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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

夏の食べ物(1)

2007-08-31 | 料理
近所の八百屋でカゴ盛りされたおいしそうなイチジクを見つけました。
実の先端が大きく割れかけ、中身の見え始めた頃が本当は一番おいしいのですが、見てくれがよくないのと日持ちしないのでだいぶ安くなっていました。

8個450円!

思わず2盛り買って生でいくつか食べましたが、一度゛イチジクの田楽゛とやらを作ってみようと残りはしっかり冷蔵庫へ入れました(^^)。

大阪人情マンガでほっこり

2007-08-29 | Weblog
大阪南部の下町が舞台の、何ともいえない味のあるマンガです。
パート1を読んで気に入り、2は最近ネットでゲットしました。

個人的には1の方が好きですが、偶然これが今朝の読売コミック欄で紹介されていてビックリ。
今年2月に文化庁メディア芸術祭優秀賞、6月に手塚治虫文化賞短編賞を受賞したとか。

こんな内容をさらりと描ける漫画家はタダモノではないと思ってたら、「やっぱり!」って感じです。
いかにも大阪っぽいベタな人情を背景に、主人公たちがそれぞれ見方によっては深刻なテーマを深刻ぶらず、一生懸命生きてる姿が好きです。

1の、中3の男の子と23歳の高校教師の「恋愛」、2の、5歳の女の子が一途にバレエを踊る姿が、自閉気味の女の子と、踊り以外のものに頑なになっていた先生の心を溶かした「大阪踊り」が特に気に入っています。

頑張る!?元気シニア

2007-08-28 | シニア情報
世の中の高齢者比率が増えると、お役所の想定外のような゛強者゛も現れてなかなか面白いのです。

今朝の読売新聞の人生案内には70代男性からの<恋の相談>が載っていました。
(なかなかやるもんです!)

「二股交際を17年ほど続けたところ、3年前、バレて二人とも怒って去った。自分としては一人はともかく、もう一人のことは非常に好きで諦めきれない。何度も謝罪したが許してもらえず、3年間苦しんでいる。二兎を追った自分に嫌悪感を覚え、反省の日々」を送っているそうです。

で、言い分がなかなかスゴイ。

「許してくれるなら一緒になってもいい。誠心誠意尽くしたい。彼女が大好きです。老いらくの恋と笑わないでください。」

これに対して、作家の久田恵さんが淡々と答えています。
「後悔の念はわかりますが、あなたはまだまだ自分本位な気がする」と。

「『許してくれたら一緒になってもいい』と言ってるようでは、20年近くも二股をかけられた女性たちの無念さをわかっているとは(到底)思えない。相手はあなたが゛本気の恋心゛でないことに気づいたのでしょう。3年経って(謝って)まだダメなら、相手はあなたを必要としていないので、これは打つ手なしですね。」

このあと久田氏は男性に「恋に苦しむことができるだけでも幸せと思って、゛愛の思い出゛を抱いて生きること」を勧めています。

内容の是非はともかく、私が巷でお目にかかる70代男性で「この人なら恋人にしてもいいわ」(←強気な発言で失礼、一応かなりの年齢差があるので)と思えるような人は、まあ100人に1人もいればいいところではないでしょうか。

200人に1人ぐらいのような気もします。
いや、もっともっと少ないかも。
特に外見がひどい!

知性や清潔感が求められるのはいうまでもありませんが、プラス当世風に゛ちょいワルオヤジ゛ではありませんが、センスや意気を感じさせるものがないと、゛地味爺(ジミジイ)゛一色ですゾ。

ほとんどの人が(内心のスケベ心とは裏腹に)外見も性格も好々爺かクレーマー、そうでなければもはや性別を超えた゛ヒト゛になってしまって、男優のように外見も中身もセクシーな人は滅多にいません。

これは特に日本人男性に多そう。
自分なりの人生指針(←積極的に自分の人生を生きるための、の意)をきちんと持っていない、本当の意味でのオトナではないことから来ているような気がします。
何せ、生き方は顔に、そして心の姿勢は体の姿勢にも表れますからね。

となると、(相談者の恋が始まったのは40代後半からですから、だいぶ割り引くとしても)恋人2人とそれぞれ20年近くも続いたというだけでも、この相談者の男性としての魅力はスゴイのではないか?と思ってしまうのです。
え、私ってヒネクレてる?

