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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

有料老人ホームが大学とコラボ

2006-09-30 | シニア情報
9月中旬、関西大学を会場に同大学が提携、2008年春から入居が始まる兵庫県東灘区御影の有料老人ホーム「アンクラージュ御影」の説明会が開かれ、大学関係者、老人ホーム関係者、シニア、マスコミ関係者など600人ほどが集まりました。

このホームは日常生活の支援サービスのみならず、提携先大学で本格的な講義を聴くことを可能にした日本初のユニークな生涯学習サービスが売り物で、その名を<カレッジリンク型シニア住宅>といいます。

アメリカにはマサチューセッツ州やフロリダ州などに、既に20ほどのカレッジリンク型コミュニティがあるそうですが、日本版は土地の制約もあり、簡単にキャンパスと老人ホームが゛同居゛するわけにはいきません。

住居は山を開拓した約9400坪の土地にシニア向け住宅220戸、介護付有料老人ホーム63室が建設され、入居者たちはそこから片道40分から1時間ほどかけて大阪府吹田市にある関西大学に通うそうです。

住居内にはスタッフの子どもたちのための保育所も併設され、幼い子どもの存在自体がシニアにとってかけがえのない癒しの場になる仕組みも。

正式なプログラムは現在検討中とのことでしたが、プレコースとして来年開講されるプログラムはほぼ決定。
2008年からは正式に大学の文学部および大学院文学研究科の科目履修生、聴講生、社会人学生として受け入れるそうです。

住居を手がけるのは長年ライフスタイル提案型の住まいを手がけてきたデベロッパーのタケツーを前身とする会社です。
同社ではさらに入居者の不安を取り除くべく、将来は体の活性化と資産管理のわずらわしさからも入居者を解放する計画があるとか。

入居費用は明らかにされませんでしたが、結構なお値段になるのはまず間違いないでしょう。
シニアの暮らし方に、また一つバリエーションが増えるわけです。

とはいえカルチャー通いも、シニア大学生・院生もごくごく普通に見られるようになっている今の日本で、どの程度この新しい暮らし方が定着するものか、私には正直言ってよくわかりません。

「わしゃまだ働くけん!」(特別長編)

2006-09-28 | シニア情報
またまた朝のNHKテレビを観てしまいました。
内容が興味深かったのです。
高齢者人口の多さを逆手に取り、第二第三の゛きんさん・ぎんさん゛を作ろう、というわけでしょうか。
番組では天草市と東京の、生き生きと働く高齢者2例を紹介していました。

めざせ、ババドル!←口の悪いこってす。これは私の造語(^^;)。

熊本県天草市の会員制インターネットテレビ局の看板女子アナは89歳。
地元のさまざまなモノ・コトをリポートするのが仕事です。
黒川ツルエさんという名前を活かし、「ツルの一声!」という名物コメントを発しています。
キャリア2年のベテラン。

今年3月脳梗塞に倒れたものの、手術もせず3週間で退院。
まだ本調子ではないものの、仕事への情熱(責任感?)ゆえか、毎日「いろはにほへと、しろうまのしろうま?、となりの客はよく柿食う客だ」等々の発声練習をこなし、この9月めでたくリポーター復帰を果たしました。

2人目のババドルは明治36年生まれの102歳の森シゲノさん。
http://www.amakusa.tv/
こちらはアナ歴2カ月の゛新人゛で少々耳が遠い弱点がありますが、そこは年齢から来るご愛嬌で乗り越えて。
隣りでサポートする息子さんというのが、当然のことながら相当なお年。
この辺りになるとパッと見には、誰が20歳年上か、30歳年上かなんてことはほとんどわかりません(気になりません)。
年輪を経たもののみが持つ不思議な強さでしょうか。

シゲノさんは入れ歯です。
その人が、シオマネキ(カニ)を食べるのに挑戦するというわけで、番組のキャッチは「ハサミか入れ歯かシオマネキとのバトル」(後半あやふや)となっていて、
言葉遊びもなかなか。

局の゛制服゛は白の大きめTシャツに、名刺と同じご本人の顔写真が入っています。
さらに上にショッキングピンクのナイロンジャンパーをはおります。

ちなみに、ツルエさんの名刺にはご本人が20代後半か30代ごろのイケメンとツーショットで写っている画像がデザインされていて、ぐっとおしゃれな感じに仕上がっています(この見せ方はうまい)。

