先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国が、ウイグル人口抑制?!

2021年12月10日 09時15分35秒 | 日記

 

AFPによると、英国の調査で、中国がウイグル人口抑制を行ったという。「ジェノサイド」が行われたという。 大量虐殺こそなかったものの、、強制的な避妊手術や産児制限、人工妊娠中絶などの「包括的な措置」が行われたという。中国共産党が行っているウィグル族だけでなくチベットなど少数民族で、独自の宗教を信仰する民族に対する人権侵害は、許容できるものではないな。オリンピックでアメリカが先導している中国五輪の外交ボイコットは、妥当な措置だと思う。

              
英ロンドンで開かれた「ウイグル法廷」で、避妊手術を強制された現場とされる病院の写真を手に証言するウイグル人女性(2021年6月4日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

以下、AFPの記事::::::::::::::::::::::::::

【12月10日 AFP】中国による人権侵害の疑いを調査する英ロンドンの非政府組織「ウイグル法廷」は9日、中国が新疆ウイグル自治区でイスラム系少数民族ウイグルの人口増加を妨げ、ジェノサイド(集団殺害)を行ったと結論付ける報告書を公表した。

 弁護士や人権専門家計9人から成るウイグル法廷は、亡命ウイグル人の主要団体「世界ウイグル会議」の要請を受けて設立され、今年2回にわたり、拷問や性的暴行、非人道的行為の疑惑に関する公聴会を実施した。<iframe id="google_ads_iframe_/4537277/PC_tds_ir_0" tabindex="0" title="3rd party ad content" role="region" src="https://92718f9c2749f8987a865c71ba1b6261.safeframe.googlesyndication.com/safeframe/1-0-38/html/container.html" name="" width="1" height="1" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" sandbox="allow-forms allow-popups allow-popups-to-escape-sandbox allow-same-origin allow-scripts allow-top-navigation-by-user-activation" data-is-safeframe="true" aria-label="Advertisement" data-google-container-id="8" data-load-complete="true"></iframe>

 63ページに及ぶ報告書では、国際法で慣習的にジェノサイド認定の基準となってきた大量虐殺の証拠はなかったとした一方で、中国共産党がウイグル人の「大部分を破壊する意図があった」ことには合理的な疑いがないと結論。これを根拠として、中国がジェノサイドを行ったと認定した。

 ウイグル法廷は、中国共産党がウイグル人の出生率を下げるため、強制的な避妊手術や産児制限、人工妊娠中絶などの「包括的な措置」を導入したと指摘。「将来世代のウイグル人口は、こうした政策がなかった場合と比べて少なくなる。これにより、結果的にウイグル人の一部が破壊される」とし、「ジェノサイド条約の『破壊』という言葉の用法に従うと、これはジェノサイドの証明に必要な禁止行為の要件を満たしている」と説明した。

 中国政府はこの調査結果を一蹴。世界ウイグル会議が「中国を中傷する政治的手段を練るため、うそつきを雇い、うわさを買い、虚偽の証言をした」と主張した。(c)AFP/Phil HAZLEWOOD


米国の経済、好調とはいえない?

2021年12月04日 23時19分45秒 | 日記

アメリカの2021年11月の雇用増加数と失業率が発表された。新規雇用は21万人で、50万人の予想が下回ったので、金融引き締めに戻す補遺宇高の再検討があるとかないとか議論されているようだ。唯、失業率は4.2%で、悪くはないのでFRBによる金融引き締めには影響しないという観測が多い。4.2%の失業率は、アメリカの労働人口が、約1億5千万だから、おおむね600万人の失業者がいるということになる。やはりちょっと失業者の数が多いのでは? 

また失業保険申請者数は、減っているということで、アメリカけいざいは絶好調とは言えないまでも、好調と言えるかも。ただ、オミクロン株の影響がまだ見えて居ていない。感染力は強いが、重傷をもたらすまでないともいわれているが、これが明確にならない限り、好調とは言えないのだろう。失業保険申請者数は、11月25日のデータを、日テレ が、52年ぶりの低水準と報じていたので最下段に掲載した。

 

 

ブルームバーグ誌の作成

 

「世界経済のネタ帳」の作成

 

下記写真は、日テレの包装より

 


ロシア、17万ノ軍隊でウクライナ侵攻?