自分の意外な才能に気づく

2007-08-26 | 勉強
カウンセリングの面接実習で、先生からライブ法とロールプレイ法について教わりました。

ライブ法では(CL役は面談時に)自分のことを、ロールプレイ法では第三者になりきって語る違いがあるとのこと。
そして「今日はロールプレイ法で実習します」とのお達しが。

その前、正式に「ライブ法で実習するように」とはひと言も聞いた覚えがないのですが、自分に都合の悪いことはすぐに忘れてしまう私の良い耳のせい?

実は私は7月の実習に既にロールプレイ法で臨んでいたのですが、どうやら時期尚早だったようです。
だから実習後、先生に「『川井さん、(皆の前で深刻な相談をして)大丈夫?』と心配されていたのね」と気づきました。

そして、ロープレ法初日の今日は12の人物像がサンプルとして示され、各自自分のなりやすい役目を演じることに。

9人という奇数のわがグループでは、2人1組だとどうしても2回演じる人が要ります。
極めて前向きな私(←半分ヤケ)は貴重な機会と思い、CLとCOの両方に挑戦しました。

これがですね……自分でも意外なことにCL役にはまってしまったのです。
日頃理性的な自分をどうしても捨てられない私には、CLとして好き放題言うのは意外と楽しく、「(こんな私を)COがどこへ導いて行ってくれるかなァ?」と楽しみにすら思えるのでした。

逆にCOをする時は理性はひとまず脇へ置き、acterまたはactressになったつもりで、まずはCLの話から相手の気持ちを(自分なりに)推測し、心に浮かんだ相手の感情を親身になって伝える、という手順にしてみました。

ところが、これが私にとって永遠のテーマとも思えた゛共感゛の場面にえらく効くことを発見。

言葉で解説すると、①人は感情の動物だから、②COはまずCLの感情を受入れ、③CLと一緒に怒ったり悲しんだり困ったり(時に笑ったり)することによって、④CLは気持ちが落ち着き、⑤「このCOは信頼できる」と思うようになる。

すると、⑥少し冷静に自分や周りを振り返る余裕ができ、⑦そのことがCLが自分で解決法を見出すことにつながり、⑧それがつまりカウンセリングの本義だというわけです。

まだまだですが、今日、少なくとも゛共感゛について、「あ、こうすることを求められていたのね」という手応えはめでたく得られたように思います。
先生に「この1週間ですごく上達しましたね」と褒めてもらいましたが、実は秘密の勉強法があったのです。

それは、<カウンセリング事例集の音読>。

別の勉強会で刺激を受けて、家で自分がナレーターや当事者のつもりで声音を変えて事例集を読んでみたのですが、これが意外にも面白く、たちまち1冊だけでは物足りなくなって新たに事例集を5,6冊追加で買ったほど。(←この辺がおバカ)

こんな妙な勉強をする人は滅多にいないと思いますが、ひと通り読むことで、「カウンセリング場面で(COとして)こんなことを言ってもいいんだな」とか「時にはここまで言うこともあるんだ」「CO役が〇〇したからCLが落ち着いたんだな」と思える場面を多々知ったのは事実です。

恐るべし、音読!
皆、種を明かすとびっくりしてましたっけ(^^)。

ついでに言えば、音読は゛気持ちを表現する゛のにも役立つようです。
苦手なカウンセリングの傾聴場面に何とか私なりの突破口が開けたようで、非常に嬉しい一日になったのでした。

趣味ゴコロを発揮したら

2007-08-24 | 熱帯魚
いったん興味を持つとトコトンしつこく調べ、自分で納得するレベルまで達しないとおさまらない私です。

これが常に良い方に出ればスゴイのですが、大抵は趣味っぽい世界に出るのが残念なところ。

さて、その特性を活かして作った自慢の一つが「プラティ出産予定表」です。
プラティ1匹ごとに、いつが予定日かを記入した簡単な表ですが、これの便利なのは実際の出産日も書き込んで誤差をチェック出来るようにしていること。

(誤差を勘案するのは、以降の出産日を出来るだけ正確に推測するため←親の隔離の都合とか色々あるのです)

さすがにエクセルで作るほどヒマではないので手書きで簡単に作りましたが、最低限必要なことは記されていて、自分ではナカナカと思っています。
こんなアホなもんを作って喜んでいる人間は、世の中広しといえども私ぐらいでしょう(笑)。


さて、明日はいよいよ世界陸上が始まります。
夜はテレビで、つい最近著書を読んで俄かファンになった゛侍ハードラー゛を応援するのです!

