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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

3Dの楽しさを堪能!

2010-04-29 | 日記
前から気になっていた映画、『アリス・イン・ワンダーランド』を鑑賞。
アバターの例があるので3Dといえどもそう簡単に素晴らしいと思うつもりは毛頭なかったが、見終わって非常に楽しい映画に仕上がっていたのに感動した。

おとぎ話の世界というのは、これまで個人のイマジネーションに頼るしかなかった部分だ。
それが、実際に立体的な画像となってスクリーンに再現され、実に見応えのある動物や主人公たちが次々に登場するのだった…。

敢えて気になるところを挙げるとすれば、最後の最後に白の女王が戴冠式も無事済ませたところで、赤の女王を一生孤独の淵へ追いやった場面か。

暴君・赤の女王を愛する忠臣を装い、本当は権力目的だった男と共に、生きてる限り孤独でいる罪を背負わせるのって、実は一番残酷なんじゃないのか?

「殺生は嫌いだから」とぶりっ子の白の女王は言うが、厳しい環境下で生かされ続ける方が余計に残酷だろう。
実際に、元忠臣の男が「いっそ殺してくれ!」と叫んだにもかかわらず、だ。

こんなキビシー結末が若干気にはなったものの、おとぎの世界に原作と遜色ないストーリー展開で゛その後゛が創作されるのを見るのは実に楽しい。
こういうネタには『星の王子様』なんかもいいかもしれない。
シンデレラ姫やその他の、おとぎ話の再現なども見てみたいものだ。

とはいえ、アリス…は登場人物のユニークさ、カラフルさでダントツの一位だろう。
楽しい映画だったので気分も二重丸になった。

バイバイ傘よ・・・

2010-04-24 | 日記
この前の火曜日、滅多にしない珍しいことをしてしまった。
帰りの電車にお気に入りの傘を忘れたのだ。

10年近くも愛用した結果、元は卵色みたいなツヤのある黄色だったのが風雨にさらされてベージュ色としか思えない微妙な色合いになり、骨も1本曲がって、客観的には相当なボロ。
しかし道具類は使えば使うほど愛着が増すもので、どこへ行くにも連れていってたお気に入りだった。

当日夜、問合せたら「お客様のおっしゃった色柄の傘は57本も登録されていて、判別がつきません。どうぞご自分の目で確認に行ってください」と言われ、ようやく今日果たせるハズだったのに…。

常日頃正直に生きてる私は、トイレ等で誰かが忘れていった、買ったばかりの傘の忘れ物を係りに届けてあげたことも1度や2度じゃないのに、私が忘れた時はどの女神様も微笑んでくれなかった。
57本どころか似たような傘すら1本もなく、見るからに違うものを3束ほど見せられただけ。

残念しごくだが気が滅入るので、帰り道デパートで同じような黄色系の傘を買った。
ただし(元のと同じようなのがなかったので)今度は゛総花柄゛だ。

ちょっと派手かもしれないが、服装が地味だから小物ぐらい良いだろうということで。
バーゲンだったのでそこそこ安かったが、傘としては私の価値観の中ではかなり高い。
雨上がりの日はとんだ物入りが発生するものだ。

興味方向を絞る難しさ、だがやり甲斐もある

2010-04-16 | キャリアの周辺
休みを利用し、とあるイベントでキャリアカウンセラーとして就職先未内定の元大学生の支援に入った。

どこの大学でも最近は就職部(課)を拡大したキャリア教育を実施、さらに大学キャリアセンターで手厚くフォローしているものとばかり思っていたが、実態はそうでもないようだ。

連日私が対応した元学生さんは男女とも学校ではほとんど相談にのってもらったことがなく、学年全体でひと通りガイダンスを受けたあとはほとんど孤立状態だったようだ。
むろん大学が放り出していたわけではなかろう、相談に来るようにとか、その他いろいろなアナウンスをしていたに違いないのだが、肝心のそれが必要な学生に届いてなかったということか。

