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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

やれやれ、やっと決まった・・・

2011-03-16 | 仕事
来期の仕事が、希望通りやっと5日間埋まった。

゛紺屋の白袴゛だという内部の指摘通り、実はキャリコンの仕事は非正社員のものがほとんど。
人材会社に勤めていたり既に企業の人事担当者である場合を除いては、資格を取ってもそのまま正社員の仕事を得ることにはつながらない職種の典型と言えよう。

個人的には正社員はどうも性に合わないのでなれなくても構わないが、困るのは多くの求人が圧倒的にフルタイム出勤の形を取っていること。
なので、私のように自分の興味を中心に複数の仕事をかけもちしたいと願うキャリコンにとっては仕事探しそのものが大変なのだ。

タイミングもあり、その年の仕事との兼合いもあり、月~金曜日までの5日間をキャリコン仕事で埋めていくのは難しい。
が、今年はさすがに少し要領がわかっていたので早めに手当てしたこともあり、3月中旬の今になってやっと決まったというわけ。

週に2,3回出勤の仕事がもっと増えればいいのにと思う。
尤もそれは、キャリコンをどの場所で誰を対象に行うかという問題に直結する。
最初は漠然としていてわからなくても、実務に就くと、やがて自分がどんな世界でこの技術を活かしたいかが鮮明になってくる。

私のめざす対象は学生支援。
しかし今後は大学生のみならず、もっと年少の子どもたちも相手にすることになりそう。
とりあえず決まって良かった。
ちょっと胸をなでおろす。
さらなる飛躍?目指して、精進(=勉強)あるのみ!

HWにて

2010-06-11 | 仕事
久しぶりに梅田のHWを訪れた。
キャリアアップHWの方がすいてそうだったが、ちょっとだけ遠い。
今日は仕事探しではなく教材探しが目的なので、近場で済む方がありがたいのだった。

多分、梅田を訪れるのは1年ぶり以上。
昨春もすごかったが、今年も噂にたがわずしっかり混雑していた。
昨年は、16時ごろに訪れても紹介状を発行してもらうため相談員の前に座れるのは、2,3時間ほども経ってからだった。

そこで「18時過ぎましたので、もう会社の方は帰られたようですね。電話にどなたも出られません」などと言われた日にゃ悲惨。
間に合わなくしたのはHWなのに、それじゃ求職者は救われん!

しかしいろいろ得られる情報は多いので、いつ行っても貴重な場所なのは事実である。

買い叩きはゴメンだ

2010-02-04 | 仕事
新たに知り合った社長から「テキストにする文章をリライトしてくれないか?」と打診された。

ちゃんとベースになるテキストがあるので、ライターに専門知識が求められることはない。
要するに版権の問題があるので、ベースの理論や趣旨は大切にしつつも雛形のテキストとは全く別物を作って欲しいという注文だ。

こういう仕事は決して嫌いではない。
むしろ面白そうと思えるし、そもそもこの手の仕事は得意な私だ。
しかしギャラを聞いて一瞬耳を疑った。
「1頁500円から600円でお願い出来ないか?」というのだ。

どんな分野であれ、どんな簡単な文章であれ、それを別物に作り変えるにはかなりの理解力と文章力を要する。
1頁何文字なのか聞きそびれてしまったが、ここまでライターの仕事を見くびる人とは仕事は出来ない。

以前、自然食品の会社でライター仕事を求められた時も、驚くほどギャラが安くて呆れた。
そこから思い知ったのは、世間には自分では全くライティングできないくせに(変な文章しか書けない)、ライターの仕事を必要以上に見くびっている向きが多いという事実だ。

特に零細企業の社長クラスに多い気がする。
「そんなもん(執筆)、そこらのライターに適当に早くやらせろ!そしてできるだけ買い叩け!」という考えがひしひしと伝わってくる。
結構大変な仕事だということを忘れてもらっちゃ困る。

