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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

もったいないけど…

2008-07-29 | Weblog
長年放ってあった元・自室を片付けるため、1泊して帰省してきました。
本来だと10年以上も前に片付け終わってないといけない荷物整理が出来ておらず、ゴミ置き場状態だったのをようやく重い腰を上げて片付けにかかったってわけです。

最近は汚く散らかった部屋のことを「於部屋(おべや)」とか言うらしい。
経年劣化のお陰で色んなモノが「もうこれじゃ捨てるしかないな」という状態になっており、捨てるかどうかの判断が極めて容易にできたのは良かったのですが、考えてみれば非常にもったいない話です。

心の中で手を合わせつつ当時の趣味品だった手芸材料などを大量にゴミ袋に突っ込みました。
しかし大汗をかきつつ片付けたのにまだ目処がつくところまでいってません。

さらに今年は今の住まいを片付けるという大きな用事もあります。
カミサマから出された今夏の宿題は゛いつまでも物欲のとりことなるな゛ということかもしれないなと思ったりしながら。

マグロを食べて夏を乗り切る

2008-07-24 | 料理
夕方近所のスーパーに行ったらウナギのセール真っ最中。
ただし値段は24日のケーキと一緒で決してお安くはない感じ。

思わず国産の1000円の半身をカゴに入れたあとで「いや、一気に食べるにはもったいないな」とケチ心が頭をもたげ、半値のカナダ産ビン長マグロを買ったのだった…。

本日の夕食はそうめん、ビン長マグロの刺身、キャベツの味噌汁、ピーマンの甘辛煮、小松菜と揚げの炊いたん、冷奴、リンゴ半分。
マグロはとろけるようにおいしく、満足満腹。

でもちょっと食べすぎかも。
折角2月のピーク時体重を6キロ以上割り込んで贅肉が取れたのに、油断してるとまずい。

ところで連日の暑さでクーラーをガンガンつけて暮らしている今日この頃、部屋のランニングコストがちょっと気になりだしてきた。
最上階なため太陽の照り返しで真夏は下の階とは軽く2,3度以上高い印象。
冬はありがたいが夏はとにかく暑い!!

賃貸では滅多にお目にかかれないようなオシャレな部屋ではあるが、家賃等も含め今の私には負担が大き過ぎるのも事実である。
というわけで真剣に引越しを検討中。

実は真夏が安い?

2008-07-20 | 料理
今年最初にして最後の本格マツタケ飯を炊いてみた。
(夕飯はこれに好物のもずくの味噌汁と冷奴を添えて)
我が家流はワンパターンのギンナンと鶏肉、揚げ入り。
敢えて値段は書かない。

実はこれは北朝鮮産ならぬ中国産。
多分秋の国産マツタケのシーズンにはもっと値上がりしてるはず。
何故かアジア産は秋ではなく8月にはスーパーにお目見えする。
今年は早々と7月末に見つけたってわけ。

内心「何ぞ中毒症状が出やしないだろうな」と怯えつつの挑戦となったが、食べてみるとそれなりにマツタケの香りと歯応えはある。
(尤も費用対効果で見ると、国産の畑シメジをいっぱい入れたキノコ飯の方がずっと美味と思う。)

残りは冷蔵庫に入れ、しばらくチンして楽しむつもり。

ホテルでの福祉就職フェアに違和感

2008-07-19 | 仕事
偶然見つけた某有名ホテルで開催された老人介護関連の福祉就職フェア。
まだ老人介護そのものへの興味が失せたわけではないので、のこのこと覗きに行った私である。
運よくいい仕事が見つかるかもしれないし、と内心甘い期待もしながら…。

この業界の3Kぶりはマスコミ等で連日騒がれているのでここでは書かないが、一方で福祉界のスタッフ獲得をめぐる動きに興味があったのも確か。

が、土曜の午後というのに会場に人はまばら。
地域限定というマイナーさもあろうが(参加したのはいわゆる゛文化度゛の高い地域が中心)、各ブースとも長机に2名いた施設担当者がヒマを持て余してるようだった。

会場入り口でペットボトルのお茶を貰ったのだが、会場費(出店費)およびこの景品だけでも完全に赤字になったのではないかと心配になるほど。

肝心の求人は、看護師以外では9割5分以上が特養の介護職だった。
歴史の長い福祉の世界は教育界同様、資格が物を言う。
上級資格があればよし、そうでなければ選べる職種は限定されてしまう。
この私も後者にしっかり区分されるため、早々に会場を退出したのだった。

