先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

世界的な伝染病は100年ごとに起きている!

2021年08月01日 10時04分42秒 | 日記

 

世界史の教科書を見ると、世界的な伝染病(バンデミック)は、100年に一回発生している。21世紀は、新型コロナウィルスがバンデミック!

古くは欧州で、黒死病(ペスト)により人口の3分の一がなくなったとされているし、ペスト菌は未だ、なくなっていない。

記録が明確なのは、18世紀のコレラで、インドから流行が始まったという。コレラ菌に汚染された水が媒介物で、インドと交易していたイギリスを主として船乗りや商人によって世界中に広まった。

第一次世界大戦の20世紀には、スペイン風邪が世界的に流行し、2千万人が死亡している。インフルエンザであるが、全世界で5億人が感染したとされ[、 世界の人口が20億弱という時代で5億人が感染し死亡者数は5,000万-1億人以上だったという。

パスツール研究所とかは、スペインかぜのウイルスは清からもたらされた可能性が高いと主張した。アヌーンは、清に由来するものとしているが、確定したものではない。

 

2019年からはやり始めた、COV-19画21世紀のバンデミック! 2021年8月の今も、新型コロナウィルスの変位種が出てきて、世界中で感染者が激増している。厳格なロックダウンが出来る中国でも、感染力の強いデルタ株が国内で急速に広がる中、新たな試練に直面している。

 少なくとも200人が感染した集団感染は、世界的に見れば小規模だ。だが、7月20日に中国東部の人口930万人の都市、南京市の空港清掃員9人を対象とした定期検査で初めて検出されて以来、感染は瞬く間に広がり、16省の少なくとも26都市に飛び火している

 又- 米疾病対策センター(CDC)も、新型コロナウイルスの変異株「デルタ」には水ぼうそう並みの感染力があり、ワクチン接種を完了している人にも感染する可能性があるほか、従来のコロナウイルスよりも重症化する恐れがあるという内部文書を公表した[30日 ロイター]。

新型コロナウィルスは、変異株の発生で、ワクチン接種は3回は必要というから、地球の人口78億人に行き渡るには、』あと1年とかでは至難の業。コロナウィルス退治には1年で終わるとは思えない。2023年でも退治できないのではと危惧される。

 

 


鉄空気電池?? 2次電池の世界はこれから??

2021年08月01日 09時38分14秒 | 日記

テスラ元幹部とMIT教授が創業のフ、フォーム・エナジー(Form Energy)の鉄空気電池は、1MWの電力を150時間供給でき、アメリカの電力会社が採用決定したとMITテックレビュー誌が報じていた。そのアメリカの電力会社とは、ミネソタ州に本拠を置くGreat River Energy(グレートリバーエナジー)で、そのパイロットプロジェクト開発に向けて契約を締結したという。

鉄空気電池なんて聞きなれない名前であるが、専門家に言わせるとま、周知の鉛蓄電池と全く同じ原理で、鉛が鉄に代わっただけだという。

 

現在のて鉄空気電池のエネルギー密度は,160Wh/Kgで、リチウムイオン電池の200数拾Wh/Kgに比べると、同じ電力を求めると、電池重量が重くなって、EV には不適だが、価格が、リチウム電池に比べはるかに低く、現時点では電池重量が重くてもよい、再生エネルギー用の蓄電池に最適という訳。

然も、鉄とか金属の方が、リチウムなどの低電荷物質より電荷数が高いから、将来は、鉄空気電池などの金属空気電池が、多用されるであろう。じっさい、」NEDOもそういう予測をしている。