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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

残念だったが、2位も悪くない

2009-05-31 | その他
ポール・ポッツと同じ道をたどるかに思えた48歳の歌姫候補、スーザン・ボイルは30日に行われた決勝大会で破れ、残念ながら2位だったそうだ。

(その前、4月に彼女の存在が全世界に知られてから自宅周辺には常に記者がはりつき、またマスコミ等での彼女への賛否両論も激しかったらしい。つつましやかに暮らしていた彼女は、一時は決勝参加を止めようと思うほどプレッシャーがすごかったという。芸能界に出て行くというか、有名になることの代償は非常に大きいのだ。普通の神経の持ち主ではやられてしまうだろう。)

1位は10代から20代半ばまでの若者10人で構成するダンスチームで、彼らは賞金約1500万円と、王族の前で披露するという特典を得たとか。

スーザンは2位ではあるが、歌では実質1位なわけだし、ポールと同じくCDデビューぐらいしてもいいのにと(素人判断で)思っている私。
尤も48歳という年齢と歌のジャンルは、ポールに比べて少しハンディがある。

ポールが36歳か37歳ぐらいで審査員に見出され、またプロのオペラ歌手としてのレッスンをその4年前まで続けていたのに比べ、ポピュラーソングは年齢をはじめ、容姿やいろんな要素がオペラ以上に影響するのではないか。

とはいえ、スーザンのも聞かせる歌であるのは確か。
じっくり聴いていると彼女の生きてきた姿勢や想いまでが伝わってくるように思える。

3大テナーが競演する超贅沢な歌を聴いたが、予想に反してポールのを聴いている方がずっと良かった。
聴く人に押しつけがましくない、慎ましやかさといったものが歌にまで表れているのだろうかと思ったほど。

一筋縄ではいかない厳しい世界、ただ黙って経過を見守るのみ。

(おまけの記)
無事決勝戦へ進出した準決勝の様子。
http://www.youtube.com/watch?v=F5ShZvZRI8s

正直言ってこの時のスーザンは極度の緊張状態にあったのか、少し声が上ずってる感じで最初の時ほど上手く聞こえなかった。でも3人の審査員たちが口々に最初の審査時の自分たちの非礼を詫び、彼女に「あなたは私たちイギリス人の誇りだ!」と語りかけたのが印象的。(ちなみに、近々レコード会社と契約を結ぶとか…。やっぱりね!)

スーザンはこれまで、お母さんの介護の傍ら教会でボランティアをしていたそうだが、2007年にお母さんが亡くなるとき、「あなたの歌は人に訴えるものがあるから、私がいなくなったらぜひ新しい世界に挑戦しなさい!」というようなことを言い残したのだとか…。そして、彼女はお母さんの遺言を実行に移したというわけ。

22歳のスーザン・ボイルが歌う姿も発掘されている。
http://www.youtube.com/watch?v=P7u00ytEtD4&feature=related
他の曲も聴いてみたい人に。上手い、上手すぎる!!
http://www.youtube.com/watch?v=P8r9lRJ6yHY
セリーヌ・ディオンで有名なタイタニックを歌う姿も。
http://www.youtube.com/watch?v=57o13iKO6f0&feature=related

風雪に耐えた声は

2009-05-30 | その他
心にしみるってホントだなぁーと。

先週末、2007年に一夜にしてプロのオペラ歌手になったポール・ポッツの「ワンチャンス」を購入。

ポールが世界ツアーで来日した時に日本人の聴衆も言ってたが、苦労した人の声には天性の才能に加えて人を感動させる特別な何かがあるようだ。

風雪に耐えてやっと芽を出した人ならではの感動とでもいおうか。
若くて世に出る天才もいいが、苦労の末、やっと芽が出た若くはない人のニュースは中高年を勇気づける。

そんなわけで今日は一日中、ポール・ポッツのオペラを聴きながら゛ながら仕事゛に精出し。
普通、仕事の時はBGMは邪魔なので消すのだが、今日は全然邪魔にならず却ってはかどった感じ。