しかしなあ…。
4交代制で肉体的にも精神的にも激務をこなすにもかかわらず、正社員でも介護職の給料はほとんどが基本給17万円弱~、よくて20万円強と本当に安い。(稀に23万超がある程度。こういうところは仕事も多分゛超激務゛だろうと想像。)
平均18万円から19万円というところか。

現場や政府が何と言い逃れしようとも、介護保険内でスタッフの給料をまかなおうという発想自体がそもそも根本的に間違っているとしか思わない私だが(超高齢社会にあって日本人に介護されたいと望むなら相応の負担は覚悟すべきである。他人の人生を安く買い叩き、自分はイイ目にあいたいという考えは下品だ。)、その上業界でのキャリアアップの道も整備されていないとなったら、離職率が他業界を圧倒して2割もあるというのもむべなるかな。

実は密かに職務経歴書を持参していた私だが、こんなものを出した日には施設側から「あなたのようなウルサそうな人は要りません」と一発で拒絶されたことだろう。(苦笑)

当日、ホテルのフェア入り口付近にはパール加工したいかにも高価そうなレザージャケットにネックレスをつけたマネキンのボディがいくつか並んでいたのだが、売り物はそのアクセサリーだったらしく、年配女性のグループが品定めを楽しんでいた。

聞くともなく店員さんとのやり取りを聞いていると、何とカジュアルネックレス1本が17万円ほどかもっとするのだった。
さすがホテル!

片や基本給17万円の汚れ(現場)仕事の世界。
片や有閑マダムたちが17万円のネックレスを品定めするきらびやかな世界。
ホテルは(仕事柄仕方がないとはいえ)偶然、残酷な二極世界の現実を見せつけていたのだった。

福祉職のお見合い会場に、経験の浅い人が就職後のイメージを誤って認識してしまいそうなホテルを選ぶのは間違いである――というのが今回、私が確信をもったことの一つ。
その場が華やかであればあるほど、実務についてからの後悔とのギャップが大きいのではないかと思う。

そんなわけで就職に関する収穫はゼロだったが、会場で資料を販売していたユニークな女性グループと知合った。
今後、意見交換するとかなりの刺激が貰えそう。

結局のところ、そこにいる(働く)人が面白くなければ(興味深い人物でなければ)どんなに組織が有名だったり人気だったりしても意味がないなと実感した次第。
あ、これは私限定の判断基準であるからして、念のためお断りしておく。

真夜中にタコを

2008-07-12 | 料理
近所のスーパーで半値になった国産タコを買っていたのを、真夜中の冷蔵庫で発見!

もう寝ようと思っていたのに生ダコを放っておくわけにもいかない。
というわけで急遽料理時間の始まり始まり~~。

自慢じゃないが生の丸ごとのタコなんかゆでたことがない。
その前に料理法も全く知らない。

ずっと昔、明石在住の友だちの家で見聞きしたのをかすかに思い出し、しかし大幅に手順を省いてさばいてみた。

要するに墨袋を取り除くことだけが目的だったのだが、おそるおそるソレを腹から引きはがすことに成功。(画像の左手にある妙な色のもんが墨袋)
そして小さい小さいタコは無事ゆであがったのだった……。

齧ってみるとなかなか美味。
きゅうりを合わせるつもりだが、それまであるかなぁ。(ちょっと心配)

これは偶然?それとも…

2008-07-07 | Weblog
自宅にいると意志薄弱になるため、社福士のテキストを読もうと久しぶりに近所の茶店へ。

そこで偶然坐ろうとした椅子の上に6日付の朝日新聞が何気なく置かれているのを発見。
これは店の備品などではなく前客が置いていったものだ。

見るともなく見ると、1面の『認知症2035年に倍増 「認認介護」じわり拡大』の記事が目に飛び込んできた。

そうなのだ、長生きする人が増えるということは、つまり人生の最終期を要介護で過ごす人が増えることを意味する。
致死率ならぬ致要介護率99%ぐらいか。
少なくとも95%以上にはなりそうな予感がある。

(認知症は老化にもれなくついてくる重い重い゛オマケ゛のようなもん。
本人にとっては末期の苦痛から逃れる意味があるのかもしれない。)

認知症の人をバカにして「ウチは決してああはならん」と言っていたわが母にしてからが、1カ月半入院したら見事に認知症になった。
人ごとではなく本当に老い方の難しい時代になったと思う。

