ピアノ弦は「大きな音を出す為に強く張る」
だが
「強く張るほど、倍音が出なくなる」
である。
スタインウェイは弱い張力で倍音豊かだが、音量充分
である。
外リム+内リム一体成型の効果
である。
ボストンは「外リム+内リム一体成型」実施だが、張力は他社並み
の設計と考えられます。恐らく「当時のカワイ」張力。
スタインウェイジャパンの「ボストン」説明ではBoston Grand GP-156 PE - Steinway & Sons
>ほかのピアノに比べて、ボストンピアノは弦の張力を低くしています。
>弦の張力を軽減することによって、テーパー状のより大きい響板を採用することが可能となり、
>音を長く保つ豊かな響きが得られるとともに、ピアノ自体の耐久性も向上しています。
とありますが、実際は「ボストン弦張力はカワイ並み」で低くありませんwww
張力を支えるのが鉄骨製造フレーム
張力強いボストンの方が重くなります。ハンマーも重い必要が生じます。すると鍵盤重量も大きくなります。
鍵盤重量 スタインウェイ=47g,ボストン=55g
15%ほど、ボストンが重いです。フレーム重いとピアノ重量が重くなります。
- ボストン156PEII 311kg
- スタインウェイS-155 267kg
- ヤマハC1X161 290kg
- カワイKG1 166 314kg
- ディアパソン 166 314kg
スタインウェイだけが図抜けて軽い
です。
スタインウェイ&ボストンのみ155-6cmです。
響板面積が「ワイドテイル設計」で166cmクラス確保出来るからです。
「ボストン弦張力が弱い」イメージ付けしたい スタインウェイ
しかし事実は違う。
【グランドピアノ】ボストンピアノ『パフォーマンス・エディション』のご紹介|島村楽器 ピアノセレクションセンター
パフォーマンスエディションより前の ボストンピアノ は「内リム 外リム 別成型のアメリカピアノ」だったので、弱い弦張力では音が小さくなってしまう
からである。
パフォーマンスエディション改定時、弦張力 & ハンマー & アクション は一切変更無し
は上記、島村楽器リンク先の通り。
ボストン パフォーマンスエディション は「リム」「駒」のみの変更だけで大変身した
のであった。