PAPちゃんねるへようこそ!

PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

いっそメガネブログでも作るか

2011-05-08 | メガネ
このところ、物欲に取り付かれているんじゃないか?とわが身を心配していたら、さらに心配の増す案件が浮上。

3月初旬に今年のお気に入りメガネをゲットしたのだが、その後カタログを確認すると、私の買ったモデルの、テンプル(=つる)がオール赤のものが載っていた。

私のは赤×緑。
店長は「その型番の赤はその色(の組合せ)しかありません」と言うが、悪いことに別の店でもらって当時のカタログまで持ってる私である。
そこにはしっかり、赤×赤モデルが載ってるではないの!

実はプラスチック・メタル共、オール赤、黒×白、黒×赤モデルには目がない。
この色の組合せなら全てOKというわけではないが、ヨーロッパブランドの、上記の色やデザインの組合せは洒落てて、クリエイターたちの発想に惚れ惚れさせられるところ大。

そんなわけで半分本気、半分冗談で自分のメガネ運(?)の強さを試す気持ちも手伝い、「赤×赤モデルがないかメーカーに問合せてみて。あれば引き取るから」と強気オーダーをしたところ、1カ月ほどして店長からメールが来て「1本だけメーカーに見つかりました!」というではないか。

もちろん新型ではなく、入手不可能に近い4,5年以上ぐらいも前のモデル。
そんなわけでまたまたメガネとの忘れ難い出合いが出来そう。

(オタクレベルになってくると、何らかのインスピレーションがあって初めてメガネを買う。
その意味ではメガネとの出合い一つひとつに感動があるのだ。)

いっそメガネ専門ブログでも立ち上げた方がいいかもしれない\(^0^)/。

呉服屋のようなメガネ屋さんアリ

2011-05-01 | メガネ
メガネオタクは今日もわが道を行く♪

先々週末、急にとある店で見たメガネが欲しくなった。
といっても見たのはネットのメガネ屋さんで、2008年6月頃のこと。
そこは実店舗もあるので、多分その前から店頭にはあったはず。

3年以上も前のメガネを現在も入手できる保証は全くなく、どちらかというと有名メーカーになるほど売れ筋であろうとも、気まぐれを起こして急に生産中止にしたりする。
客のことなどあまり眼中になく、自分が作りたいかどうかが重要らしい。

その店に電話すると、女性店員さんがにべもなく、「うちではそのメーカーの扱いを止めました。ですから注文もできません」とのたまい。

ないとなると余計に欲しくなるから困ったもの。
梅田のデパートと、別のメガネ専門店にフランスへ問合せてくれるよう依頼したのが先々週末のこと。
そして、先週月曜日には両店から、「その型番は正規代理店では扱っていないことが判明しましたので、在庫確認をする以前に注文できません」と返事が。

さては並行輸入品だったのか・・・。
そこで思い出したのが、最初に問合せた店にいる男性店員さんのこと。

ときどき訪れてはメガネ談義をし、何本か購入もしていたので私のことをきっと覚えてくれているはず。
どういう経緯でそのメーカーの取扱いを止めたのか、欲しい物がある場合はどうすればいいかも教えてくれるに違いないと思い、電話した。

2度目にようやくつながった電話で、「某メーカーの○○というメガネが欲しいんだけど・・・」と告げた途端、彼の口から「ああ、そのメガネでしたら、ずっと前に川井さんが欲しいとおっしゃったので取り置きしていますよ」と、信じられない言葉が――。

私がそのメガネを褒め、いいなーと言ったのは多分2年以上前のことである。
そんないい加減な言葉を忠実に守り、しかもその後一度の催促もなく私のためにメガネを取り置きしてくれていた、そのことにただただ驚いた。
これって呉服屋さんの「お客さんの好みやと思て、(取り)置いときましたえ」というサービスにも似ているではないの!

そんなわけで、1週間ほどあちこち探したのに入手ルートが全くなかったメガネは、あっという間に私の手中に納まることになった。
まだ引取りには行ってないが、メガネとの出合いも一期一会だなぁとしみじみ―。
お気に入りのモノとの出合いも、また赤い糸で結ばれているのかなとも思ったり。

無事帰還(3)

2011-03-08 | メガネ
結論を言うと、注文していたメガネは買わなかった。
もっと欲しいのが見つかったため、予算の関係上削らざるを得なかったのだ。

私ぐらいのオタクになってくると、店を覗くのは「プライベート用に1本欲しい」とか「赤いプラスチックフレームが欲しい」といった単純な目的のためではない。
「私をステキに見せるメガネ」が欲しいわけでもない。

