いい香りを、振りまいてくれた金木犀も、すっかり花もこぼれて終わりました。
朝から、剪定をし芯を止めて伸びすぎないように致しました。
丸坊主になって、謝罪する人のようになり、風も抜けて通るほどです。
金木犀は言いました。「何も悪いことしてへんのに、何でこんなに頭丸めんならんのや」。「寒いわ~」。
「切腹より、ましやでェー」「来年春になったら、新芽ぎょうさん出して、若葉で賑わい、また秋になったら金色の金平糖つけて、ええにおいさして、皆が振り返るようになるんや。」「冬の間、さむうても、じっと耐えて我慢するこっちゃ」「ええな!」
剪定終わって、枝や、葉っぱの始末が大変。あらかた縛ったり、袋に入れて片付けたが、小さなのは、掃いても取れない。ご近所にも気を使って、綺麗に致しました。
一つ一つ丹念に、手で拾いました。メンドウデモ、ダイヤモンド拾う気になれば苦じゃないよ。お陰で、午前中いっぱい掛かりましたさ。