても、とかなり打算的になってしまった私は思う。
今もいろいろやってみたいことはあるが、その目的を達成したとして、何年その仕事に従事できるのか、そもそも投資が回収できるのか?といったことがひどく気になって、やるかやらないかを決めたりする、純粋とは言い難い私がいる。

多分、私の考えはすごく常識的なところだとは思うものの、もっと無心に「どうしてもこの仕事に就きたい!」とはどうしても思えないのだ。
「正社員がダメならボランティアとしてでもいいから、自分の能力を活かしたい」と思ったことがあるかというと、それも皆無――。

この辺が、私を小さな人間としてとどめている理由かなぁとも思ったり。
生活もあるからなかなか難しい。