まずは沖縄に駐屯している陸自第15旅団が、
2027年度をメドに増強をかんがえているそうです。
といっても師団に格上げするのではなく、
「沖縄防衛集団」として旅団より普通科部隊を増やすみたいです。
仮称だそうですがなんだか…変。
昔は配慮してF-15をなかなか置かなかった沖縄ですが、
今は中国の脅威にさらされていますからね…
そして、2031年度末までに、
陸自高射特科の14部隊にも弾道ミサイル迎撃能力を持たせるみたいです。
日本のBMDは海自イージス艦での迎撃、
そして空自ペトリオットPAC-3の2段構え。
なので3段構えっぽく感じそうですが、
どちらかというと射程が短いPAC-3を補う要素が強そうです。
陸自高射特科が使っている中SAM改の、
BMD対応改修が進んでいると思われ、
その中SAM改BMD対応弾の配備を進める内容みたいです。
弾道弾迎撃用のPAC-3は小型固体ロケットで体当たりして迎撃しますが、
航空機迎撃用の中SAM改はBMD対応改修とはいえ、近接爆発での迎撃。
弾道弾の迎撃能力はペトリオットPAC-3には敵わないみたいです…
さらに自衛隊のサイバー部隊人員を、
2027年度までに現在の890人から一気に4000人規模にするそう。
さらにサイバー教育部を新設し、
陸海空の各自衛隊のネットワークシステムなどを使用する隊員らを対象に、
サイバー対処の基礎知識の講習を行い、
約1万6000人のサイバー攻撃対処要員も育成する予定だそうです。
合わせて約2万人規模ですね。
それでも北や中露と比べると少ないのでしょうが…
9日の読売新聞には、
政府が陸自のAH-64、AH-1S、OH-1と、
空自のU-125Aを廃止して無人機で代替する方針を固めた。
という記事が〜〜
なんですと〜〜
後継機も決まってない攻撃ヘリはわかります。
個人携帯対空誘導弾喰らっちゃいますから。
ええ数十億が…
でもU-125Aは…
パイロットさんの救難はビーコンがあるからとかで、
有事だったらそれでいいのでしょうが、
今年1月31日に不幸にも墜落してしまったアグレッサー機の捜索、
手間取りましたよね…
平時の民間人の救難は…?
さらにさらに、海自もMQ-9B SeaGuardianを導入して、
P-1及びSH-60Kを削減ですと〜
ということはですよ、
従来の対潜哨戒機の延長の考えで造られたP-1より、
やっぱり米国のP-8の流れになっちゃったってことですね…
航空自衛隊も航空宇宙自衛隊に名称が変わっちゃうそうですし…
ほんとこの年末自衛隊の変化の兆しが凄すぎっす。
それもこれもロシアのウクライナ侵略がきっかけで、
防衛費が増えるからなんですが…