光栄、だったりして(^^)

2007-08-23 | 勉強
カウンセラー養成講座の本部から速達が届きました。
「何かやらかしたかなぁ?宿題はちゃんと出したし…」と思いつつ封を切ると――。

何と7月の面接実習の際、私がCLとして相談したCO役の人が、次回の逐語検討クラスで、COの応答が適切だったかどうかをグループ全員で細かく検討する事例提供者に選ばれたとのことで、そのお知らせと「守秘義務を遵守し、資料の処分には細心の配慮をするので了解してください」という依頼でした。

要するに私が相談した案件を、皆と詳細に検討する材料にしますよ、というお断りです。

どうぞどうぞ!
気にせず、日本国中に触れまわってもらっても私は一向に構いませんゾ。
本当は、できれば私もその検討会とやらに同席して分析を聞きたいぐらいですが、グループが違うので残念!

金魚ライフ--魚の視線--

2007-08-22 | 熱帯魚
飼う前は「たかがサカナ」とバカにしていましたが、実際に飼ってみるとイヌやネコのようなスキンシップこそ望めませんが、熱帯魚も結構面白いのです。

何種類かを一緒に飼っていますが、主役は超多産のプラティ。
オレンジプラティという、子どもを稚魚の形で産む卵胎生メダカの改良種です。

ネオンテトラほどの華やかさはありませんが、丈夫で人なつこく、姿形のバリエーションが豊富、ブリーディングが簡単、従って値段が安い、等が長所です。

結構視力は良いようで、最近、彼らが私の動向を監視していることに気づきました。
私が水槽の近くを行き来したり、水槽から見える所で作業していると、斥候のようなヤツが気づいて仲間に知らせるのか、たちまち水槽の一角がオレンジ色に染まります。

エサをねだりに、食い意地のはったプラティたちがわさわさと寄って来るためです。
彼らにエサをやらずに私だけがご飯をぱくついていようものなら、背中いっぱいにちっちゃい視線が突き刺さるのを感じます←水槽はキッチンのカウンターの上にあります。

そうです、プラティたちがじーっと私の方を見ているのです。
決して気のせいではなく、ホントにぴちぴちと泳ぎながら一斉に私を見ているのです。
水の中に棲んでいますが、イヌとよく似たところがなきにしもあらず……。

意外にも知能は高いのかもしれません。

専門家の発言に?

2007-08-20 | 仕事
最近、違和感を感じたカウンセラーがらみのお題2例です。
いずれも専門教育を受けた人による発言なので、余計気になりました。

①ロープレのケース検討中、CL役から出されたのは「職場に新しく入った女性は人事担当者へのアピールは上手だったようだが、実際は思ったほど仕事が出来ない。

 その上、四角四面な性格なので仕事を頼みにくい。2部署の仕事を兼務するはずが、いつの間にか男性の多い部署には(無視されるからか)行きたがらず、仕事量の少ないCLのいる部署にいて、仕事中でもCLに一方的に話を聞いてもらいたがる。

 内容は『自分は悪くない、周りの人が自分に冷たくするので自分は非常に辛い目に遭っている』という被害者意識丸出しのもの。

 女性が少しでも良い方向に行くなら…と愚痴につきあっているうち、愚痴はどんどんエスカレートし、CLの仕事の能率は落ちる一方。
CLはしんどくなって遂に耐えられなり、どうしたら良いか?」という相談。

このケースの振り返り中、心理関係専門職の受講生から「これは自己愛型人格障害のような気がする」という発言があり、ファシリテーターの先生も「明らかに自己愛型人格障害と思えますね。…(後略)…」と賛同して言われたのです。

この場では「自己愛型…」と聞きましたが、正しくは「自己愛性人格障害」といいます。(興味のある方はググってみてください)

その時、私の心に浮かんだのは「確かに仕事ができない上、自分勝手で鼻持ちならない女性だけど、病気というほどではないのでは?」という疑問でした。

詳しい病状は帰宅後ググって判明したのですが―そして素人の私がこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが―世間にはこのタイプの人はごまんといます。