もうちょっとすると、今度は世界三大テナーの競演CDが届く。

我ながら浮気性だと思うが、一旦火がつくと色々聴いてみたいと思うのもこれまた人情で…。
(昔からグリークラブの合唱を聴くのが大好きだった゛下地゛あり)

期待していたメガネ誌だったが…

2009-05-27 | メガネ
今月25日に発売されたメガネ雑誌、やっと本屋に受け取りに行くことが出来た。
メガネの専門誌が複数発行されていることに多くの人は驚くかもしれないが、今はそういう時代――つまり、メガネがそれほど注目を浴びるようになったということ。

しかしやっと手にした今号は、はっきり言って面白くない!の一語に尽きた。
早、ネタ切れを起こしたのか?と心配になってしまったほど。

別腹ならぬ゛別脳゛で

2009-05-25 | その他
さんざん飲み食いしてもう食べられないと思っていても、甘い物を出されるとぺろりと平らげてしまうのが人のサガ。
俗に゛別腹゛といい、胃の中の収容場所は一般の食べ物とは違うということになっている。

最近、ある作家が゛別脳゛という言葉を書いていた。

書かねばならない仕事がタップリと目の前にあるのにどうしても書く気がせず、ウォーミングアップとしてブログなどを書くことを言うそうだ。

編集者にすれば「ブログなんか書いてる暇があったらとっとと仕事せーよ!」ということになるのだろうが、作家の気持ちはとてもよくわかる。
仕事で文章を書くのと、ブログに文章を書くのは別なのだ。

サボろうと思っているわけでは毛頭なく、そういう体質だということ。
さしずめ私など、いつもウォーミングアップに励んでいるということか(^^;)。

前後の別はあれど、腹も脳もいきなり止まったりスタートしたり出来ないのが妙に可笑しい。

メガネは落ち着いた店内で見たい…

2009-05-23 | メガネ
新型モデルの受注会も兼ねたパーティに参加した。
メガネ道楽にはまって5年近く。

私がかつて大好きだったメガネの、滅多に会えないデザイナー御大がはるばる仏からお越しになるというので好奇心も手伝って心斎橋まで出かけたが、多くの人、それもマスクをかけた人が沢山集まっているところにいると、それだけでインフルエンザをうつされるような気になって全然落ちつかない。

大好きなメガネブランドの展示会だというのに、この気分の弾まなさは何ゆえ?
最大の理由は、どちらかというと男性向きのデザインがはるかに多いこのブランドに、最近あまり魅力を感じなくなっていることが大きいようだと気がついた。

オシャレメガネが珍しかった頃はユニセックス商品として扱われていたメガネも、最近は男性向け・女性向けの分化が著しい。
もちろん、男女どちらが掛けても違和感のないデザインもあるが、それでもメガネ界も主流は男女ではっきりデザインを変えて打ち出してきているようだ。

その場に長くいたら、メガネラバー(偏愛家?)たちの、掛けこなしが難しいメガネのさまざまな応用編が見られたのだろうけど、残念ながら「おおッ!!」と目を見張るような人を見つけられなかったので早々に退散。
(通訳を介して御大に告げたいほどのメッセージもなく…)

人いきれを逃れ、隣にあるメタルフレームが多い店で斬新なデザインを眺めて、やっとちょっと落ち着いた。
元々はプラスチックフレームが大好物だが、夏には細いラインで繊細な色や模様が出せるメタルも捨てがたい。

インパクトの少ない顔を個性的なメガネで補い、お陰さまで人に「今日はどんなの掛けてるかと思って楽しみにしてた」と言われるようになった。
メガネ万歳!!
(まだまだメガネ講師への道は遠いが――)