上記で言うと、1頁書くのに多分1時間はかかるだろうから、いくら頑張っても時給500円から600円の仕事にしかならないということ。
アホらしくてやってられない。
私が「(コピーではない)純粋なライター仕事をするのはもう止めよう」と思った背景にはこういう事情もある。

自分の価値を高く保ち、今後執筆は自分の仕事(主張)のためにのみするべし。

ひと仕事終えてやれやれ

2009-07-30 | 仕事
7月最大の懸案仕事がやっと終了。
で、ホッとひと息。
初めてのことでとまどいばかり大きく、なかなか肝心の仕事が進まなかったのだ。

何とか締切には間に合わせることが出来たが、さて、このギリギリにならないと仕事に着手しない困った癖は誰にもらった性質だろう?

そういえば、学生が前期に出したレポートを納戸にごっそりしまっておき(放置ともいう)、翌年1月に後期のレポートもたまってくるといよいよ逃げ場がなくなって自室におこもりし、ひたすらロボットのように採点している生前の父がいた。

その後成績簿につける事務仕事は、何かで釣ったか、拝み倒したのか忘れたが息子と娘(私)が担うことに。
父の場合、試験を実施するのは色々面倒だからとレポート提出を課したところ、学生側は試験よりもカンニングできるレポートを大歓迎し、どっさり集まってきたのだった。

その結果、ただでさえ採点などの事務仕事は大嫌いだのに、父はおびただしい数の答案を見ることになり、いつも学期末に1週間ほど大変な苦痛を味わうという皮肉な結果になったようだ。

一方、成績簿に点数を書き写しながら、頭がヒマな子どもたちは何をしたかというと、カンニングしたレポートを発見するのが結構楽しみだったりして――。
その結果、カンニングが発覚して落第にされた学生が続出、今思えば酷な遊びをしたものだ(もともとは本人が悪いのだが)。

当時のカンニング学生たちも、母校の七光りで今頃は社会の中枢を担っているのだろうな。

久しぶりにPCと長時間格闘

2009-05-20 | 仕事
いつも人任せだったのを反省、初めて名刺を自分で作ってみることにした。
元々デザイン分野は苦手なので初心者の手に負えそうなサンプルを何通りか選び、それを自分のものに入れ替えるだけ、と超手抜きで出来るはずだった。

ところが実際はそう楽に進まず、「いや、ここは文字はもうちょっと大きい方がいいな」「明朝の方がいいかな」「ここは右揃えだ」「もう少し級数をあげよう」などとアレコレやっていると、それだけであっという間に2,3時間も経っていた。

いっそネットの名刺屋さんに頼んだ方が良かったか?と後悔。
しかし、流動的な状況にある間は自分で要る分を少しずつ印刷する方が経済的だ。

最近はケチ心のなせる技か、名刺交換にそれほど積極的ではないのであまり減らない。
たまには「え!?」と人の意表を突く名刺を持ってみたい気もするが、キワモノで目立つのは目指すところじゃない。

というわけで、やっぱり平凡なところへ落ち着いた。
予想通り。

シニア起業は何でも面白い!

2009-02-05 | 仕事
本日の取材相手は南京玉すだれをマスターし、定年後はイベント出演の他あちこちのカルチャーセンターで教えているF氏。

余技にテーブルマジックや南京玉すだれを学ぶ人は多く、ある程度のレベルになると人前で披露したくなり、やがて施設等の慰問に精を出す…というのがお決まりのパターンでもある。
もちろんシニア人口も多い。

F氏もその辺りかなと想像していたのだが、話を聞いてみると単なる趣味ではなく、玉すだれの商品開発・新たな演目開拓・後進の育成・地域興し等を実現し、さらに玉すだれで世界進出を目指す壮大な構想を聞くことに。
しかも夢の実現もそろそろ手の届くところまで来ている。

ローリスク・ローリターンが前提のシニア起業、しかし「仕事することは゛生きがいハイリターン゛なんです」と胸を張るF氏。
80歳までの現役芸人を目指すという。
応援したくなるシニア起業家が沢山いる、そのことが(不景気情報ばかりで)元気のない日本にあって非常に頼もしく感じた。

就職支援第一号決まり!