もちろん後者は大前提だが、言って見れば心に掛けたい゛something new゛を求めてると言ったらいいのか。
だから既に持ってるようなデザインは要らず、むしろ゛地味派手で、仕事にもギリギリ使えそうな(デザインや色柄のユニークな)ものが好みだ。

地味派手の意味は、日本人の着物のように表生地は地味柄なのに、裏地にウンと華やかな物を使い、チラ見せを楽しむことをいう。
以前も書いたかもしれないが、必然的にいいなと思うメガネはほとんどフランス製ということになる。

(イタリア製はデザインはオシャレだが、材質や仕上げに難あり。
ドイツ製は質実剛健を地でいくい感じ。ごくたまにいいなと思うのもある。
日本製は材質と技術はとても良いが、シャレ心が足りない印象。
デザインでは北欧をかなり高評価しているのに、ことメガネに関しては北欧はも一つピンと来ない。
ベルギー製はあるデザイナーのお陰でかなりとんがってる感じ。
アメリカ、その他製にはたまにはいいなと思うデザインがあるが、あくまでも一部。
もちろんフランス製なら全ていいと思っているわけではなく、良いなと思ったらフランス製だったぐらいのこと)

メーカーにはこだわらず好きなものを選びたいと常々思っているのだが、そんな事情により結構偏ってしまう。
今回ゲットしたのはテオと(J.F.Reyの一角を成すブランドの)BOZ。

私のメガネコレクションは、ごく一部を除いては仕事でも愛用しているので、またそのうち会う人ごとに「!」と思わせるのが楽しみ。

お陰で当分、メガネのために働かなくてはならなくなった。

近況雑感

2010-10-28 | メガネ
昨日、講師控え室で出会った金髪のセンセイ、見るともなく見れば、何と驚いたことに私と同じメガネではないの!
厳密に言うと、同じメーカー、同シリーズの、彼女はプラスチック+メタル、私はオールメタルというだけの違い。

向こうも私を見てすぐに気づいたようで、通訳を介して「オーッ!?おんなじ?それどこのメーカー?私もおんなじよ。(私は)ハンシンで買った」と言ってきた。
ついでに「(あなたは)どこで買ったの?いくら(だった)?」と尋ねてくれる。
ノリが妙に大阪のおばちゃんっぽくて笑ってしまった。

で、彼女のは金髪及びカチューシャに色味を合わせた、ごく淡い渋グリーン+茶系のマルチカラー。
私はというと、黒髪に合わせたというより自分の好み優先の、黒+白を掛けていた。

似合う似合わないはさておき、やはり小物は洋服などと一部の色を合わせると、途端にオシャレ感が増す。
不思議なご縁を感じて何だか楽しくなった。

彼女は老眼のため、メガネをかけて累進レンズを入れざるを得ず、そこからメガネが好きになったそうな。
他にピンク色やら〇〇やらを数本持ってると言っていた。

自分と同じ小物を持ってる人には同じセンスの持ち主同士、親近感が湧くからホント、不思議だ。

メガネといえば、来月1年半ぶりに東京へ出張する用事ができたので、3軒ほどメガネ屋のハシゴを楽しもうと思っていたところ、事務局から同じセミナーを大阪でも開講することになったと知らせてきた。

これはメガネを見に来るな(見たら欲しくなるから)という、神様の思し召しかしらん?

メガネ道楽再燃か?

2010-08-12 | メガネ
あまり人には知られていないが、実はファッションのテイスト、組み合せやらには結構神経を使っている私。
日頃雑誌等を見てセンスいいなと思った着こなしを、安いノーブランドから見つけてきてそれなりにまとめるのが実は得意だったりする。

一方、(これを言うと日頃の私を知る人にはその割に…と笑われそうだが)ヘアスタイルと靴にはそれなりに気を配るべしと思っている。
つまりカネをかけよという意味。
どちらも本人の価値観と流行への感度、財布状況が一目で見て取れる部分だからだ。

極論すると洋服本体は安物でもよいが、小物には特に気を配ること。
良く似合い、なおかつ上等な物を身につけられれば一番いいが、それがムリでも゛自分に似合う゛という一線は絶対譲ってはならない。
もっとはっきり言うと、ファッションに無頓着だったり、興味のない人は男女共に(よほど天分に恵まれれば別だが)成功しないと思っている。

本人に似合っている限り、どんなに洋服や小物が安物であってもそれなりにサマになる――というのが私の実体験と観察から得た揺るがぬポリシーである。
また、自分には初物となるテイストの洋服や小物を買ったときは、先ず家で普段着として着用し、見慣れてから初めて他所へ来ていくこと。

家で着用するのは自身の気恥ずかしさを払拭すると同時に、(気迫で)他人に「それよく似合うね!」と言わせるのに欠かせない要素となるからだ(と固く信じる)。

さて、面白いことに、ここへ来て私のメガネセンスを非常に買ってくれる人が現れた。
それも同時に二人も!

