ポール・ポッツと同じ道をたどるかに思えた48歳の歌姫候補、スーザン・ボイルは30日に行われた決勝大会で破れ、残念ながら2位だったそうだ。
(その前、4月に彼女の存在が全世界に知られてから自宅周辺には常に記者がはりつき、またマスコミ等での彼女への賛否両論も激しかったらしい。つつましやかに暮らしていた彼女は、一時は決勝参加を止めようと思うほどプレッシャーがすごかったという。芸能界に出て行くというか、有名になることの代償は非常に大きいのだ。普通の神経の持ち主ではやられてしまうだろう。)
1位は10代から20代半ばまでの若者10人で構成するダンスチームで、彼らは賞金約1500万円と、王族の前で披露するという特典を得たとか。
スーザンは2位ではあるが、歌では実質1位なわけだし、ポールと同じくCDデビューぐらいしてもいいのにと(素人判断で)思っている私。
尤も48歳という年齢と歌のジャンルは、ポールに比べて少しハンディがある。
ポールが36歳か37歳ぐらいで審査員に見出され、またプロのオペラ歌手としてのレッスンをその4年前まで続けていたのに比べ、ポピュラーソングは年齢をはじめ、容姿やいろんな要素がオペラ以上に影響するのではないか。
とはいえ、スーザンのも聞かせる歌であるのは確か。
じっくり聴いていると彼女の生きてきた姿勢や想いまでが伝わってくるように思える。
3大テナーが競演する超贅沢な歌を聴いたが、予想に反してポールのを聴いている方がずっと良かった。
聴く人に押しつけがましくない、慎ましやかさといったものが歌にまで表れているのだろうかと思ったほど。
一筋縄ではいかない厳しい世界、ただ黙って経過を見守るのみ。
(おまけの記)
無事決勝戦へ進出した準決勝の様子。
http://www.youtube.com/watch?v=F5ShZvZRI8s
正直言ってこの時のスーザンは極度の緊張状態にあったのか、少し声が上ずってる感じで最初の時ほど上手く聞こえなかった。でも3人の審査員たちが口々に最初の審査時の自分たちの非礼を詫び、彼女に「あなたは私たちイギリス人の誇りだ!」と語りかけたのが印象的。(ちなみに、近々レコード会社と契約を結ぶとか…。やっぱりね!)
スーザンはこれまで、お母さんの介護の傍ら教会でボランティアをしていたそうだが、2007年にお母さんが亡くなるとき、「あなたの歌は人に訴えるものがあるから、私がいなくなったらぜひ新しい世界に挑戦しなさい!」というようなことを言い残したのだとか…。そして、彼女はお母さんの遺言を実行に移したというわけ。
22歳のスーザン・ボイルが歌う姿も発掘されている。
http://www.youtube.com/watch?v=P7u00ytEtD4&feature=related
他の曲も聴いてみたい人に。上手い、上手すぎる!!
http://www.youtube.com/watch?v=P8r9lRJ6yHY
セリーヌ・ディオンで有名なタイタニックを歌う姿も。
http://www.youtube.com/watch?v=57o13iKO6f0&feature=related
(その前、4月に彼女の存在が全世界に知られてから自宅周辺には常に記者がはりつき、またマスコミ等での彼女への賛否両論も激しかったらしい。つつましやかに暮らしていた彼女は、一時は決勝参加を止めようと思うほどプレッシャーがすごかったという。芸能界に出て行くというか、有名になることの代償は非常に大きいのだ。普通の神経の持ち主ではやられてしまうだろう。)
1位は10代から20代半ばまでの若者10人で構成するダンスチームで、彼らは賞金約1500万円と、王族の前で披露するという特典を得たとか。
スーザンは2位ではあるが、歌では実質1位なわけだし、ポールと同じくCDデビューぐらいしてもいいのにと(素人判断で)思っている私。
尤も48歳という年齢と歌のジャンルは、ポールに比べて少しハンディがある。
ポールが36歳か37歳ぐらいで審査員に見出され、またプロのオペラ歌手としてのレッスンをその4年前まで続けていたのに比べ、ポピュラーソングは年齢をはじめ、容姿やいろんな要素がオペラ以上に影響するのではないか。
とはいえ、スーザンのも聞かせる歌であるのは確か。
じっくり聴いていると彼女の生きてきた姿勢や想いまでが伝わってくるように思える。
3大テナーが競演する超贅沢な歌を聴いたが、予想に反してポールのを聴いている方がずっと良かった。
聴く人に押しつけがましくない、慎ましやかさといったものが歌にまで表れているのだろうかと思ったほど。
一筋縄ではいかない厳しい世界、ただ黙って経過を見守るのみ。
(おまけの記)
無事決勝戦へ進出した準決勝の様子。
http://www.youtube.com/watch?v=F5ShZvZRI8s
正直言ってこの時のスーザンは極度の緊張状態にあったのか、少し声が上ずってる感じで最初の時ほど上手く聞こえなかった。でも3人の審査員たちが口々に最初の審査時の自分たちの非礼を詫び、彼女に「あなたは私たちイギリス人の誇りだ!」と語りかけたのが印象的。(ちなみに、近々レコード会社と契約を結ぶとか…。やっぱりね!)
スーザンはこれまで、お母さんの介護の傍ら教会でボランティアをしていたそうだが、2007年にお母さんが亡くなるとき、「あなたの歌は人に訴えるものがあるから、私がいなくなったらぜひ新しい世界に挑戦しなさい!」というようなことを言い残したのだとか…。そして、彼女はお母さんの遺言を実行に移したというわけ。
22歳のスーザン・ボイルが歌う姿も発掘されている。
http://www.youtube.com/watch?v=P7u00ytEtD4&feature=related
他の曲も聴いてみたい人に。上手い、上手すぎる!!
http://www.youtube.com/watch?v=P8r9lRJ6yHY
セリーヌ・ディオンで有名なタイタニックを歌う姿も。
http://www.youtube.com/watch?v=57o13iKO6f0&feature=related