鈴乃が、実家にあまり絵本を置いていないので
恭一の新幹線と特急の本を持ってきて
母に読んでくれという。
「もっとかわいいのはないのか」と母がいうので
よっしゃ、読んでくれる気があるのねと
こりゃ、認知症進行防止になるわなと
さっそく、 壬生娘の時にもよく読んでくれた ノンタンシリーズを購入。
字は読んでくれなかったけれど
絵をみていろいろ言ってくれてた。
そのうち 膝の上を独占しておりました。
ひ孫に関しては、短気も癇癪も起こさない母です。
例えば里芋を炊いたもの。かぼちゃの煮物。
シンプルなものが好きである。
父も同様で、食べ慣れたものをごく少量食べる。
何とかの何とか風みたいな
おしゃれな料理は、警戒して食べないか、これはなんだとしつこく聞いてくる。
そんな中、
主人は父に何が食べたいかきいてくれた。
父は果物が食べたいといったようである。
果物は、娘がこまめに近所のスーパーで売っているものを買ってきて
食べやすいようにして父にデザートとして出している。
私は缶詰を使うとしても食べ慣れた果物でかつ国産のものをこだわって買ってきている。
父に果物と聞いたとき
主人は、だったらマンゴー買ってくるといった。
なぜマンゴーなんだ?
高い果物だし今の今までそんなに食べたことがない果物なのに。
娘には?がいっぱい飛んだ。
実は主人が言ってるのは缶詰のマンゴーなのだ。
何も外国産を悪くいいたくないが
なんか甘ったるい安いマンゴーの缶詰を
ヨーグルトのトッピングに使って、
母に食べさせたことがある。
母は警戒して手をのばしたくはなかったみたいだが
気を遣って食べていたことがある。
そしていつものごとく後から私に文句を言うのである。
文句なら直接主人に言えばいいのにね。
さてマンゴーと父に主人が叫んだ時
国産のみかん缶がたくさん買ってやあるからそれにしてねとつぶやいた。
それを耳にした主人は、
私には聞こえないように娘たちにつぶやいた。
母さんはいつも僕を否定すると。
私は主人に言った。
せっかくだけどパパの好きなものがみんなが好きとは限らないのよ。
(母が嫌々食べているの知らないのね)
(また親切の押し売りをやっている)
そう言ってみたものの主人がその意見を受け入れたとは、考えられない。
パパ、国産っていうのも大事な事よと娘がすぐに、私のフォローを入れたが、
それも聞く耳持たずである。
多分ここ1週間ぐらいはマンゴーの缶詰は買ってこないと思うが、
懲りずに買ってくるんだろうな。
疲れる毎日であります。
他にもありますが
また次の機会に。
いまのところ
忙しいながらも なんとかおだやかに過ごしています。
私自身、忙しすぎて(ということにしておこう)、物忘れがひどいです。
あれもこれもしなくちゃとおもいつつ
脈絡なく動くと
さてナンだっけ?何をするんだった?
何をとりに行った?
???だらけです。
プー太郎の主人が
プー太郎のうちは頑張るからと
父の介護を手伝ってくれますが
歯車がかみ合わないこと多数。
ま いいか。
レッスンをしていると
突然、これから私みたいに介護するであろう年代の方から言われた
「先生とこ、女の子2人でよかったね」と。
家のことは頓着しない男の子2人と
マイペースで仕事をされる主人のお宅です。
だよな、
娘たちがどうにかしてくれるから
私が風邪で寝込んでも数日ならどうにかなる
親の介護も強力な協力体制。
もしこれがなかったら
私の仕事は立ち往生している。
主人は手伝ってくれるけど
その後始末が大変とぼやくと
他の介護世代の生徒さんから
「ナンやったら1ヶ月 主人を貸しましょうか?」
その強い語気のうらに
(うちの主人、ほんまに何もしてくれへんで
自分の親であってもね)が聞こえてきたので
「いいです 辞退します」
9月になっても
我が家は相変わらず。
ただひとつ違うのが
今月からまた、主人がプー太郎になりました。
いつまで? 職が見つかるまで。
だから、今日、父の整形外科へのリハビリは
主人に車椅子を押してもらって行ってもらいました。
助かるわ。
その間父の部屋の掃除、トイレに廊下、たんまりあります。