Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

ベーゼンドルファーインペリアル詳述 2(No.2798)

2024-02-19 23:56:56 | グランドピアノの買い方・選び方
「ベーゼンドルファーインペリアルは スタインウェイD より音量が小さい」と書いてある書物やHPは多い。大きな過ちである。原因は熟知している。

有名な録音を聴き比べると「スタインウェイDの方が音量大きい」 & 「スタインウェイジャパン(表参道&天王洲アイル)のスタインウェイDの響き > 中野坂上のベーゼンドルファーインペリアルの響き」



  これは間違い無い。私高本が確認している。

ベーゼンドルファーインペリアル が人気出たのは、第2次世界大戦の後。具体的には、「バックハウス」全盛期の後である。バックハウスは「ベーゼンドルファーピアニスト」である。但し、録音は「鋼鉄の響き」とか言われ、正直魅力は少なかった。その後数年、「ウィーン派ピアニスト」が続出して来た。1950年代後半と思う。

  1. バドゥラ=スコダ
  2. デムス
  3. グルダ
  4. ブレンデル

  第2次世界大戦勝利に最大の力を発揮した アメリカ のレコード会社がまず当時10ー20台の若手ピアニストを抜粋した。「米ウエストミンスターのバドゥラ=スコダ」が最初である。

「ウィーン派ピアニスト」はベーゼンドルファーインペリアルに最大音量は全く求めない。モーツァルト&シューベルトの最適な「音の心地良さ」だけを描く


  佐伯周子 も 岡原慎也 も アンドラーシュ・シフ も同じである。原点は バドゥラ=スコダ である。

 ちなみに、「自宅のメインピアノ」は

  1. デムス → ブリュートナー
  2. グルダ → スタインウェイA
  3. ブレンデル → ベーゼンドルファーインペリアル & スタインウェイD

であり、その真意は判らない

佐伯周子 は ベーゼンドルファーインペリアル & スタインウェイB


である。

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