世の中の不祥事集め神無月 (神々の留守に不祥事続発)
偽装して偽装の延焼耐えられず (耐火性にも燃え移る偽装の火)
福の字や吉兆あやし凶と出た (目出度いはずの吉や福の字が?)
老眼鏡天眼鏡でなお読めず (小さな文字の、お詫び広告)
ワビサビは利休の心遠くなり (身から出たサビでワビる人のこと)
秋深し隣は何を偽装する (常態化したウソ偽りの世界)
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神無月は終わる。今年に限り10月の異称を、「鷽(ウソ)月」にする。
続いて値上げの「霜月」「師走」がやってくる。
”とりあえずビール”から値上げか。