途中、脳梗塞で自宅静養するツルエさんをNHKクルーが訪問する場面があるのですが、地味なワンピースを着たツルエさんはしっかり年相応に見え、リポーターで生き生きとした輝きを放っていたのとは対照的でした。

若い人をはじめとする多くの人やモノに接する職場があり、「私がやる」という自負があり、明るい色・デザインのものを着ることがいかに人間を若々しくさせるかという、まさに好例でした。
局では今3人目の女子アナを公募中だそうで、下は10代から上は80代まで応募者の手紙が殺到していたのが印象的でした。

ところ変わって、東京・五反田のビジネス街にあるモスバーガーには60歳以上が12人働いているそうです。
ここの゛看板娘゛は71歳のレジ係・小林ミエ子さん(名前の文字は記憶が曖昧)。
失礼ながら年齢を全く感じさせない肌の色ツヤと動作でややこしい客の注文を聞き、多種類のメニューボードを押して遅れることなく奥の厨房に伝えます。

接客が天職なのかもしれませんが、聞けばこの道9年目だそうで、若いときからの徐々の訓練があったからこそ今なお、こんなややこしい仕事をこなせるのかもしれません(自慢じゃありませんが、今だって私には到底覚えられません)。

他に64歳のレジ女性、69歳のホール係男性、72歳の仕込み担当女性などが紹介されていましたが、いずれも人生のベテランならではの気配り、応対のうまさはマニュアル頼みの若い人の比ではない高レベルだそうです。
若い男性客2人が彼女の仕事ぶりを「スーパーフレンドリー!」と評していましたが、客にも同僚にも高齢者の接客ぶりは「ホッとする」と好評でした。

誰が言い出したのか、いつの間にやら店は゛モスジーバー゛と呼ばれるようになったそうです(^^)。

ミエ子さんの1歳上のご主人、修さんは元大工の亭主関白の典型タイプだそうですが、奥さんが生き生きと働く姿に触発されたか、ミエ子さんに感謝される得意の包丁磨きを、現在「他の人のためにもやってあげたい」と口にするほどに。
奥さん不在のときは、作りおいてもらった食事に、自分でラーメンも作り足して食べるほどに柔軟になっていました。

彼女・彼らは働くことでいくばくかのお金を儲けているはずですが、そのことを中高年と違って生臭く感じないのは、お金のこと以上に社会で働くこと、人の役に立つことに対して積極的な生きる姿勢があるからでしょう。
高齢者にあっては、働くことは生きることと密接につながっているのです。

高齢者は社会の潤滑油的な存在としての立派な役目がある――。
2例を通してそんなことを思いました。

政治家の世界でしたか、他の世界だったかド忘れしたのですが、「50、60は洟垂れ、70歳で何とか、80、90で○○」という言葉はもっと社会全体の長い流れの中で見る必要がありそうです。

余談ですが、韓国のテレビ局も先の高齢女子アナを取材に来たよう。
ウカウカしてると日本同様に高齢化が進み、インターネット人口は日本よりはるかに多い韓国で、もしかしたら日本よりも先に「アジア発・高齢者の生きがい仕事事例」が作られるかもしれません。

先に高齢者の価値に気づいたインターネットテレビ局のひとり社長は偉い!
高齢者の採用が、あらゆる世代に元気と勇気を与えることに気づき、実践しているモスバーガーも偉いと思いました。

定年夫はもっと手強い

2006-09-26 | シニア情報
25日、NHKが朝の番組で「妻と夫の定年ライフ」と題して、夫の定年後に夫婦がストレスをためずに済む暮らし方を提案していました。
一般に、夫定年後の妻の悩みは、夫が家にいるため3度の食事の支度が必要になり、妻が自由時間をおびやかされてストレスをためるというもの。

番組で紹介されていた定年夫は、いかにも大企業出身な感じの上品な紳士。
この人は料理に興味があり(←実際は興味ない夫も多い)、地域の人と仲良くしたいと思っており(←実際は「新たな人付き合いはしたくない」夫も多い)、仕事をしたい(←実際は「何もしたくない」夫も多い)という希望を持っていました。

