PAPちゃんねるへようこそ!

PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

しみじみ…

2008-10-29 | Weblog
折角購入したのにしばらく時間が取れなかったDVDをやっと観ることができた。

なかなか渋くて良い。
余命半年と告げられた初老の男二人が偶然癌病棟で出会い、やり残した人生の楽しみを果たすべく旅に出る――。

二人はいかにもな雰囲気のアメリカ人だが、深刻な病気を抱えてもじめじめと暗くならないのは見事。
詳細は観てのお楽しみ。

主演のジャック・ニコルソンは以前、退職後に生きがいをなくして彷徨う初老の男性を描いた『アバウト・シュミット』にも出ていたので記憶に残り、この度のDVDをよく考えずに新品購入してしまったというわけ。

内容を知らなかったのでちょっと無謀だったかもと後悔したが、見終わって購入は間違いじゃなかったと確信できた。

しかし、である。
途方もない金持ちではない庶民はどうすればいいのか?
疑問が解決したわけではないので、この辺は娯楽映画と割り切って楽しむべし。

お店をするのもいいなぁ

2008-10-28 | Weblog
ご近所にある喫茶&お酒のT店へ、原稿を確認してもらうべくお届け。
店主の紹介記事が11月5日、オンラインマガジンにアップされる予定だ。

店では酔客数人が機嫌よく仲間内の会話で盛り上がっていた。
男性オンリーのような店なので最初すごく違和感があったが、そこはカウンターだけのこじんまりした店の良さ、ほどなく誰からともなくしゃべり出しすぐ和気藹々とした雰囲気に。

飲めない体質な上、家で食べるご飯が何よりも好きな私は夜一人で飲み屋に入るなど普通は考えられないが、そこは夜でもコーヒーだけ飲めるのがいい。
のん兵衛もそれなりに。

カウンター7席だけのミニサイズなので客同士がすごく近い。
これまで60歳以降の私の夢は通販でのケーキ屋開業だったのだが、無謀にも「こんな店をして大人のたまり場を作るのも悪くないなぁ」と思い始めてたりして――。

時間管理が課題

2008-10-25 | Weblog
久しぶりに会う知人と、そのまた知人を含めてランチした。
仕事上の打合せは終わっていたのだが、彼らと共有する時間が楽しく
押してる仕事もなかったのでずっと付き合ったというわけ。

だが時間の使い方という点では(昨日の別件に続き)課題が残る。

その直後、1年以上も前に名刺交換した人からケータイに電話が入った。
番号を書いた名刺を渡したのは私だから、それは構わない。

しかし道を歩いていると告げた私に対し、先方はいかにも暇してる感じ。
のんびりした口調で次々に質問しては話を拡げようとする。

用事があるからと切ろうとすると、今夜は?明日は?その次は?としつこい。
理由を尋ねると、「興味深い話だから続きを聞きたいと思って」と…。
思わず神田昌典氏の言葉が頭をよぎった私だ。

>お金にならないコミュニケーションを強要する人を、時間泥棒という。
>仕事上では、時間は金。だから、時間は盗まれてはならない。
>「ちょっと会いたいんですが・・・」という見込客の成約率は低いから、
>会ってはならない。

私がライターとして、またそれ以外でも誰かに会いたいと思う時は常に考える。
先方のメリットは何か?
今回、私にはそれが提案できるか?と。

また、神田氏は言う。
>会いたい人がいるのであれば、
>相手にとって拒否することができないほどの魅力的な提案は何かと考える。
>ただ単に、会いたいだけでは、会えない。

私は偉い人でも何でもないが、学生じゃないんだから
「会いたい」だけでやってくる相手には一切会わない。

と思っていたら、今度は通販会社から売込みの電話が。
FAXも送ってきた上での、このしつこさは恐るべし!
根性がないと゛ジョブ゛を全うするのは大変だ。

どんなリーダーシップを?

2008-10-15 | Weblog
とある大学でキャリア教育の現場を見学させてもらう機会を得た。

そこでは3回生に、ある議題についてグループディスカッションを体験させていたが、偶然にもそれぞれ7人の学生たちが机を移動させて作ったグループは何から何まで対照的だった。

一方は机を真ん中を空けて丸く並べ、1人の学生が声の大きさと発言の多さで他を圧倒し、リーダーシップを発揮した。
カリスマ性が強いだけに、他の学生は自分が何か発言しても、最後にリーダーがまとめてくれるのを期待するような雰囲気があった。

もう一方は机を2つずつ向かい合わせに並べ、最初に一人の学生が静かな声で「私は○○というふうに感じたんだけど、みんなはどう思った?」と口火を切り、話を他の人へ振った。
このような場合、後の発言者がリーダーシップを発揮するケースも結構あるが、このグループは皆平等な感じながら要所要所で彼女がうまくまとめ役をしていた。

ここでは議論の内容と深さは問わない(入社面接の場面だったら当然審査対象だろうが)。
純粋にディスカッションのあり方を見るのにまたとない貴重な機会を得た思い。

後者の学生の、リーダーシップの発揮の仕方はパッと見は非常に大人しかったが、どのメンバーに対しても平等に自然体でふるまうことで意見を引き出しており、その結果、却って強く印象に残った。

一見してわかりやすいリーダーシップを発揮できる学生に面接官の目が向きそうな気がするが、多分、良い結果を得られるのは後者だろう。
自分がグループワークの当事者になると見えないことが、よく見えるのは観察者の立場ならでは。
他人に学ぶことは多い。

赤面するばかり…(反省)

2008-10-14 | Weblog
前回の反省に続き、今度は赤面ネタ。
ていうのが適当かどうか…。

小学6年の時の「家庭科ノート」。
全く記憶にないが、当時既に<しごとや生活時間のくふう>と題して
「家族の1日の生活時間を書いてみましょう」などと、今見てもなかなか
小じゃれた課題が出されている。

今流行りのワークライフバランスではないの!

