洗濯物
雨続きで、仕事にでられない夫。
お盆休みもあったが、ずっと家にいる。
雨続きでも室内干しで除湿器と扇風機併用で
なんとかその日のうちに乾く。
母屋生活の私。
新宅生活の夫。
同じ敷地内の2つの家で
理想的な夫婦別居生活。
母屋でお風呂を沸かしたときは
母屋を利用する夫ですが、
シャワーはそれぞれ別に。
さて ここ2日間、夫の洗濯物がでていない。
洗濯機がある母屋での会話。
「洗濯物ないの?」
「ないよ」
「2日間 洗濯物みていないけど・・・」
「あったわ」・・と
先ほどしらっと「ないよ」と言ったことなんて
まったくなかったように・・というか
そんな会話自体がなかったのように
洗濯物をもってくる。
理想的別居生活ゆえ、夫がどんなパンツをはいているかは
洗濯物に出されない限り、不明だが
どんなTシャツを着ていたかくらいはわかる。
ブタイラストのTシャツ、おととい着ていた。
さて どこに脱ぎ捨てた?
雨の日の洗濯より
脱ぎ捨てた服が、どこかで放置されたままの方が一番こまる。
そのうち、洗濯済みなのか、まだなのかわからないまま
洗濯済みのがもう一度洗濯出されることもある。
それを防ぐために、
洗濯済みのは、靴下は両方合わせてたたみ
パンツもきっちり丸め込んでたたむ。
そしてかごに入れて 夫の部屋か
玄関に置いておく。
まさか 脱いだものを きっちりたたむはずがないので
区別がつくだろうと。
それでも 事故がおきる。
たたんだものを籠にいれるのがだめみたい。
脱いだものをその籠に、洗濯済の上に無意識に放り込み
「洗濯物もってきて」に
「持ってきたよ、洗濯機に入れてもいい」
「いいよ 今回し始めたから」
ほぼ 二層式で洗濯している私は
脱水機に移すときに気が付く。
下着が多い。
靴下、両方まとまってでてくる。
もう 夫のは自分で洗って自分で干して
自分で取り入れて・・
理想的別居でなくて完全別居の形態をとりたくなる。
娘たちも独立し、親を見送ったあとは
主婦の仕事は夫に対してだけにある。
しかし主婦は考え直すのであります。
全自動は使えない 使う気がない。
二層式はたぶにオーバーフローすすぎはかまわないけれど
たぶん 忘れて長時間のオーバーフローになる
干すのはどんな干し方でもよいし
しわになっても私の知ったことではないが
取り入れ、これはすぐ忘れる。
雨でも取り入れは気付かない。
晴ならもっと気が付かない。
多分、干したパンツや靴下が必要にならないと気が付かない。
考え直した主婦は
夫の洗濯物をするのであります。
水道代がどうなるかわからないから。
こんな時
夫より先に死にたいと思うが
これも すぐに考え直す。
私が先に死んで、
家がゴミ屋敷になって
放置した洗濯物がカビようとも
夫はそれを苦痛に感じないと思うから。
あほらし。
洗濯物をたたんで タンスなりに
きちんとしまうことは 大昔はしていたが
別居になると それくらいはしてほしい。
だから 今は 夫のものはどこに何が入っているか
知らない。
私がしらないゆえに 娘が失望した件は また後日に。