そのうちの一人に頼まれ、メガネの買い物に同行した。
彼が注文したのは、多分前日のフィッテングがなければ決して選ばなかったであろう赤いメタルフレームだ。

商売ッ気抜きでやっているので私にとっても純粋に楽しみとなっていて、それはそれでよいのだが、折角去年メガネコラムを3作書いたので、何とかどこかへ連載を続けたいなという思いが再燃。

ミイラ取りがミイラに…よろしく、自分でもまたまた新しいテイストのフレームを買ったので、これを機に<メガネアドバイザー>として復帰したくなり、こちらも模索中。

゛商売っ気なし゛はええか悪いか?

2010-05-03 | メガネ
よく新聞広告を出している、<目の疲れ改善メガネ>の会社が大阪出張して相談会をするというので行ってきた。
確か真冬に申し込み、すっかり忘れていた3月末か4月初旬だかに招待状が届いたと思う。

3日連続開催だったが私が参加できたのは1日のみ。
(世間の休みと逆行して働いていると不便なことが多いのだ)

結論を言うと、レンズを買いかけて、そして買わなかった。
読書などによさそうと思えた同社の<生活メガネ>を買おうと思ったが、このレンズを生かすには最低でも天地が35ミリあるフレームが必要なことがわかったためだ。

持参したお気に入りのA社のフレームは30ミリほどしかなく、スタッフにあっさり「天地が狭すぎますね」と却下され。
会場でも相当数のフレームを売っていたが、はっきり言って全てデザイン性ゼロ!
昔ながらの機能最優先で、メガネをかけると顔がダサくなる典型的なものばかりだった。

よほど人生を投げた気にならないとそんなフレームを買う気がしない私のこと、急きょ家へ戻り、手持ちの中から最大天地のフレームを持参してレンズを入れて貰おうとしたら、残念、そのフレームも天地32ミリしかなく、やはりフレームごと買うしかないことがわかった。

その辺で既にかなり面倒くさくなっていた私は、今後大いに検討の余地はあるとは思うものの、「そう焦って買うほどのこともないか」と判断したのだ。

目の快適さとオシャレ度とどちらを優先するのか?と問われそうだが、顔の真ん中に来るメガネは、決して機能だけでは買えない商品だと思っているので仕方ない。
機会を作って東京まで行くか、あるいは次回8月ぐらいにまた相談会をするらしいので、それまでに妥協できる天地35ミリ以上のフレームを仕入れておくことを課題とすることに。

しかしこのメガネ屋、「売らんかなは、一切いたしません」というのはいいが、とにかくどのスタッフも驚くほど愛想が悪い。

視力検査の機械の前に座っていた客同士を交代して座らせるのに、「チェンジです!」はないだろ?
この驚くべき指示語を発したのは、敬語などは使い慣れてそうな年配の女性店員。
ちゃんと「席を換わっていただけますか?」と言えっちゅうねん!

実は数年前、皇居前にある本店を訪れたことがある。
既成のレンズに飽き足りず、少しでも目に嬉しい自然な視力快復を期待して相談に行ったのだが、店に入っても数人いた店員の誰一人、「いらっしゃいませ」のひと言も発しなかった。

大阪在住の私には俄かには信じ難い光景で、「何!?この愛想のなさは?客が来たら、せめて『いらっしゃいませ』ぐらい言えよ!!」と思った経験が瞬時にフラッシュバックしたのは言うまでもない。

プライドを持つのはいいことだが、勘違いしたタカビーな寿司屋を彷彿とさせるのは気のせいか?
相談にのる、困った人を助けることを目指しているなら、やはりもてなしの気持ちは「いらっしゃいませ!」の第一声を気持ちよく発することから始まるんではないかと思う。

幸か不幸か、今回そんなわけで買おうと思ったのに買えなかったわけだが、長時間読書を快適にしたいという課題が解決したわけではないので、まだまだ試行錯誤は続く。
いっそコンタクトレンズで問題解決を図った方がいいのか、と思ったり。

年とともに確実に衰えていく視力環境を、何とか快適に保つには情報収集&トライという努力なしには手に入らない。
嘆いても仕方ないのだが、しかし嗚呼、裸眼1.5を誇っていた頃が何とも羨ましい!

書店が呼ぶ?

