な~んか 病気記録日記みたいになっているけれど
身体の不調は 新しいところが発生したら
前のところは忘れている時もあります。
年明けにバッサリきった下腹部のピリピリを
顔面神経麻痺の顔の重さが打ち負かしたようです(笑)
このへたくそな絵ですが
顔面神経麻痺で入院していた時
デイルームにあったコミック誌に
「あるあるこの状況」の1コマがありましたので
お薬手帳に真似して描いてみました。
お腹を切るのはそれほど不安にも思いませんでした。
手術後も痛みも、投薬でなんとか究極の痛みはしのげると思っていました。
一番、嫌だったのは、
このイラストの状況。
がんじがらめで寝がえりさえままならないこのスタイル。
上から、左まわりで
酸素マスク
あんまり有難みを感じなくて、ゴムで顔に巻き付けられている
圧迫感がとてもいや。
なくても苦しくないよと、自分で外すと、酸素濃度が
パルスオキシメーターの数値がナースステーションに送られていて
すぐ、つけなおしに来てくれる。
「外してましたね・・」と言われるのがいやで
ナースの足音が聞こえたら、つけてました(笑)
よくドラマで このマスクを着けたままじっとしている様子や
話しをしている様子がありますが、あんなにじっとつけてられませんよ。
意識がないなら別ですが。
痛み止めの袋
痛くなったらポンプみたいに押すと、背中に針が刺さっていて
そこから薬が入るのだけど、麻酔がさめてから当然こんなのがあるのに
気が付くわけですが
「これって何?」
痛い時に押してね・・でもずっと痛いよ。
ほんとに効くの???だったので
外すタイミングの時にはまだ残っていましたわ。
ドレーン
お腹に管が入っていて、手術後の体液を廃棄する袋。
これって手術後、1日か2日くらいでとれるそうなんですが、
私の場合、ずっと体液と血がでていて退院前日までお腹と同居。
こんなケースは初めてだと医師。
まだ 出てたけど退院前日に抜きました。
「また たまってきたら傷口から出ようとしますが・・」
なんて さらりと医師は言いましたが、
たまってきたらどうするねん? とは聞きませんでした。
太い針の注射器で抜くのでしょうかね。
幸い、体内のどこかに吸収されたようです。
ドレーンをつけたまま、シャワーを使っていました。
抜くときは痛いのかと思いましたが、そうでもなく、
今も、おへそ右上あたりに大きな虫刺されのような跡が赤く残っています。
パルスオキシメーター
よく こんなので血中酸素濃度がわかるんだと
私にしたら不思議な機械。
ずっと右手のひとさし指にを挟んでいたら
なんだか うっとおしい。
これも 黙って外していたら、当然ナースの足音が。
「外しましたね」
だって うっとおしいんだもの
「明日の朝までは頑張って・・ 他の指でも構わないのよ」
それ 早く言ってよ。 せっせと左右交代、指も交代で付け替えていました。
導尿
どうせ一晩寝たきりでトイレに行けないなら
これは助かる。
40年以上も前、足の外科手術後、夜中におしっこに行きたくて訴えたら
尿器をあてがわれて「これでしてね」でした。
16歳の高校生が 「はい」とできます?
寝たまま、覚醒しておねしょしている感じ。
どうあがいても一滴もでない。
下腹部は尿意で苦しい。
仕方なく、導尿でとってもらいましたが
「もっと はやくに導尿してよ」と
16歳の私は思いました。
足のエアマッサージ
これがあるためにあまり足が動かせない。
もぞもぞしたら、アラームが鳴って
それがまたうるさい。
最初、なんのアラームかわからくて
ナースコールしたら
「動いたので鳴る」そうで。
これって 一晩 スコーッ、ガーッとなっている
一番うるさい機器。
以前に入院した時に大部屋でこれがなっていて
うるさくて寝られなかった経緯があるから
同室の人に迷惑かけてもと思い
手術後一晩は個室を手配してもらいました。
紙オムツ
1晩くらいこれも経験。
亡くなった父のをすこし置いていましたからそれを持っていきました。
パンツ型はダメで テープタイプね。
点滴
絵では左手ですが、 実際は手術前の点滴、
左手に刺さらなかったので、右手でした。
どうせ動かないからどっちの手でもいいです。
痛くて、寝返りもままならない状態で
どうせ 寝られないのだから
痛くなくなったら病院だからずっと寝ててもいいんだし、
酸素マスクを ナースの隙をみてはずしたり
パルスオキシメーターを付け替えたり
一晩 あまり寝られていないよう うつらうつらしたかな。
寝返りできない分 ナースが左右にクッションをこまめに挟んでくれました。
いまとなってはちょっぴり思い出話みたいですが
こんな経験はしない方がよろしいようで。
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