しかし今のこの時期、なぜこの記事が私の目に触れるのか?
単なる偶然とも思えないのが不思議でもあり何かの暗示のようでもあり…。

辞める決心がついた

2008-07-05 | 仕事
ここは堂々と退職宣言をする場ではないが、備忘録代わりに書いておく。
2月から始めた高齢者介護の仕事、私を良く知る友人知人の9割以上が「アンタにはムリな仕事世界」と言ったにも関わらず、半年も続いたことに自分で自分を褒めてやりたい。

さて、介護職1年生には出来ないことも多く、まだ一人前でないのは百も承知。
しかし敢えて退職を決意した理由を考えてみた。
特に1と3が大きい。

その1.世間の言うとおり激務である。ダイエットしたわけでもないのに半年で5キロ近く痩せた私が言うのだから間違いない←贅肉が落ちたのは嬉しいが、実はまだ減り続けていて正直体力もなくなってきている。腰痛と背中の筋肉の痛み、腕がときどきしびれる、足の指、裏が痛くなることはしょっちゅう。慢性化したら困る…。)

特にユニット介護という美名の下、少人数ケアを謳っている場合、下手するとある時間、一人のスタッフが20人余りの要介護老人の面倒を見ることになる。

老人は最重度の要介護5が多数、要介護2~4ぐらいまでがひしめいている。
それぞれに対応法が異なり、ほぼ100%認知症を発症しているだけにどの老人も手強い(中には精神遅滞の人が老いたパターンで外見は認知症そっくりな老人もいる。)

介護職を10年近くもやっているベテランが何人もいる一方で、1年生も当然一人前に仕事しているべきと見なされ、ルティンワークが出来ていないと注意される。

人の質には恵まれた職場なので注意の仕方は非常に理性的だが、なぜ新人が育つための訓練期間を十分取るケア体制を組まないのかと不満でならない。
(スピード、経験知が違うのだから限られた時間でこなせる仕事量にかなりの差が出るにも関わらず、だ。)

介護の現場などろくに見たこともない事務屋の幹部の立てた業務計画によって全てが運営され、それでも誰も文句も言わない。(こんなものと諦めている様子。)

その2.私といわゆるボケ老人たちとの関係は悪くなく、かなり仲良しの老人も複数いる。
が、認知症ゆえか(他の病気ゆえか)、そんな老人たちでも扱いは極めて厄介だ。
ときどき「何でご機嫌を取ってまでこんなボケ老人たちの世話をせんとあかんのか!?」と真剣に腹が立つ。
○○○○たろか!と思うこともしばしば。

本来だと自分の出来ない仕事は早急に出来るようになろうと思うものだし、そうすべきだが、1、3とも関係するが、「何でそこまでして…」とやる気が起きない、または1年生に配慮のない業務体制に怒りがわくのみの私がいる。

(私が勤務フロアを変わると勘違いして泣きそうになったバアサンがいたが、実はこの老人が最も厄介で、多動により私を苦しめ、辞めたい気持ちにさせる元凶だったりするんである。)

その3.別業界から入ったせいかボケ老人を極めて冷静に観察している私がいる。
愛情深く見守るなんて到底ムリ。
理由は詳しく書かないが、そのせいかどうかやっている仕事に意義を感じられなくなる時がしばしばある。
文字通り汚れ仕事なだけに、そうなると辞めたい気持ちにストッパーがきかなくなってしまう。

その4.勤務システム自体がしんどい。
月の半分ほど休めるのが気に入って勤める気になったのだが、週に1回は夜勤があり、夜勤明けの日は正直眠くて眠くて1日潰れてしまう。
結果的に週5日ぐらいも勤めてる感じ。
(これは長すぎる!それでこのペイではとてもやってられない!!)

4週間勤務に対して希望休を申請できるのは3日まで。
いろんなセミナーやら勉強会、会合等に参加するのが大好きな私だのに、諦めざるを得ないことが多く、勤務期間が長くなるとストレスになる。
(以前、デパートに勤めていたとき全く同じ経験をしてるのに、懲りないヤツとは私のこと?)

