昨日の暴風で、庭の鉢物倒れていないか、朝一番で確認、どの子も無事でした。
湖子庵の庭も、花時、芽吹き時で変化のときです。
沈丁花も咲き終え、雪柳の白に、カイドウ、ベニカナメモチの赤い芽吹き、いつの間にか群生したハナニラ。
借景には畑一面の白い梨の花。
芽を吹いたカエデの花、知らなかった小さな花の芯が、鼻毛(無粋な表現ゴメン)のようにのぞいている。
最も感激は、昨年天神様の奥様から頂いた梅の実を植木鉢に埋めておいたのが、5センチほど出てまいりました。
印をしておかなければ雑草と一緒に抜いてしまうところ、小さくても紛れも無く梅の葉っぱが付いているのでございます。
この天神様の梅の実、頂いてポケットに入れて帰るとき、甘い香りが電車の中まで馥郁と香ったのでございました。
この樹が育って、花をつけ、実をつけるのを想像すると もう嬉しくて夢見心地でございます。
何でもかでも、ございますとしか言いようの無い湖子庵の庭の世界でございます。