ばあさん、私に申し込みを頼んで物を買って、届いたはいいけど
今度は支払い。
荷物をあける前から、どうやってお金はらうの?と私に聞かれても
振込み用紙がはいっているでしょうに。
入ってました 郵便兼コンビニ振込用紙。
私に、支払いにいってくれと 用紙とお金を渡そうとする。
すぐそこの、いつも利用しているスーパーより近いところに
あるいて2分でコンビニがあるのに、
自分で行ってくれと促した。
コンビニなんて入ったことのないばあさん。
どうやって支払うんや?
紙とお金出したら、お姉さんが全部してくれるよ。
あそこのところよね?
執拗に場所を確認する。
要するにはじめてのところに行きたくないのだ。
私、いまからレッスンなんだし
それくらい 自分の買い物の支払いくらい運動がてらにいってよと
つっけんどんに言いそうになった。
だめだめ
言い直し。
コンビ二は近いのよ。この買い物するために投函したポストと同じ距離。
ポストに行けたのだからコンビニも大丈夫。
お金もちゃんと用意できてるのだから
行くだけで、店員さんが親切にしてくれるから 大丈夫。
と なだめるように言うと
そうだ なんでも行ってみないとだめだな・・・と何度も自分に言い聞かせながら
玄関を出て行った。
よかった よかったその気になってくれて。
私の頭の中は
♪~ ど~れみふぁそらしど . どしらそふぁみれど
「はじめてのおつかい」のメロディが流れたわ。
ばあさんの初めてのコンビニ・・なんて歌でもつくろうか
レッスンが始まって しばらくしたら
帰ってきた。
目線で「大丈夫でしょ? できたでしょ?」と送ると
うなづいていたばあさん。
そして耳の遠いじいさんに
大声で「コンビニで支払ってきた」と報告していたのが聞こえました。
じいさんの表情まではうかがい知れませんが
多分 よくできたと首を縦に振っていたことでしょう。
私に甘えないで なんでもチャレンジしてくださいね。