詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

ぼくの「子供が主人公の映画」ベスト10

2009年11月17日 | Weblog
今日やっとテレビとビデオが観られる環境へと。以前知人にあげたテレビデオを返したもらったばかりで早速ビデオを。
ついさっきまで観てたビデオは、ぼくの「子供が主人公の映画」ベスト1作品のー
①「犬のごとき人生」(スウェーデン、ラッセ・ハルストム監督)・・北海道の故郷を思い出すな。初恋をもまた・・相当古い映画だけど、詩情と笑いと哀しさに溢れた傑作
引き続いて観るつもりなのはー
②「運動靴と赤い金魚」(イラン、マジット・マジディ監督、1997)・・スウェーデン映画同様大好きなイラン映画だ
③「わが谷は緑なりき」(イギリス)・・全映画のベスト10に入れたい映画
④「太陽の帝国」(日英合作かな、大好きなSF作家バラードの自伝的作品)・・反戦映画として観てしまう
⑤「蝶の舌」(スペイン)・・詩情一杯のスペイン市民戦争でのファシズムの怖さを
⑥「ニューシネマパラダイス」(イタリア)・・最近の映画では何度も観返した映画
⑦「素晴らしきかな人生」(イタリア)・・貴重な歴史的証言
⑧「自転車泥棒」(イタリア)・・も忘れてた
⑨「わんぱく大戦争」(フランス)・・子供時代を思い出すな
⑩「泥の川」・・日本映画からも一つくらい選びたいので

人間という摩訶不思議な生き物(「理解不能」の推敲形)

2009年11月17日 | 
辺見庸の傑作「もの食う人びと」にも
開高健の傑作「最後の晩餐」にも
人肉を食べるエピソードがでてくる

前者は戦争中の日本軍が
現地人をさらってきては食べたという事実を
現地のフィリピンの現地で調べる話しで
後者はその歴史を
中国の歴史書(唐の頃が頻繁でつい最近まで人肉が売ってたとか)や
実際の最近の事件からの考察
魯迅の「子供たちを救え」という言葉は
象徴的な意味ばかりでなく
実際に人肉として食べられるのを防ごうという意味も
かなりあったのかもしれない

ぼくが目撃した死者の「骨噛み」という
今でも日本の地方に残る習慣も
その名残りなのかもしれない
中国文化の影響が強かった沖縄での
死者を食べていたらしいという習慣もまた
最近はその代わりに豚肉を食べるようになったという説もある

でもそれは
台湾や東南アジアやアフリカの
首狩や人食いが伝統だった先住民のように
勇者や偉大な人間の力を得るためという理由が
最初にあったものだったのかもしれない


腹が立つ

2009年11月17日 | 日記
日本国を
一本の樹に例えるならば
その樹よりも
その樹への寄生植物の
官僚や大企業や政治家やアメリカに
栄養(税的負担)を吸い取られてしまって
日本という樹は倒壊する寸前
生産技術や文化や勤勉な国民という根っこは
上の方から腐ってきたとはいえ
まだまだ世界一だといえるし
憲法という幹も世界一なのに・・

地球であれ
すべての生き物や人間同士であれ
お互いに
高めあうという関係なしには
もうどうしようもない時代

なぜお金だけが
自然界のあらゆる物のように
だんだんと衰えてゆき
最後には無になってゆくのではなく
利子を増やしては
この世界すべてを支配し続けているのだろうか?