映画を観てきました。

産後初めて映画を観に行ってきました。家のテレビでも映画はなかなか観られないので、(というか、２時間座っているのが勿体ない様な気がしてしまいますね…。)本当に久しぶり！！

"WOOD JOB! 神去なあなあ日常"
を観ました。
林業に従事している夫が何が何でも観たい！！と言うので、両親に子守りをお願いして、ちょっと後ろ髪を引かれながら二人で出掛けてきました。
日頃、自分の好きなように仕事をしているのだし、映画なんて贅沢では…。とか考えたり、夫に「一人で見たら」と言ってみたり、映画館のシートに座るまではブツブツ言っていたのですが、始まってしまってからは笑えるし、ハラハラするし、あっという間！！

私たちは二人とも三浦しをんさんの原作を読んでいたのですが、原作との違いは少しも気になりませんでした。
えてして小説やマンガの映画化って、話が映画と違う、とか、大げさすぎる、とかつい、自分の持っている原作への思いとの違いにガッカリしがちですが、この映画は、小説の持っている雰囲気はそのまま、映画のために話を分かりやすくしている感じで、小説とはまた別の、映像で楽しむ作品になっているな、と思えました。
おばさん街道を突き進んでいる私には主人公、平野勇気訓を演じている染谷将太君があまりに可愛く、ニンマリし続けていました。結構ファンになりました。


映画館は日曜日の昼間なのに客層がすごくゴツい感じのおじさまが多く、(もしや、あの人たちも林業関係者？？)なんて想像してしまいました。
林業は、山を守るのにはどうしたって必要な仕事なのに、キツイ仕事だから従事する人が少ないし、世間からも評価の低い職業です。だからこそ、こういう映画や小説を作る方がおられ、エンターテイメントを通して光が当たるのはきっと皆嬉しいんじゃないかな、と思いました。
本当に小難しくなく純粋に楽しめる映画ですので、オススメですよー。