播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

エルジンてスイス製だったのねぇ

2012年02月14日 | 夫・グチっているのが多いかな

 

主人は、自分が気に入っているものは

他人も気に入るものと思い込んでいるというか

それが当たり前と思っている しあわせな人です。

 

その独りよがりなしあわせ感が母娘を、静かに悩ませているなんて

思ってもいません。

 

私が得意な3行で説明すると

主人がオークションで私と、メアリーに時計を買ってくれたのです

3行どころか 1行で済んじゃいました。

外部からみると、とてもやさしい主人です。

 

しかし曲者なんですね。

その曲者状態は、当然私、メアリー、そして壬生娘と壬生娘の旦那である

ゆうさくさんまで理解しております。

 

事の発端は、おそらく

メアリー愛用の腕時計の秒針がぎこちなく動いて

「あら こんなになってるわ」と さりとて困った風でもなく

秒針の状態を面白がって主人に見せたこと。

もっと前には

「私は べつにいい時計なんてもっていないし」と言った記憶がある。

普段はいらない。携帯で時間はわかる。

使うのは唯一、バタバタと時間管理が必要な年1回の発表会のときのみ。

 

ある日突然 我が家の掲示板である冷蔵庫に

オークションの内容をカラープリントした用紙が貼られた(品は腕時計)

「買ったから。二つね。明日くらい届くと思う。」

そういや主人は 薄くて軽くて ゴールドが気に入って

エルジンの時計を愛用している。

だから なんか腕時計に困っていそうな母娘に

おなじエルジンで 薄くて軽くてゴールドのを買ってくれたらしい。

値段? とってもリーズナブル。

この際値段は気にしないことにしよう。

気持ちはありがたく受け止めたいのですが、

相談もなくいきなり時計を買うなんて。

母娘はこれっぽっちも「欲しい」とは言っていないのです。

自分のお気に入りを共有したかっただけなのかもしれません

しかし 母娘、同じデザインで

私ならともかく、はっきりいってメアリーには全然似合わない。

「これって メアリーはしないかもよ・・・」ボソッと主人につぶやきましたが

どうやら主人の耳には入っていない様子。

大きい声で聞こえるように言うと、主人は私のこと性悪母さんと思うから。

 

しかし オークションで買ってしまったものは仕方ない。

どうも新古品で、一つは当初の電池でうごいているけれど

もう一つは自分で時計屋でボタン電池を入れて来いという。

そして 動いているほうは私で、電池が必要なのはメアリーなんだって。

メアリーは電池代を自分で負担することになる。

 

そして届く日の朝、出勤した主人からメールが。

「送料 着払いだから800円をよろしく」

 

その意図が まったくわからなかった。

これってプレゼントじゃないの? メアリーがいぶかしがる。

プレゼントだったら 電池の入っていない時計や

送料は私が負担なんて 普通ありえない。

私はまだ もらえればなんでもいいやんと思えるが

メアリーの感性はそうではない。

厳重なプレゼント包装、それににっこりスマイルをそえて

気を使い接客している仕事である。

 

メアリー「もう はっきり こんな時計いらないっていいたい」

私    「そんなこと いえる?」

メアリー「 いえない いえない 母娘して性悪になる

メアリー「父さんて いい事していると自分で思っているけど、静かに私たちを

     かき回しているよね」

私「そんなん 前からわかってるやん」

メアリー「こんなこと ブログに書きたいけど 書くだけ時間が無駄やわ

 他の人は、時計を買ってくれた良い父としか思わないだろうから」

 

 そうだそうだと私も同意。 そして気持ちが落ち着いた1週間後、今日なんですが。

 

こんなのいらないと、気を使ってはっきりいえない私は

「これって プレゼントなん? 私もメアリーも3月が誕生日だから・・

 でも もしプレゼントなら送料が私持ち、電池がメアリー持ちって変よね」

どうやら誕プレではなさそうで

「ごめん ごめん送料負担してもらって・・・・

 (主人は佐川と契約していて、送料着払いなら、主人の口座から引き落としされる

 仕組みなのです) だって先方が佐川はだめでゆうパックしかあかんかったから」

だったら 送料を現金で私にちょうだいよといいたいところだが

主人としてはプレゼントではなさそうなので請求もできない。

「買ってあげたのに・・ 僕、いまお金ないよ」と言ってはいないが、

私の耳には聞こえてくる。

 

そして1週間後の今日。

なにかのついでに自分の時計を見せて

「僕は気に入っている。 あれ気に入らなかった?」

「いや そんなことないけど(私 普段はしないから)」

「これ スイス製だし (いいよ)」

「ちゃうよ エルジンはアメリカよ」

  ちょっとネットで調べればエルジンはアメリカ、ムーブメントは他社製とある。

  しかし 話はそこから全く進展せず

 アメリカの時計会社だったと認めたくないらしい。

 いいよ スイス製でもいいよ そう思っとけばしあわせよね

 でも 他でスイスって言わないでね。

 なにも スイスじゃなくても実用なら国産が一番と思うけど。

 

気まぐれの、主人の独りよがりな自分のお気に入りを共有したい

しあわせ感に振り回されました。

 

出費があったとはいえこれは少額で済みましたが

そうでないケースもいままでには多々あったのですよ。

コメント
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