それはともかく、またまた私のバカ野郎、何の注釈も一切つけず、
素直に当時の家族6人の生活時間を棒グラフにして並べているのだが、
それを見ると、私を含めて子ども3人は日中は学校だ。

ところが実は、わが家は教師だった両親も日中は学校へ行っている。
親のグラフには<おつとめ>か<しごと>ぐらい書いておかないと、
先生は「ここの親は大人なのに学校?コイツ(=私)は書き間違えた
のではないか?」と疑ったのではないか。

事情を知ってくれている先生だったのかもしれないが、明らかに私の
配慮不足である。
下手すると自分が減点されてしまう危険性すらあることを察知せず、
何ともオメデタイ。

(それにしても当時、祖母は毎朝゛学校へ行く゛5人の弁当を作って
くれていたのだ。何とありがたいことよ。)

何とえげつない子どもだったのか…(反省)

2008-10-13 | Weblog
子どもの頃の物を整理していたら、小学5年の時に書いた作文に遭遇。
郡部校区の小学生の作文を、先生たちが選んで定期的に文集にしてくれる
のだが、その中に載っていたもの。

タイトルが何ともすごい。
「ねこに食べられたアヒル」。
2年前を回想して書いたらしい。

3年生の夏休み、縁日で母にねだってアヒルのヒナを2羽買ってもらった。
大切に育てていたのだが、休みの終わりに世話を祖母に頼み、1泊旅行して
帰ったら、アヒルが2羽ともきれいに消えていた。

現場検証した結果、アヒルを飼っていた箱から重石をぴくとも動かさずに
外へ出ることのできた飼い猫が、問答無用で疑われ、私はその日のうちに
父の車に乗せてもらって知らない街へ猫を捨てに行ったのだった…。

その辺の家族の発言や私の心理描写が単純にされているのだが、
しかしまあ、何と強烈な話よ!

悲しく、とても悔しかったのは今でもしっかり覚えているが、
それにしても結末が、
「…中略…わたしは、ねこを道ばたに捨てました。
『ニャーン』と、何も知らずに、道ばたでないていた、ねこのすがたが、
アヒルといっしょに今でも、ときどき思い出されます。」
とはまあ…。

(ウンと昔の、かなり田舎の話なので、内容に倫理的解釈はご勘弁)」

私は当時からリアルな描写を得意としていたのか、小学生の頃に書いた
いくつかの作文を、今読むと赤面するばかり。
要するに体裁をつくろうということを一切しない(知らなかった?)
子どもだったのだ。

単なるバカか、あるいは゛栴檀は双葉より芳し゛か?
自分では後者だと思いたいが、あまり(ほとんど)自信はない。

暗黒大陸(?)発見!

2008-10-10 | メガネ
何年ぶりかでとあるシニア倶楽部のお茶会に参加した。

私の目的はただ一つ、今度そこの会報誌でメガネアドバイザーとしてデビューさせてもらうことになったので――コラムを書くのだ――そのご挨拶と、メガネに関心を持つシニア層をどれだけ掘り起こせるかのマーケティングの場を兼ねたつもり。

会合も終わりに近づいた頃、持参のメガネコレクションを取り出し、「良ければかけてみませんか?」とやったところ……。

実は熟年男性には、ことのほか赤フレームがよく似合う。
私がそう言うと、「へーっ、赤?」と疑いの声があがったが、その場にいた何人かに実際に試してもらうと、皆見違えるように若々しく、いい感じになった。

外野が「いやーっ、意外!でもいいわ!」「似合うねー」と口々に言うので、ご本人もまんざらでもない顔に。
持参した鏡で確認してもらうと納得したようだ。

そんなわけで、会場はしばらくの間メガネの試着会場にあいなり――(^^)。

もちろん、シニアならではのフレーム選びのハンディはある。
レンズの縦幅が35ミリ以上ないと遠近両用レンズを入れた時に見辛いといった制約は、当然考えておかねばならない。

しかし、今まで無難なビジネス用メガネしか選んでこなかったシニア男性にとって、゛赤フレームのメガネ゛は意外性の最たるもののはず。
そして論より証拠、いろんな赤メガネを試着して、お互いに相手の変身ぶりを見ることで確信が持てたのではないか。

この世界、まったくの道楽から足を踏み入れかけている私だが、思った以上に面白い世界になりそうな予感がする。

就職支援第一号決まり!

2008-10-10 | 仕事
朗報だ。

先月就職相談を受けた知人の再就職先が決まった。
まだ在職中で(何と言っても現職は強い!)若いからそう長く待たずに決まるだろうと思っていたが、私もとても嬉しい。

しかも本人の第一希望。
先月末、偶然そこのHPを見ていて求人情報を見つけ、速攻で応募、面接を受けて内定を貰ったという。
やはり゛念゛は奇跡を呼ぶと実感した。

私もあやかろう。
実は私も一つ実現しかけている。
厚かましくもう一つ…。
折角運が向いてきたのだもの、チャンスに乗ずるというのもアリだ。