2008-10-10 | 仕事
朗報だ。

先月就職相談を受けた知人の再就職先が決まった。
まだ在職中で(何と言っても現職は強い!)若いからそう長く待たずに決まるだろうと思っていたが、私もとても嬉しい。

しかも本人の第一希望。
先月末、偶然そこのHPを見ていて求人情報を見つけ、速攻で応募、面接を受けて内定を貰ったという。
やはり゛念゛は奇跡を呼ぶと実感した。

私もあやかろう。
実は私も一つ実現しかけている。
厚かましくもう一つ…。
折角運が向いてきたのだもの、チャンスに乗ずるというのもアリだ。

こんな手強い文章、見たことない!

2008-09-29 | 仕事
手強いの意味は完全に反語である。

頼まれてちょっとした文章(インタビュー記事らしい)の、本人修正文を反映させて原文を手直ししたのだが、これが何とも形容しようもないほどものすごい文章だった!

今まで、これほどひどい日本語を読んだことがない。

日頃物書きとして、いかに物・事を人にわかりやすく伝えるかに腐心している身にとって、主語と述語がはっきりせず、前後のつながりがめちゃくちゃで、「。」を打つべきなのに「、」で延々と続く文章ほど恐ろしいものはない。

しかも、文章スタイルは女性の話し言葉そのままなので、普通は゛ケバ取り゛と称して削除してしまう余分が全て有効なのだ。
詳細は省くが、何とか仕上げたものの、目と頭にカビが生えたような気分。

格調高い簡素な文章を読んで、リフレッシュする必要を感じたといったら言い過ぎか…。

カウントダウン

2008-08-03 | 仕事
8月になったばかりだが、私の頭は早くも8月末の退職日に向けてカウントダウンを始めている。
とにかく早くフリーになりたい一心と言おうか。

実は5日から11日まで所用で入社以来始めての長期休暇を取る。
気持ちよく許可してもらえたのは嬉しいが、8月の勤務表を見てショックを受けた。

確実に週1度は激務の夜勤が入り(休暇の直前まで。直後は言うまでもない)、1週間丸々休むというのにそれでも8月中に4回もの夜勤があるではないの!

゛女三助゛2回、病院付き添い1回、ほとんどの時間帯を一人で任務に当たるので責任重大な(これも準激務)日勤1回。

ユニット・ケアの美名の下、少人数で重度老人の介護を回そうという試みだが、夜勤は明け方4時ごろから朝10時ごろまで1人でノンストップ状態で排泄介助と食事介助に走り回らないといけない超激務。
(ゆえにいつも9時半ごろになると意識が吹っ飛ぶ私である。)

オムツ交換及びパッド交換の必要なお年寄りが19人もいる。
定員25人がみっちり埋まり、12人がオムツ、7人がリハパン+パッド。

この7人のケアが実は一番大変なのは現場の人間しか知らないだろう。
(いっそ寝たきりならこちらの主導でコトが進められるが、実は中途半端に動けたりしゃべれたりするお年寄りが一番のツワモノなのだ。)

ベッドから車椅子、車椅子からトイレへの移乗もすべて介助者が自らの体を使って行う。
何故か介護の必要になる年頃のお年寄りはデブと痩身にはっきり区分され、真ん中があまりいない。

デブといっても私の所属するユニットは女性ばかりで身長も低いので50キロ前後からせいぜい70キロぐらいまでだが、デブの人には「寝たきりになるなよ!」と祈るのみ。

こんなめちゃくちゃなシフトを組んで人件費を節約したつもりになってる幹部の顔が見て見たい!(「ぜひアンタも体験してみてくれ!」と言いたい。)
非常勤職が続かないのは当たり前と思う。
(それでも主婦が多いので皆よく耐えているようだが)