時間外にせざるを得ない月1の会議や記録などもあるが、これは何故か給料の対象外。
会議は1回3時間ほど、記録作りは残業にならざるを得ないのに、である。
それ以外にもこれでもかというほど読むべき勤務上の取り決め、利用者情報などがあり、少し早く出勤したぐらいではとても読み終わらない。

勤務日以外にこれらの情報が申し送りされていると知らずにいることもしばしばあり、かなり危険(いずれも1回読んだだけでは理解できないぐらい量が多く煩雑)。

仕事上の思惑もあり、まだ老人介護そのものに飽きたわけではないのが救い?だが、特養はもうコリゴリだ。
数日前の読売新聞の記事ではないが、介護の現場からどんどんスタッフが辞めていくのがよくわかる気分。

やれやれ。

キツイ仕事グランプリだと

2008-07-04 | 仕事
7月8日号の『SPA!』誌(扶桑社)の特集だ。
営業マン、店長、テレビ局AD、教師など、各職業の過酷さを競ったらこうなった?
興味深いので以下に紹介する。

『人間扱いされない部門』…派遣会社営業マン、公立中学校教員、食品スーパー惣菜部門チーフ、フリーランス雑誌デザイナー、ケータイショップ販売チーフ。

『時間と仕事に追い立てられ部門』…テレビ制作会社AD、老人ホーム介護士、フリーランスクイズ作家、不動産管理、証券会社営業マン。

『良心の呵責にさいなまれて部門』…飲食店店員、通信会社営業マン。

『まだあるこんなツラさ部門』…出版社事件記者、パン工場アルバイト、ゆうちょ銀行職員。

どんな仕事も甘くはないと思うが、上の仕事に当てはまる人は要注意かも。

メガネトラブル

2008-07-03 | メガネ
最近、ついに眼科で遠近両用レンズの処方箋を書いてもらった。
そしてメガネも新調。

ところが処方箋通りに作ってもらったレンズが、メガネを掛けると疲れる結果に。
遠くがよく見えて今まで諦めていたビル看板の小さな文字まで読めるようになったのは嬉しいが、レンズを入れてもらう時に゛手元優先゛と伝えたにもかかわらず、肝心の近くが右と左で焦点の合う位置が違うのだ。(←これは私の目の特徴であり一般的ではない。念のため)

高さ(位置)の問題ではなく左右にもズレがある感じとでも言おうか。
遠近だから多少視線の使い方に訓練を要すること、ふわっと見える場所がどうしても出来ること、今どき流行りの浅い天地のレンズでは遠近はムリが出ることは承知していたが、これは予想外の結果だ。

天地の高さについて言えば、眼科医の勧める「35ミリ以上」と、実際にメガネ屋に並ぶ今どきのカジュアルメガネのほとんどが「24ミリ~30ミリ」であることの間にも大きなズレがある。

が、機能優先とばかりはいかないのが顔の真ん中にくるメガネであり、かといって見た目重視ではメガネ本来の機能を果たさないのもまた事実なのだった。

この差を埋めるには視線の使い方の訓練が大事なのは言うまでもないが、眼科医のくれる処方箋を鵜呑みにせず、メガネ屋でもさらに検眼してもらい、使用目的を明らかにした上で、デザイン&レンズ(メーカーも含めてどこのどういうレンズを入れるか)についてよくよく相談することが欠かせない。

眼科医はデザインにほとんど配慮してくれないが、これも現状を見ると片手落ちと思えてならない。
もう少し妥協点を探るためのアドバイスまでしてくれても良さそうなものなのに。

それはともかく、4年前の処方箋の単焦点レンズのメガネを掛けている方が目も頭も疲れない(痛くならない)とは困ったことだ。
メガネ一つ作るのにもお金と時間が段々かかるようになるのが加齢の側面でもある。

中年のアメリカ人女性たち

2008-07-02 | シニア情報
アンチエイジング目的の美容本にはほとんど興味がない私だが、「メガネ用メイクについても説明してある」という紹介文にしっかり釣られて買ってしまった。
『ボビイブラウン リビングビューティー』。

25年以上メイクと美容分野で第一人者として活動してきた著者による、中年女性が(今の自分を肯定し)自分らしくあるための提案の数々。
メイク、髪型、服装、食べ物、運動、皮膚科等、様々な角度から自然な美しさを保つために検討しているのは好感が持てる。

普段白人女性というと雑誌やテレビ等で若くてきれいなモデルばかり見ることが多いため、当たり前のことだが彼女たちもまた中年になり、そして元々美人でもない女性も多いという事実をすっかり忘れていた。

白人女性向けのメイク法を知っても日本人には応用できないからムダと思われる面は確かにある。
しかし使用前・使用後の彼女たちの゛垢抜け゛ぶりには拍手喝采だ。

写真が多いので眺めているだけでも楽しい。
エイヤッで買って正解だった希少本。