素材提供には、米P&GグループのP&Gジャパンが協力。東京大会のエンブレムを手掛けた美術家の野老朝雄氏がデザイン、慶応大学環境情報学部の田中浩也教授が設計統括を担い、3Dプリンターを活用して表彰台を製作した。

 

東京五輪「柔道女子70キロ級」表彰式の様子(21年7月28日)。金メダリストの新井千鶴選手(日本)が表彰台に上がる(写真:日経クロステック)
 
所が、ドローンは、インテル製で空間制御もインテル。そして、リサイクルプラスチック表彰台もP&Gの努力の成果。

P&Gは過去の知見を活用し、同プロジェクトに臨んだ。2019年6月から9カ月間、イオングループの総合スーパーやドラッグストアなど約2000店舗で洗剤用など使用済みのプラスチック容器を回収。さらに全国113の学校などからの協力も得て、約24.5tを回収した。

 回収したプラスチックは、海洋プラスチックと合わせて再生材にリサイクル。これを全98台の表彰台の製作に利用している。全てのプラスチックパーツにリサイクルプラスチックを用いた。プラスチック処理時の環境負荷や海洋プラスチック汚染が地球環境保全のために課題となる中、資源の再利用による持続可能な社会の実現を目指したプロジェクトだ。

結局、日本は五輪を支える最新技術で、再sン技術を持ちながら、世界に訴求できたものはなかった。

この原因は偏に、五輪の運営を、電通に一括発注したことによる。安倍晋三は、大学の研究を台無しにするは、森・加計・桜・東北新社に見られる様に国の権限を私物化したが、五輪もその延長上にあったと思わざるを得ない。