今の私にできることは、私にしか書けない体験をしっかり残すことだ。
お年寄りの人権、個人情報にはもちろん最大限の配慮を払わねばならないが、折角の体を張った貴重な体験、残さないともったいなすぎるとルポライター魂が言い。

ホテルでの福祉就職フェアに違和感

2008-07-19 | 仕事
偶然見つけた某有名ホテルで開催された老人介護関連の福祉就職フェア。
まだ老人介護そのものへの興味が失せたわけではないので、のこのこと覗きに行った私である。
運よくいい仕事が見つかるかもしれないし、と内心甘い期待もしながら…。

この業界の3Kぶりはマスコミ等で連日騒がれているのでここでは書かないが、一方で福祉界のスタッフ獲得をめぐる動きに興味があったのも確か。

が、土曜の午後というのに会場に人はまばら。
地域限定というマイナーさもあろうが(参加したのはいわゆる゛文化度゛の高い地域が中心)、各ブースとも長机に2名いた施設担当者がヒマを持て余してるようだった。

会場入り口でペットボトルのお茶を貰ったのだが、会場費(出店費)およびこの景品だけでも完全に赤字になったのではないかと心配になるほど。

肝心の求人は、看護師以外では9割5分以上が特養の介護職だった。
歴史の長い福祉の世界は教育界同様、資格が物を言う。
上級資格があればよし、そうでなければ選べる職種は限定されてしまう。
この私も後者にしっかり区分されるため、早々に会場を退出したのだった。

しかしなあ…。
4交代制で肉体的にも精神的にも激務をこなすにもかかわらず、正社員でも介護職の給料はほとんどが基本給17万円弱~、よくて20万円強と本当に安い。(稀に23万超がある程度。こういうところは仕事も多分゛超激務゛だろうと想像。)
平均18万円から19万円というところか。

現場や政府が何と言い逃れしようとも、介護保険内でスタッフの給料をまかなおうという発想自体がそもそも根本的に間違っているとしか思わない私だが(超高齢社会にあって日本人に介護されたいと望むなら相応の負担は覚悟すべきである。他人の人生を安く買い叩き、自分はイイ目にあいたいという考えは下品だ。)、その上業界でのキャリアアップの道も整備されていないとなったら、離職率が他業界を圧倒して2割もあるというのもむべなるかな。

実は密かに職務経歴書を持参していた私だが、こんなものを出した日には施設側から「あなたのようなウルサそうな人は要りません」と一発で拒絶されたことだろう。(苦笑)

当日、ホテルのフェア入り口付近にはパール加工したいかにも高価そうなレザージャケットにネックレスをつけたマネキンのボディがいくつか並んでいたのだが、売り物はそのアクセサリーだったらしく、年配女性のグループが品定めを楽しんでいた。

聞くともなく店員さんとのやり取りを聞いていると、何とカジュアルネックレス1本が17万円ほどかもっとするのだった。
さすがホテル!

片や基本給17万円の汚れ(現場)仕事の世界。
片や有閑マダムたちが17万円のネックレスを品定めするきらびやかな世界。
ホテルは(仕事柄仕方がないとはいえ)偶然、残酷な二極世界の現実を見せつけていたのだった。

福祉職のお見合い会場に、経験の浅い人が就職後のイメージを誤って認識してしまいそうなホテルを選ぶのは間違いである――というのが今回、私が確信をもったことの一つ。
その場が華やかであればあるほど、実務についてからの後悔とのギャップが大きいのではないかと思う。

そんなわけで就職に関する収穫はゼロだったが、会場で資料を販売していたユニークな女性グループと知合った。
今後、意見交換するとかなりの刺激が貰えそう。

結局のところ、そこにいる(働く)人が面白くなければ(興味深い人物でなければ)どんなに組織が有名だったり人気だったりしても意味がないなと実感した次第。
あ、これは私限定の判断基準であるからして、念のためお断りしておく。