共通しているのは就活に一番本腰を入れねばならない時期に前線離脱していること。
原因は自信のなさからくる。
自信がないのは、自分が本当にその業界、その企業に入社したいと思っているのかどうかよくわからないから。

つまり、志望動機がうまく語れずエントリーシートではねられるか、あるいは面接ではねられてさらに自信喪失になり、就活そのものに熱意をなくしてしまったというわけ。
とはいえ、就職しなくてもいいと思っているわけではもちろんない。
だからこそ本人も悩みの只中にある。

そういう学生さんは大抵つかみどころのない表情でやってくるので、こちらもどう話を切り出そうかとちょっと悩む。
しんどい思いをしたのをねぎらってやりたい反面、ヘタな甘やかしやおもねった物言いは禁物だからだ。

だが時間をかけていろいろ話をした結果、元学生さんはいずれも随分表情が明るくなり、自分が受けてみたい業界や企業をある程度絞ることができた。
表面的につくろっているわけではないことは、目の輝き、表情を見ればわかる。

無償でというのはきついが、今後こういう個人対応の大学生向けのキャリアカウンセリングは本当にいろんな場面で必要だと思う。

期待に応えねば

2010-04-09 | キャリアの周辺
ようやく初日が無事に終わったが大学の授業はこれからが本番、結構長丁場だ。
彼女らがどんなことを考え、期待しているかを知るべく書いてもらった振り返りシート。

文章や字の巧拙はさまざまだが、どの文面からも不安と期待がひしひしと伝わってくる。
責任重大。
昨年の反省を踏まえ、今年は難しいことを平易な言葉で伝えることを徹底したい。
決心や良し、あとは実行あるのみ!だ。

と、ある文面に目が釘付けに。
「自分のことをちゃんと追突して、何が必要かとか将来に役立つように取り組みたい」って…。
アンタ、゛追突゛したらアカンぜよ、追究しなきゃ(^^;)。
「苦手な自己アピールを告服したい」というのもあり、ちょっと心配になってきた。

漢検を受けるのもいいが、それよりもこんなちょっとした日常の言葉でわかりにくいものがあれば辞書をこまめに引く方がよほどためになるのになぁと思ったり。

いろいろ伝えたいことが多過ぎて、厳選しないとこちらも大変なことになりそうだ。

慌しい新年になりそう…

2010-04-02 | キャリアの周辺
来週から大学の授業が始まる。
一旦走り出したらとにかくゴールデンウイークまではノンストップで走らねばならない。
初日は仮登録の学生さん対象なので軽くガイダンスと自己紹介で済ませようと思い、登録者数を確認したところビックリ仰天。

定員45名のはずのクラスに95名もの登録者が!(←最終的に116名に膨れ上がってた)
しかも2年生対象のクラスなのに3年生が半数以上いて、クラスによっては4年生もチラホラ。
3・4年生対象になると就活に即効くぐっと実践的な内容が求められるので、2年生と一緒の授業は出来ない。

想定していたのは2年生だったので、ここで最初の大慌て。
次に人数の多さに慌てる。
こんな数ではワークなどとても一人で面倒を見きれないが、その前に教室に入れない。
結局、初日に抽選で正式登録者を決めることになったが、どうなることやら。

一方、1年生対象クラスは登録がこれからなので動きがにぶい。
ホントはどの学年対象でも、またどんな内容のクラスを仰せつかっても「ハイ、わかりました」と言えるのが理想だが、まだ2年目の私にそんな余裕のあるはずもなく…。

しかし去年まずかったところは反省し、今年は同じ轍は踏まない(つもり)。
だが、それだけで簡単に良い授業ができるわけではない。
来年度から全国の大学・短大でキャリア教育が義務化されることになり、CCにとっては強い追い風だが、応えるのもなかなか大変なのだ(実感)。