ピーエーピーの前身の余暇文化研究所時代、多くのシニアの余暇活動を取材してきた私としては、正直申し上げて「こんな理想的な定年夫がそうそういるか!」と言いたい。

この人に足りないのはナビだけ。ちょっとしたきっかけさえあれば、このタイプの夫はどんどん妻にとって望ましい方向へ変わるでしょう。
本人も生きがいを得て幸せになるでしょう。

ところがですね、長年、厳しい会社人生を送ってきた定年夫の多くは疲れ果ててヨレヨレ。
従って好奇心はあまりなく、気を遣う人間関係の反動で人間嫌いになっており、「折角定年したのにこの上仕事なんかしたくない!」というタイプも多いのですよ。

ことによったら「どうせ社会はそんなもん」「そんなうまい話がそうそう転がってるはずがない」「どうせ今さら何をやってもムダ」「今さら老妻に頭を下げたり、ご機嫌を取って仲良くするなんてイヤだ」と、「どうせ」「はずがない」「今さら」「イヤだ」と゛男の沽券゛を大安売りする人も大変多いんですね(^^;)。

NHKはこんな鬱陶しいオヤジの対処法を教えてくれませんでしたが、ホントはこういう夫が大半なことを前提に、定年後ライフを提案してくれないと困ります。

ところで、何で私が人様の人生にお節介をするのか?

それはご本人のためもありますが、早々にボケたり寝込まれたりしては妻や子どもが、社会(下の世代)が、ひいては国が大迷惑するからです、ハイ。
それにどうせなら、死ぬまで元気で、生きるハリを持って暮らせた方が本人も幸せに決まってますって!

深夜の捕り物帳

2006-09-25 | Weblog
真夜中12時近くのこと。
寝室にしている和室に用事で入り、出ようとしたまさにその時、何やら気になるものが目の端に映ってしまったのです。
「な、なに?」と慌てて気になる天井を仰ぎ見れば…。

ぎゃあああああああああ~~~~~ッ!!

そこにあったのは、いや、いたのは、手足の長さを含めると8センチはあろうかという大型のクモだったのです。
体高もあるので、かなり大きく見えます。

ここで田舎育ちの子は慌てず騒がず、本領発揮。
黙って掃除機を持ち出し、先の平べったい吸塵機をはずして筒だけにし、天井のクモを追いかけること10秒余り。
季節柄少し動きの鈍っていたらしいクモは、見事掃除機の中に納まったのでした。

かわいそうですが、自衛のためやむを得ません。
ナンマイダブナンマイダブ。
(日本古来のクモなので大人しくて良かった。
万一、セアカゴケグモなんかだとものすごく怖いと思います)

初心者も必要に迫られて実践

2006-09-24 | 勉強
先日、17日に「グチを言うのが目的?」で触れた知人のことです。

本日(土曜日)、メンタルヘルス・マネジメント講座を受講中、ハタと気づいたのですが、知人のケースはキャリア相談(の段階)ではなく、その前段階、職場のメンタルヘルス問題そものではないかということです。放置すれば「うつ」になる可能性だってありそうな気がします。

こちらが受入れ態勢にないときでも、いつでも顔を見るなり職場のグチを聞かされてはたまりませんが、真面目に考えれば知人のメンタルヘルスはかなり危ない状況にありそうな気がします。
(もちろん、職場に相談相手はなさそうです)

お節介なのを自覚しつつ、゛人助け゛と割り切って干渉することにしました。
(知人には悪いですが、無料奉仕する代わり、身近な例で私も少し勉強させてもらおうというわけです)

個人で試せそうなテストのダウンロードもしてみました。
ネットで「職業性ストレス簡易調査票」を出し、知人が語った訴えを思い出しながら゛なりすまし゛て質問に○をつけてみました。

(このテスト結果は、左のグリーンから黄色、オレンジ、右の赤へと変わる4色のグラデーション・バーで示され、ストレス度が色でわかるようになっています。
左のグリーンがストレスなし、右の赤が重篤というわけです)

何と『仕事のストレッサー』はオレンジ色を示し、「……一人で抱え込まずに、上司や同僚に相談しながら、問題点を整理して解決の糸口を探っていきましょう。必要に応じて産業医や保健スタッフに相談してみることも大切です」という結果に。
ほぼ予想通りです。

『最近1カ月のストレス状況』は、「精神的ストレス反応」がオレンジの終わりのほぼ赤に達するところになり、「身体的ストレス反応」はかろうじて゛きみどり゛ですが、「疲労」はピークの真っ赤、「抑うつ」もオレンジと赤の真ん中にありました。
やはり自分で問題を自覚し、プロに相談することが不可欠な段階と判断。

私は知人が自分一人ではうつうつとしているばかりで全く動こうとしないのを、自分の状況をわからせ、しかるべき相談機関に連れていくまでが仕事と思っています。

超・取材だぁ!

