本日2008年1月17日 読売新聞 文化欄に「ヤマハのベーゼンドルファー買収」についての記事が大々的に掲載された。この記事について、『私高本が知っている情報』との整合性を中心に掲載する。読売新聞Webには掲載されていない様子なので、興味ある方は、読売新聞を購入されるか、図書館で確認頂きたい。
の網掛け見出しで始まる記事であり、「文化欄の中枢」を占めている。
が見出しで続き、3番目に大きい見出しは
となっている。
この記事に対して、私高本が「敢えて当日にブログを書きたい」と思った原因は以下の通りである。
からである。 宮下博記者はこれまでに「素晴らしい記事」を多く提供してくれていた方なので、このような「一方的な記事」が掲載されるのは意外である。
掲載記事の基調は
で統一されている。記事上で登場する「日本人音楽専門家」は2人。登場順に
である。他に、外国人として2名が記載されている。
である。
・・・で、掲載記事は以下の通りである。
となっている。
私高本が聞いている話は以下の通りである。
以上3点である。
私高本のように「在野のヒョーロンカ」で得られる情報ならば、世界発行部数第1位の読売新聞は得られているのはないだろうか?
もし、得られているならば、あまりにも偏った記事ではないだろうか?
近日中に、追加記事が読売新聞に掲載されることを、読売新聞に対して信じて止まない次第である。
ちなみに
も不思議。佐伯周子 が演奏会でいつも使っている 東京文化会館には「ベーゼンドルファー インペリアルモデル」が常備されている。 何でわざわざ「小型機種」を備えたホールを選んで写真掲載したのだろうか?
ヤマハ ピアノの名門買収
の網掛け見出しで始まる記事であり、「文化欄の中枢」を占めている。
「ウィーンの誇り」行方は
が見出しで続き、3番目に大きい見出しは
困難なかじ取りに
となっている。
この記事に対して、私高本が「敢えて当日にブログを書きたい」と思った原因は以下の通りである。
- 私高本が聞いている情報と全く違う
- 『見方』が【欧州本場偏重者2人】だけで構成されている
からである。 宮下博記者はこれまでに「素晴らしい記事」を多く提供してくれていた方なので、このような「一方的な記事」が掲載されるのは意外である。
掲載記事の基調は
「ウィーンの伝統」を「日本の企業 = ヤマハ」が壊さないでほしい
で統一されている。記事上で登場する「日本人音楽専門家」は2人。登場順に
- 百瀬喬
- 野村三郎
である。他に、外国人として2名が記載されている。
- ブフビンダー(ピアニスト)
- アーノンクール(指揮者)
である。
・・・で、掲載記事は以下の通りである。
- 「かつてに比べて薄れつつはあるが、ニュアンス豊かな音色がまだ残っている」(百瀬喬氏)
- ヤマハによる買収の可能性が現地紙で報じられた昨年秋(中略)ピアニストのルドルフ・ブフビンダーや指揮者のニコラウス・アーノンクールら、ウィーンゆかりの著名音楽家や文化人は、一斉に反発を表明した
- 「ヤマハが経営に長くかかわるうちに、だんだんヤマハに近付いて、ベーゼンドルファーの持ち味が薄れる可能性がある」(百瀬氏)
- 音色変化避けられず ウィーン在住の音楽学者、野村三郎氏の話
となっている。
私高本が聞いている話は以下の通りである。
- オーストリアの銀行 = BAWAG・PSKグループ が破綻した
- 所有している ベーゼンドルファー社 を売りに出したところ、ヤマハを初めとする 東洋の有力ピアノメーカー数社(日本,中国,韓国 等)が名乗りを上げた
- 「ウィンナホルン」の再現で実績を挙げていたヤマハに、「ウィーン側」が『条件が合えば是非資本参加を!』との要請があった
以上3点である。
私高本のように「在野のヒョーロンカ」で得られる情報ならば、世界発行部数第1位の読売新聞は得られているのはないだろうか?
もし、得られているならば、あまりにも偏った記事ではないだろうか?
近日中に、追加記事が読売新聞に掲載されることを、読売新聞に対して信じて止まない次第である。
ちなみに
写真掲載されているピアノ = 92鍵のコンサートグランド ≠ インペリアルモデル(97鍵)
も不思議。佐伯周子 が演奏会でいつも使っている 東京文化会館には「ベーゼンドルファー インペリアルモデル」が常備されている。 何でわざわざ「小型機種」を備えたホールを選んで写真掲載したのだろうか?