陸自の近距離防空ミサイルシステムの近SAMこと93式近距離地対空誘導弾。
新型更新を目指し改良がなされるみたいですね。
91式携帯地対空誘導弾を4連装✕2の8連装で高機動車に載せ、
システムは1両、人員も3人で完結するので、
多くの師団の高射特科部隊で運用されています。
なんと現用の近SAMは戦闘ヘリなどにしか対応できなかったそうで…
新型近SAMは中型の無人機や巡航ミサイルも迎撃できるようになるとのこと。
2026年度までに開発を終了させて、
2029年度には部隊配備を始める予定だそう。
おそらく車両等のシステムはそのまま流用科改良程度で、
ミサイル弾体が新しくなるんでしょうね。
ということは自ずと91式携帯地対空誘導弾も新型に。
でも何が変わったの?感が強そうな感じがしますね。
しかしなんですね、
ロシアのウクライナ侵略でロシア側のドローンを、
米国供与の個人携帯対空ミサイルで撃ち落としまくっちゃって、
費用対効果が悪すぎて米国から、
もっと経済的で効率的に戦えと怒られちゃったとか…
しかしウクライナ国内のインフラを狙った、
イラン製自爆型ドローンのShahed-136は、
2〜5万ドルと言われているので、
もし新近SAMを迎撃に使用したら、それこそ費用対効果が…
今各国でウクライナでの戦況を見ながら、
今後どう戦いが変わっていくのかを研究開発していくんでしょうね。
島国日本は海にで囲まれていますから、
ウクライナがそのまま当てはまらないとは思いますが…