2006-09-22 | シニア情報
遠路にもめげず、一日仕事を組んで超遠方まで取材に行ってきました。
雑誌の記事用です。
その方のやっておられる起業内容が特殊なため余人をもって代えがたく、「ぜひ多くの人に『こんな生き方もある』ことを知って欲しい」と思ったことによります。

時間やら交通費やらは確かにかかりましたが、そんな大変さも吹っ飛ぶほど楽しい取材をすることができました。
Hさんに感謝、です。

詳しくは10月19日(木)に発行予定の「ネクストワン」誌(http://www.nextone.jp/)の『がんばれ!シニア・ベンチャー』欄でご確認くださいマセ。

講演無事終了

2006-09-20 | 勉強
先日来、゛そわそわ゛のもとはコレ。
しかも、10年以上前に私自身がメンバーだったグループに、今宵はゲストとして招いていただき、よくも悪くも余計に緊張していました(^^;)。

○○ゆ倶楽部の皆さま、どうもありがとうございました。

当初、資料は25部も用意したら(余裕のよっちゃんで)余るだろう、とお聞きしていたのですが、本日は旧メンバーも新メンバーも都合をつけて駆けつけて下さったようで、用意した26部はあっという間になくなったのでした。
足りなかった方、申し訳ございませんでした。

ここ4年あまりで私の取材させていただいたシニア起業家は80人余りに達しましたが、まとめてお話したのは今夜が初めてです。
というわけで、いつになく緊張しながら今日を迎えたのでした。

「もっと派手に儲けているビジネスモデルはないのか?」とご指摘くださった方、すみません、ご期待に添えなくて。
私の取材先は゛一人ビジネス゛的に細々とやっておられる起業家が圧倒的多数なもので、なかなかご期待に添えるようなケースが見当たりません。

(ひがんで言うわけじゃございませんが、何度も取材され、派手に儲かっているように見えるベンチャー企業も、内情はそう変わらないと思っております)

今後とも、「こんな年のとり方をしたい」と思われるような元気シニアをもっともっと多面的に取材させていただくつもりですので、よろしゅうご贔屓くださいませ(^^)。

どうしょどうしょ?

2006-09-19 | 勉強
ただ今の最大の課題は、講演のためのストーリー作り。
ていうか、これからレジュメを作ろうとしているのですが、そのためには聞いてくださる人に「どんな切り口で自分の経験を語るか?」を鮮明にしなければなりません。

さかのぼると、「どんな聴衆か?」をきちんと把握しておく必要があり、「どんな話題だと興味を持ってもらえるか?」「どう結論づけるか?」等々考えねばならないことが一杯です。
もちろん、話しかたも゛山あり谷あり゛でないと飽きられてしまいます。

そんなことで冒頭のような気持ちに。
いやーッ、大変です。

グチを言うのが目的?

2006-09-17 | Weblog
ときどき会う知人に、かなり゛困ったちゃん゛がいます。

今の仕事に転職して日が浅い上、初めて就く職種でとまどうことも多い中、その部署には知人一人しかスタッフがいなくて誰も相談にのってくれず、会社の中で孤立しているようです。

それなのに責任ある仕事をまかされ、その重さに心身ともに参っている様子。
「責任ある仕事をまかせる」といえば聞こえはいいのですが、その職場自体が設立して1年余りで体制が整わず、蓄積されたノウハウも持たず、スタッフもいないゆえに、事実上゛放り出し゛に近い任せ方をしているようです。

ここまでは知人に同情あるのみですが、問題は゛不平不満゛に対する知人の態度です。
卵とはいえ一応キャリコン勉強中の身としては、何とか知人の負担を軽くしてあげるべく相談にも乗ってあげたいし、情報もできるだけあげたいと思って常に発せられる「聞いて聞いて!!」の訴えにも真面目に応じていたのですが、そのうち、妙なことに気がつきました。