2021年12月04日 22時46分08秒 | 日記
 
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2021年12月2日撮影)。(c)Mikhail Metzel / SPUTNIK / AFP

AFPが、記事『ロシア、17万人動員ウクライナ侵攻?』で、米情報機関の報告書の内容として、ロシアが来年早々にも最大17万5000人を動員したウクライナ侵攻を計画しているとと報じていたが、勝手の共産党の指導者、なぜ、他国侵略をするのだろうか? そして、プーチン大統領の老けたこと!長期に政権取っているからだろう。

さらにWashingtonPostの報道として、ロシア軍は4か所に集結しており、50の戦術部隊が配備されたほか、新たに戦車なども運び込まれたという。

また匿名の米当局者の話として、ロシア側の計画は「推定17万5000人の兵士から成る100の大隊の広域行動が含まれる」ものだと報じた。

 ロシアがウクライナ国境地帯に軍を集結させていると米ウクライナ両国が報告したことを受け、ジョー・バイデン米大統領は3日、ロシアによる侵攻を阻止するために新たな対応策を準備していると述べた。

 アントニー・ブリンケン米国務長官は2日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談。米国は「ロシアによるウクライナへの新たな侵略計画への深い懸念」を示していると述べ、ロシアが「侵略的な行動を続けた」場合、「厳しい代償」があると警告した。

 


首都圏周辺で震度5地震! 大地震の予兆で無ければ良いが!

2021年12月03日 21時32分50秒 | 日記

山梨と和歌山で3日午前、最大震度5の地震が起きたので、一斉にマスコミが取り上げている。ただ、和歌山の地震は気象庁や地震研究者によると、今回の地震は陸側のプレートの内部で、震源の深さは18キロ。南海トラフ巨大地震は、海側と陸側とのプレート境界の深さは推定約30~40キロの場所だから、直接の大地震にはならないだろうという。

日経がまとめた地図でもそれは理解できる。

山梨の地震群発生地も、震源は山梨県東部・富士五湖の地下19キロメートル。周辺では10年前後の周期でマグニチュード(M)5程度の地震が繰り返し起きている。記録が残る1919年以降では震度1以上の地震は330回以上、震度4以上に限っても15回起きている。南海トラフ大地震には直接関係しないと気象庁は言うが、山梨の地震は、相模湾トラフと南海トラフそして日本海プレートと北米プレートの境界で起きており、指揮者が言うように関係がないとは言い切れないように見える。いずれにしろ、関連する地域の住民、災害対策はするに超すことはない。

 

 

 


人工衛星を衝突させ小惑星の軌道を変える!?

2021年12月02日 20時16分43秒 | 日記
 

11月24日午前1時、NASAが、カルフォルニアのバンデンバーグ宇宙基地より、小惑星軌道修正実験に成功したとNASAが発表している。DARTなるプロジェクトでとりあえず、連星系の2つの小惑星の好転している方の小惑星を狙ったという。それゆえ、DARTの名称が「Double Asteroid Redirection Test(二重小惑星方向転換試験)」からきているとのこと。

二重小惑星を構成する2つの小惑星の片方である「ディモルフォス(Dimorphos)」に衝突させる目的で開発されている。DARTがぶつかる衝撃により、ディモルフォスの速度は毎秒約1ミリメートル、つまり時速3.6メートル変化する予定だ。ディモルフォスは地球と衝突する軌道にある小惑星ではないが、将来、地球に衝突する可能性のある小惑星が発見されたときに、その小惑星の軌道を変更できる能力を実証することがDARTの目的だ。

 

DART宇宙船を搭載したスペースXのロケット「ファルコン9」は、テスラを率いるイーロン マスク社長の会社で、宇宙開発でも大成功を収めつつあることを示すものですごい! ロケットのブースターは帰還して地上に垂直着陸し、再利用できる。巨額の費用が掛かると思われた宇宙旅行が、ロケットのブースターの再利用ができて、安易に宇宙開発が出来るようにした一歩であるのも素晴らしい。

小惑星の軌道を変えさせる技術が試されるのは、同宇宙船が目的の場所に到達する2022年9月。地球近傍天体「ディディモス」を周回する衛星「ディモーフォス」をターゲットとして、小惑星軌道変更の実証実験を実施する。NASAが地球防衛の目的で本格的な実証実験を行うのは初めて。


衝突前のイメージ/Steve Gribben/Johns Hopkins APL/NASA

ディディモスとディモーフォスは22年9月、地球から約1100万キロの距離まで接近する。このタイミングをとらえて、宇宙船を時速2万4140キロの速度でディモーフォスに衝突させる計画。

ディモーフォスの探知と衝突には、宇宙船に搭載したDRACOと呼ばれるカメラと、自律式ナビゲーションソフトウェアを利用する。

実験の目的は、宇宙船を意図的にディモーフォスに衝突させて、宇宙空間での動きを変えさせることにある。衝突の様子はイタリア宇宙局が提供する超小型人工衛星キューブサットで記録する。