゛セミナーオタク゛

2009-05-23 | キャリアの周辺
標題は私の造語だ。
正しく言うと、セミナー受講大好き人間というほどの意味。

もちろん、自分の関心あるテーマであることが前提で、内容が期待はずれだと始まったばかりでもさっさと退室して帰ることもある。
自分のことは棚に上げ、目は肥えているのだ。

昨日は友人に教えてもらった女性のためのキャリアを考えるセミナーへ。
特に目新しい発見はなかったが、さすが多くの企業で研修を長年続けている講師なだけに話し方によどみも飛躍もなく、スラスラと流れて気持ち良い。

僭越ながら、話全体は私が日頃考えていたことを後押ししてもらった感が強い。
だがテーマとテーマのつなげ方など学ぶところは多かった。

講師の結論を一言で言うと、2:6:2の法則をあてはめるなら、女性の大半はいわゆるキャリア志向ではなく、ライフ(生活)の部分を大切にしながら働くことを望んでいる。
だから「6」の彼女たちには、女性特有の事情を踏まえた上でキャリア形成支援をしていく必要があるということ。

良くも悪くも一生働くことを想定されている男性と違い、子どもを産み、育む性である女性の人生の選択肢(キャリア選択)は多様で、その分悩みも多い。
結婚、非婚、出産、離婚、再就職、非婚職業人など、転機(トランジション)の度に心理面が(男性以上に)揺らぐ。

その理由は「成人期」の男性と女性の発達課題の違いによる。

男性が、小さなことでも自分で決断し、信念に基づいて行動するのに対し(幼い頃からそのように行動するよう育てられる)、女性は他者との関係性を重んじ、他者との調和共存や社会への適応に重きを置く(幼い頃から周りに気を遣い、周りと仲良くするよう、自己主張しないよう育てられるのは男性と対照的)。

その結果、アイデンティティが確立しにくかったり、メンタルヘルス不全になったり。
実際、女性は男性の3倍、ウツになりやすいという。

(男女共に有効な)ストレス対処法は4つ。
①ストレッサー(刺激)自体への対処。
②認知アプローチ評価(思考を変える)。
③感情・気分を鎮める。
④身体の興奮を鎮める、気分転換する。

②は、起こった事柄や相手に対し、自分の価値観等に照らして考えるからストレスが発生するので、考え方(視点)を変えてみようとする方法。

レポートが目的ではないので詳細は省くが、下記に教えてもらったコミュニケーションパターンチェック法を紹介。
「はい」は〇、「いいえ」は×、「どちらともいえない」は△。
×が多いと人間関係がスムーズにいかず、ストレスをためやすくなる。

①相手の良いところに気がついた時、積極的に褒めるほうですか?
②愛情や好意、感謝の気持ちをオープンに相手に表しますか?
③人の話に積極的に耳を傾けるほうですか?
④相手が自分と違う意見であっても、話し合い、できるだけ分かり合おうとしますか?
⑤自分の知らないことやわからないことを、人に教えて欲しいと頼むことができますか?
⑥自分のミスを指摘されたとき、それを認めて素直に謝ることができますか?
⑦自分が心細く、不安や弱気になっている時、それを口にできますか?
⑧人の言葉や態度で傷ついた時、怒りや失望の感情を(ただ感情に流されるのではなく)言葉で相手に伝えることができますか?
⑨長電話になりそうで都合の悪い時、相手にそのことを伝えて、電話を切ることができますか?
⑩意義のある援助や奉仕を頼まれた場合でも、自分に無理な時は断れますか?
⑪尊敬している(恩のある)人であっても、大事なことで意見が違っている場合、自分の意見を言えますか?
⑫公の場(会議等)であっても、必要であればきっぱり異議を唱えることができますか?
⑬受診を受けた際、医師に自分がほしい具体的情報をきちんと求めることができますか?
⑭貸したもの(お金など)を返して欲しいといえますか?
⑮不当な要求や押し付けを拒むことができますか?
⑯侮辱や中傷、いわれのない非難を受けた時、きちんと対応して反論できますか?

