クラッシャー・マキのあざらし時間

食いしん坊で、お出かけ好きな私と家族の気ままな時間。

練馬区立美術館で『鹿島茂コレクション1 グランヴィル-19世紀フランス幻想版画』 展をみました

2011-04-04 22:25:46 | 展覧会
昨日は家族で練馬区立美術館へ行きました。




見に行ったのはこちら、 『鹿島茂コレクション1 グランヴィル-19世紀フランス幻想版画』 展です。J.J.グランヴィルは19世紀前半に活躍したフランスの版画家です。






今回の展覧会は、鹿島茂さんのコレクションの中から選ばれた作品の展示でした。
入り口のゲートに、グランヴィルの挿絵を拡大したものが飾られています。



風刺画や本の挿絵などがほとんどで、小さな作品ばかりです。
でも、作品数も多くて楽しめました。

グランヴィルのことは、夫はずっと前から興味をもっていたようですが、私は知りませんでした。見応えのある作品もとても多く、特に後半の作品群は冴えています。

寡聞なる私は、動物が服を着て立っているとつい“ピーター・ラビット”を思い浮かべますが、グランヴィルは“ピーター・ラビット”が出版される100年も前に、動物達が服を着て生き生きと立って歩く姿を描いていたわけです。ビアトリクス・ポターさんも、グランヴィルの影響を受けているわけですね。

エミール・ガレも影響を受けたそうで、ガレのガラス作品の展示も行われる予定だったそうですが、震災の関係でそちらは見ることができませんでした。残念!


会期が伸びておりますので、お近くの方是非足を運ばれるとよいと思います。



コメント
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