2009-12-15 | メガネ
仕事の帰り道、K書店が「おいでおいで」と私にメッセージを送って来た。
書店との付合いが長いのでこういう時は迷わない。
行く!のみ。

と、待ち望んでいたメガネ誌の新刊が出ていた(コレが呼んだに違いない)。
メガネオタクたるもの、早速気になる新型モデルをチェック、このブランドならどこで買えるか…いや私には似合わないかも…とアレコレ考えるのが一番楽しいひとときなのだが、最近はピンと来るものがほとんどなく不調。
お金を使わなくていいけど、ワクワク感もない。

同じ書店の一角にかわいい干支の置物と、招き猫の置物が並んでいた。
この手の雑貨には普段はとんと興味がないが、今回は定番の白ネコだけじゃなく、大好きなトラ模様のコもいたので来年の干支にかこつけて買うことにした(実は異様なトラネコ好き…)。

ウチはトラじゃなく、ネコで新年を祝うのだ!?
左手招きは人招き、右手は金招き(いっそ両手を挙げててもらいたいものだ)だが、世相を反映してか右手招きがよく売れていたのがおかしかったりして…。
もちろん、2体ともゲットしたが、よっぽど欲深いのかなーとちょっとだけ反省。

メガネ道楽

2009-12-02 | メガネ
メガネは単なる視力矯正具ではない。
顔の真正面に位置し、その人らしさを強く主張する重要なファッションアイテムの一つなのだ。
その証拠に、誰が言い出したのか最近は゛アイ・ウェア゛と呼ばれている。

そしてどんな世界にも愛好家はいるもので、現在、日本には不定期発刊だが3誌ほどメガネ専門誌が出ている。
愛好家の一人として、つい先日出たばかりの雑誌を早速ゲット。

しかし何と言うのか、どの頁を繰っても全然欲しくならない。
経済的には良い雑誌というべきなのかもしれないが、メガネ大好き人間としては物足りないことはなはだしい。

メガネを機嫌よく買い続けた結果、ハッと気付くと服装にまわすお金が全然なくなっていた私…。
本当はメガネのテイスト・カラーもファッションと連動させるのがオシャレなのだが、そんなわけでメガネが派手な割にはいっつも着たきりスズメになっている。

何ごともバランスが大事よという話。

期待していたメガネ誌だったが…

2009-05-27 | メガネ
今月25日に発売されたメガネ雑誌、やっと本屋に受け取りに行くことが出来た。
メガネの専門誌が複数発行されていることに多くの人は驚くかもしれないが、今はそういう時代――つまり、メガネがそれほど注目を浴びるようになったということ。

しかしやっと手にした今号は、はっきり言って面白くない!の一語に尽きた。
早、ネタ切れを起こしたのか?と心配になってしまったほど。

メガネは落ち着いた店内で見たい…

2009-05-23 | メガネ
新型モデルの受注会も兼ねたパーティに参加した。
メガネ道楽にはまって5年近く。

私がかつて大好きだったメガネの、滅多に会えないデザイナー御大がはるばる仏からお越しになるというので好奇心も手伝って心斎橋まで出かけたが、多くの人、それもマスクをかけた人が沢山集まっているところにいると、それだけでインフルエンザをうつされるような気になって全然落ちつかない。

大好きなメガネブランドの展示会だというのに、この気分の弾まなさは何ゆえ?
最大の理由は、どちらかというと男性向きのデザインがはるかに多いこのブランドに、最近あまり魅力を感じなくなっていることが大きいようだと気がついた。

オシャレメガネが珍しかった頃はユニセックス商品として扱われていたメガネも、最近は男性向け・女性向けの分化が著しい。
もちろん、男女どちらが掛けても違和感のないデザインもあるが、それでもメガネ界も主流は男女ではっきりデザインを変えて打ち出してきているようだ。

その場に長くいたら、メガネラバー(偏愛家?)たちの、掛けこなしが難しいメガネのさまざまな応用編が見られたのだろうけど、残念ながら「おおッ!!」と目を見張るような人を見つけられなかったので早々に退散。
(通訳を介して御大に告げたいほどのメッセージもなく…)

人いきれを逃れ、隣にあるメタルフレームが多い店で斬新なデザインを眺めて、やっとちょっと落ち着いた。
元々はプラスチックフレームが大好物だが、夏には細いラインで繊細な色や模様が出せるメタルも捨てがたい。

インパクトの少ない顔を個性的なメガネで補い、お陰さまで人に「今日はどんなの掛けてるかと思って楽しみにしてた」と言われるようになった。
メガネ万歳!!
(まだまだメガネ講師への道は遠いが――)