詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

絶望の中で「絶望」について考える

2012年06月11日 | 提案提言

「絶望」について考えると、いつも思い出す懐かしい正岡子規。

その短い人生。
短歌等短詩文学の変革と、口語文の変革をやった根性!
全身に転移した結核のために、体中濃まみれの包帯と、それを替える度の絶叫でありつつ・・
日本一の爽かな短詩と散文を後世にだった子規。

NY金魚さんの詳しく記事ー『ここ』

生きるなら、懸命に生きようという思想の系譜

2012年06月10日 | 物語
『原爆の子』という映画に、進藤監督のすべてあるなと・・
ぼくの映画の師匠の記事『岩石じいさん逝く、追悼新藤兼人』ー『ここ』

正岡子規だったのじゃないのか。
重い結核で体中膿だらけになり、絶叫を繰り返しつつ・・正岡子規がその創始者だった分野がいくつかある。
短歌や俳句の改革や、漱石とともにの言文一致。

深刻な事をさらりと書く明るさは宮沢賢治とよく似ている。
この二人によって、この世界の何かが確実に変わったのだ。
そして、彼らの根本にあるものとは・・アイヌ民族的な世界観・宗教観(日本列島先住民の)ではなかろうかなと思う。

戦後、それを受け継いだ坂口安吾や開高健だったけど・・あまりにも早死だったのはかえすがえすも残念だった。

誰も言わない時代の真相

2012年06月09日 | 歴史

その原因に冷戦終結の存在。
それ以前、ソ連等というカウンターバランスに負けないようにという意識の結果、社民政党や、社会福祉的な政策だった。

冷戦終結後、それらを一切無視する国家権力に寄生する官僚支配の強化や、同様に、できるだけ多くの「収奪」を本質とする資本の論理を優先した小泉政治以降の弱肉強食の新自由経済だった。

現在、官僚(国家&資本)のファシズム完了間近の日本だけど・・
特に問題点としてー
①それら以前に治外法権「日米地位協定」廃棄の問題
②戦前以上の暴力装置の存在
③こららを考慮すると故童話作家エンデの提唱した「地域通貨」しか資本や国家官僚独裁制のブレーキ役を望めない。
本来これら、マスコミと政治家の役割なんだけど・・

革命の遠い呼び声

2012年06月07日 | 提案提言

中国や朝鮮半島から、あらゆる文明文化を受け取った日本列島だったけど、権力層の巧妙に拒絶した天命・革命の思想だった。
前記両地域でなによりも大切な思想・・それこそ、何故新しい王朝でなければなかったかであり、それ天命尽きたので新しい王朝による革命の必要さになる。

日本じゃ、悪役にされた物部、蘇我氏でも完全に抹殺されない。
それどころか、彼らの女系も綿々と支配層に続く・・これこそ天皇制の持つ独自要素の一原因に。

革命を扱った童話で有名な「オッペルと象」もあるし、ずばり「革命」と題された未発表のある宮沢賢治。
外国じゃ、SFとファンタジーの女王アーシェラ・k・ル・クインの『所有せざる人々』や『○ド戦記外伝』

稀代のペテン師猪瀬東京都副知事

2012年06月05日 | 政治

「たけしのTVタックル」で、自分のやった高速道「民営化」を自画自賛してたけど、あまりの嘘八百を何故誰も指摘しないのかと思う。

猪瀬氏の根拠ー
①数十兆円の借金返済を年数兆円づつと順調→もともと関連企業に迂回等で意図的に作られたもの
②国土交通省官僚の天下り少なく→むしろ逆で、5人しかいなかった理事も他の高給天下り職の数倍に増加を

さらに高速道「民営化」の短所ー
①税金で作ってきた天文学的国民共有財産であり、公共性の強いインフラを数人で懐に略奪(中曽根時代の旧国鉄に勝るとも劣らない強盗行為)
②企業の負担大きく、あらゆる物価に転嫁を
③料金所も職員も渋滞の原因になり邪魔くさいだけ
④国による耐震工事・出入り口倍増工事の後に地方に払い下を。
→道府県にゃ、年数万円の車検的ワッペン収入で保修等を。
市町村にゃ、サービスエリアや出入り口の賃貸や最開発を

「地域通貨」での変革と新時代創造 (昨日の続き)

2012年06月03日 | 提案提言

もう十年くらい前からネットで「地域通貨」を提案している。
ベーシックインカムの第一歩ともなるので、そろそろ試みる地方政治家の出現をと思う。

故童話作家エンデの提案した「地域通貨」こそ、現在での最も優れた変革案と思う。
(マルクスですら、国家に寄生する官僚公務員や、利子を増殖する資本対策について考察不足)

(1)エンデ提案の地域通貨こそ、利子否定どころか、死滅してゆくき最後にゼロ円になる通貨なので、完全なる資本の否定という新時代に
(2)この性格のために、人々の誰も、貯蓄よりも物を求めて市場をお金の行き来し、その回数の多い程景気も良くなる
(本来、消費税よりも非消費税的な相続税や財産税であるべきだけど)
(3)官僚公務員もまた、これらの特権の消滅に比例し特権を失う

北海道を例に具体的にー
(1)支庁毎に以下の施設を
①各市町村代表による地域通貨発行管理バンクー最初に10万地域通貨と10ボランチア時間記帳通帳を配る
②このバンクで、通帳・カード管理ばかりでなく、登録者に仕事紹介を(時給千円と時間加算を後で)
→これで持続可能な扶助組織可能に
③技能向上訓練施設を供設して、ここからの起業支援をするテルミンバンク的機能をもたす
④高速道を地方にとで、年数万円の車検ワッペン的収入を都道府県に。
サービスエリア収入や出入り口再利用を市町村を。
ここでの起業競争などとても有望と思う

敬愛する民主党政治家有田氏とツイッターでやりとりを

2012年06月02日 | 政治

その論点二つだった。
①政治家の年収一億円。
”ミスター円”と呼ばれる元大蔵省省次官の榊原氏の発言じゃ年収4千万円だけど、政党助成金を平均すると政治家一人当たり5千万円になる。
政党で違いあるにしても、国民からみるとそれだけ税金からになる。

②政治家に理想(究極的にゃ、これこそやりたいという選挙公約だろう)必要という自分の反論を否定だったのだけど、自公民等の政治家より正直と思った。

ただ実際に可能かどうか。。などさておき、理想を語る政治家を支援したい。
(口からでまかせの橋下大阪市長例外だけど・・)

末期的資本社会の克服など簡単と思う。
(1)外交的ー地外法権的な日米地位協定の棄棄
(2)故童話作家エンデ提唱の「地域通貨」での国家官僚と資本・財界の否定

・・眠くなったので、続き後で・・


生まれて最初に観た映画ー「独裁者」(チャップリン)

2012年06月01日 | 提案提言

そのせいか、映画界で最も尊敬しているのチャップリン。

ただ映画界にあまり詳しくないので・・
日本文学だと、子規・漱石~宮沢賢治~坂口安吾~開高健という流れなのじゃないのかと思う。

その特徴ー
①社会告発(漱石の「それから」参照を。映画もいい!)と嘘のなさじゃ、今の日本人から遠い存在だけど
②小林多喜二等のプロレタリア文学と違う点として辛らつな笑い
(チェーフォフの大傑作「かき」参照を!)
③あくまでも論理的
④理想追求的で、未来からの風を感じる