甘やかされて育った人にしばしば見られる性格傾向で、改善は極めて困難とは思いますが、いきなり病名をつけるのはどうか?と思えてなりません。

②ネコ大好きカウンセラーの先輩Nさんは、愛猫が可愛くてたまらない様子。
ネコやイヌが大好きなのに飼えない私は、今、心ならずも熱帯魚を飼っていますが、飼えばそれなりに情も移り、サカナなりに結構可愛いところもあります。

初対面のNさんに、「お宅の〇〇ちゃん、可愛いですね。私もネコを飼いたいけどムリなので、熱帯魚でガマンしてるんですよ」とちょっぴり社交辞令も含めて挨拶したら、Nさんはすぐさま「やっぱりネコがいいですよねぇ!!」と力強く応答してきました。

アレま、そう言われちゃ、私は次の言葉が言い出せないやんか。

曖昧に笑ってごまかしましたが、本当は「初めはサカナなんてとバカにしてたけど、飼ってみるとこれがなかなか奥が深いんですよ!」と゛飼い主バカ゛を演じるつもりだったのに、出鼻をくじかれた気分になりました。

たとえどんなペットであっても飼っている限り、皆゛ウチの子゛が可愛いのは一緒です。
人は自分の好きなもの、得意分野の話になると周りが見えなくなる傾向にありますが、自戒せねば、と強く思ったひとコマでした。

゛皆で一緒゛は難しい

2007-08-16 | 勉強
幼稚園時代からの筋金入り、です。

目的と各人の役割分担がはっきりしている場合は全く問題ありませんが、能力や考え方にバラつきがある状態で、偶然寄ることになったメンバーにもかかわらず「皆で一緒にやりなさい」と課題を与えられるのは大の苦手です。

先日もある講座で「前後に坐った4人で意見交換してください」と言われ、面倒なのでジャンケンで進行役を選出、先ずはお互いの意見を言い合いました。

ところが進行役に当たった60歳ほどの男性は、テキパキと自分の意見を言ったり人の意見をまとめたりするのが苦手らしく、人の発言を促してくれない上、ワンテンポ遅れてから自分の意見を言うのですが、それがちょっとピンボケ気味。

(男性優位社会の常で、グループワークの際中高年男性が仕切り役になることは結構多いのですが、男性だから上手、会社で鍛えられているはずだからできるとは限りません)

しようがないので進行役は適当に無視、残る3人で意見調整しました。
決して目立ちたがりがいいとは思いませんが、決まったならリーダーシップは取って欲しいし、もう少し頭もクリアにして欲しいものです。
敢えて厳しい言い方をするのは、この講座が一応プロ養成を目指しているから。

また、これまでに受講生としていろいろな講座に参加しましたが、熟年独特のズルさにもイヤというほど遭遇。

普段は活発に意見を言うくせに、いざグループで「司会進行役を決めて」「書記を決めて」「発表者を決めて」という段になると、途端に「そういうことは若い人に任せるわ」と逃げてしまうのです。

「任せるわ」と言い切り型になっているところに注目。
交渉の余地はありません。

以前、発表役を頼んだら「私はちょっと…」と拒否する女性にも出会いましたっけ。
何が「私はちょっと…」なんだよ?と言いたかったです。
いろいろな人と対応するのは結構疲れるものです。

因果応報とはこのこと

2007-08-10 | 勉強
人は他人のことは非常によく見えるものです、特に弱点は。
一方、自分のことだとつい「こうなって欲しい」という甘い期待値も乗ってしまうため、なかなかシビアに現実を見て反省することが出来ません。

こんな人間のためにこそ、スーパーバイザーという存在が必要なのですね。
今朝、東京の知合いの先生から別件で電話が入り、いきなり今度は私がまな板の上に乗る羽目に。

先生は決して悪気ではなく、むしろ愛情を込めて、それでも「川井さん、遅い仕事はとことん遅いんだねぇ、自分にプラスになることなのにどうしてやらないのかな…」と穏やかな口調で言われ、本当に参りました。
ぎゃふん!です。

当たっているだけに何の弁解も出来ず、ひたすら「すみません、まだ…」と頭を垂れるのみ。

一昨日私にコンサルティングされたシニア男性はかなりズケズケと物を言った(文章を書いた)私に怒ることもなく、「自分を変えよう!」とそれから先ず掃除に取り組んだようです。

私も見習わねばならない態度です。
これはホンマです。