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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

呉服屋のようなメガネ屋さんアリ

2011-05-01 | メガネ
メガネオタクは今日もわが道を行く♪

先々週末、急にとある店で見たメガネが欲しくなった。
といっても見たのはネットのメガネ屋さんで、2008年6月頃のこと。
そこは実店舗もあるので、多分その前から店頭にはあったはず。

3年以上も前のメガネを現在も入手できる保証は全くなく、どちらかというと有名メーカーになるほど売れ筋であろうとも、気まぐれを起こして急に生産中止にしたりする。
客のことなどあまり眼中になく、自分が作りたいかどうかが重要らしい。

その店に電話すると、女性店員さんがにべもなく、「うちではそのメーカーの扱いを止めました。ですから注文もできません」とのたまい。

ないとなると余計に欲しくなるから困ったもの。
梅田のデパートと、別のメガネ専門店にフランスへ問合せてくれるよう依頼したのが先々週末のこと。
そして、先週月曜日には両店から、「その型番は正規代理店では扱っていないことが判明しましたので、在庫確認をする以前に注文できません」と返事が。

さては並行輸入品だったのか・・・。
そこで思い出したのが、最初に問合せた店にいる男性店員さんのこと。

ときどき訪れてはメガネ談義をし、何本か購入もしていたので私のことをきっと覚えてくれているはず。
どういう経緯でそのメーカーの取扱いを止めたのか、欲しい物がある場合はどうすればいいかも教えてくれるに違いないと思い、電話した。

2度目にようやくつながった電話で、「某メーカーの○○というメガネが欲しいんだけど・・・」と告げた途端、彼の口から「ああ、そのメガネでしたら、ずっと前に川井さんが欲しいとおっしゃったので取り置きしていますよ」と、信じられない言葉が――。

私がそのメガネを褒め、いいなーと言ったのは多分2年以上前のことである。
そんないい加減な言葉を忠実に守り、しかもその後一度の催促もなく私のためにメガネを取り置きしてくれていた、そのことにただただ驚いた。
これって呉服屋さんの「お客さんの好みやと思て、(取り)置いときましたえ」というサービスにも似ているではないの!

そんなわけで、1週間ほどあちこち探したのに入手ルートが全くなかったメガネは、あっという間に私の手中に納まることになった。
まだ引取りには行ってないが、メガネとの出合いも一期一会だなぁとしみじみ―。
お気に入りのモノとの出合いも、また赤い糸で結ばれているのかなとも思ったり。

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