『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

宛名のない葉書

2008年05月17日 04時01分14秒 | かぁちゃんにまつわる話
お片づけも後半戦に入り、ようやく先が見えて来たかなぁ。

それにしても、色々出てくる、出てくる
中には、つい手を止めて思考が飛んでしまうものも・・・。


             


かぁちゃんが、手紙が書けなくなったと言い始めた頃、
葉書なら短い文章でもいいじゃないと、絵葉書を沢山送った事がある。
新しいまま数枚がまとめて出てきた。

その中の一枚に、宛名が書かれないままのがあった。
まだちゃんとした文字で書かれた詩。




     ひろいこの地上にわたしは何一つ持ってはいない
    くらしもまずしいし いつもあまり丈夫でない
    しかし私は持っている
    心の友達と 美しい大空と
    夕べ夕べの星たちと
    つつましい地上の花




いかにもかぁちゃんの好きそうな、優しい詩。

これ、誰の詩だろう?有名な詩なの?

これ、誰に送りたかったのだろう?
コメント (6)
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