知人はいつも不満をぶつけるばかり。
「もうガマンできない!」「仕事を辞めたい!」とまで言うので、私のような卵ではなく、しかるべき機関に無料相談の窓口があること、ネットで情報が集められるのではないかとか、同業の人にアドバイスを求めたらどうか、○○にいって情報をもらったらどうかとかいろいろなことを言いました。

ところが、知人はそのときは「フーン、そうやね」と答えるのに、いつまでたっても何一つ行動を起こしません。

よくよく観察していると、常に他人に「ねえ、聞いて聞いて!!」「私こんなに大変な目に遭っているの!」と話をもちかけ、慰めてもらうのを一種の趣味にしているようなのです。
「こういうふうに出来(考えられ)ないの?」とアドバイスすれば、必ず「それはムリ!」と否定で返してきます。

常識で考えれば、問題が起こってホントに苦しければそれを回避すべく次の手段を必死で考えると思うのですが、知人の場合は「しんどい!」と訴えること自体が大切なのであって、人が慰めてくれるのが一番心地良い状態のようです。

やり取りを聞いていると、他人のアドバイスに対して「それはムリ」「それは出来ない」と言い、そして自分の大変さだけを切々と訴えています。
こういうタイプの人はグチを言うことが目的化しているか、あるいは周りの人に優しくされるのが目的であって、要するに依存心の強い゛時間泥棒゛ではないか、というのが最近の私の見たてです。

こうなると顔を見るのも鬱陶しくなるもので、(こんなですから、知人は話題が他のことにいくのを承知しません。無意識のうちに常に自分の大変さを訴える話題にしか乗らず、他人が別の話で楽しく盛り上がっていると割って入って「ねえねえ、聞いて聞いて!」とやります)逃げるが勝ち!

体つきは華奢なのに、存在は悪い意味で非常に重たい人なのです。
露骨に「いい加減にしなさいよ!」と言って悪人にもなりたくない私としては、今後、一切関わらないことに決めました。

こういうタイプの人は真剣に付き合ってくれる友人を得るのが困難でしょう。
だからますますグチを聞いてくれる相手を探したくなるのかもしれません。
自分で気づいていないだけに、痛ましさを感じてしまいます。

終わったぁ~!!

2006-09-16 | 勉強
8月末頃から頭痛のタネだった、キャリコン養成講座のペーパーテストがやっと本日終わりました。
出来は……聞いてくれるな、おっかさん(^^;)。

重要だと知っていたのに最終確認を怠り、みすみす゛痛恨の減点゛になってしまったものもあれば、「あ、これは何巻の○○に載っていた」「ノートに書いていた」と思い出して書けたものも、あるいは思い出すのはしょせんそこまでで、結局書けなかったものも……(言い訳ですが、何ページのあそこに載ってた、と思えるだけでもなかなかの進歩に思えます)。

試験前1週間ほど学生時代を思い出して詰め込み勉強をしましたが、悲しいかな、頭はもう柔軟ではありません。
大量の暗記など(ホントは試験は暗記するものではありませんが)、「何とかの6項目」を覚えると、先に覚えたばかりの「何とかの4項目」が記憶の彼方にいってしまう有様で、ホンマ、付け焼刃ではどうしようもないことを実感しました。

でも大量の内容を尋ねられる可能性を考えれば、とにかく本やノートにあたるしかない。
ある意味では゛実力試験゛そのもので、常識もフル稼動させながらウンウン唸るのみ。

先日新聞に、秋の運動会シーズンを前に「お父さん、いきなり運動するのは危険ですよ。まず○○をして少しずつ体を慣らしていきましょう」という趣旨の記事がありました。

勉強でも同じことが言えそうです。
学生時代はそれなりに苦もなく出来たことが、頭がまともな勉強に慣れてない今はいきなり勉強するのは危険、まず゛勉強というものに体と心を馴染ませてから、本格勉強にかかった方がムリなく進みそうです。

まだまだこれからクリアせねばならない試験がいくつかあるのですが、(ここは発想の転換で)むしろ、勉強というものに体と頭と心が慣れた現状を感謝しないといけないのかもしれません。