かなりオッサン度?の高い私は多くの女性が躓きそうな箇所も楽々クリアしたのだが、「そんなだから<勤め人>になれないのね」と気づいた次第…。

替え歌で遊ぶ

2009-05-22 | キャリアの周辺
北原白秋作詞・中山晋平作曲の『あめふり』歌を、美容・コスメの通販ショップ店長の沖洲真弓さんが゛編詞゛、『ピンチをチャンスに変える歌』に仕立てた。

彼女によると、「これを歌っていると、何故かいいことが起こります」とのこと。
刺激されて私も2番と3番を作ってみた。←ヒマ人?

<1番>
「雨雨 降れ降れ 人生で チャレンジ 続けば 嬉しいな
ピンチ、ピンチ チャンス、チャンス らんらんらん」

<2番>
「雨雨 降れ降れ 今日もまた チャレンジ いっぱい 嬉しいな
ピンチ、ピンチ チャンス、チャンス らんらんらん」

<3番>
「雨雨 降れ降れ 元気よく チャレンジ いつかは 夢かなう
ピンチ、ピンチ チャンス、チャンス らんらんらん」

CCの集いなんかで披露すると結構受けそうな予感あり!?

久しぶりにPCと長時間格闘

2009-05-20 | 仕事
いつも人任せだったのを反省、初めて名刺を自分で作ってみることにした。
元々デザイン分野は苦手なので初心者の手に負えそうなサンプルを何通りか選び、それを自分のものに入れ替えるだけ、と超手抜きで出来るはずだった。

ところが実際はそう楽に進まず、「いや、ここは文字はもうちょっと大きい方がいいな」「明朝の方がいいかな」「ここは右揃えだ」「もう少し級数をあげよう」などとアレコレやっていると、それだけであっという間に2,3時間も経っていた。

いっそネットの名刺屋さんに頼んだ方が良かったか?と後悔。
しかし、流動的な状況にある間は自分で要る分を少しずつ印刷する方が経済的だ。

最近はケチ心のなせる技か、名刺交換にそれほど積極的ではないのであまり減らない。
たまには「え!?」と人の意表を突く名刺を持ってみたい気もするが、キワモノで目立つのは目指すところじゃない。

というわけで、やっぱり平凡なところへ落ち着いた。
予想通り。

心の叫び

2009-05-18 | 日記
『マスクせよ うがい手洗い 励行と 言うなら店で 売ってくれ!』
今の正直な気持ちだ。

店や銀行など、遂にという感じで街にいる人・街を行く人のほとんどがマスク姿に。
たまに見かけるマスクなしの人は、どうしたのだろう?
多分マスクが手に入らないのだろうか、ご同輩…。

薬局のおばさんが、「うがいと手洗いで乗り切っていただくしかないですね」と
苦笑いしながら言った。
普段の体力、および親から受けついだ体質の勝負だな。

やれやれ、の伝染病騒ぎ

2009-05-18 | 日記
伝染病発生の時だけ先進県にならんでもええのに…というのが正直な感想。

元々スーパーへ行くのは2,3日に1回ペースだったが、ちょうど備蓄食糧がなくなったので、日曜日の昼、久しぶりに近所のスーパーへ出かけた。

そこの店員さんはまだマスクをしてなかった。
客の中にマスク派がちらほら程度だったが、兵庫に次ぐ発症地だから全員マスク姿になるのも時間の問題かも。

しかし、困ったことに予防のマスクを買おうにもそこらの薬局にマスクがない!
大型店も小型店も軒並みマスク切れ。
昭和48年のオイルショック時の買いだめ騒動を思い出してしまった。

今週は週1回通っていた職場も休みになり、さりとてどこかへ気晴らしに出かけるわけにもいかず、家に籠もって普段出来ないことをしなさいということらしい。

偶然なくなっていた米も24時間コールで注文。
きっと配達の人は「買いだめしてるな」と判断するだろうと思いつつ。