国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

米国の破綻を目前にして日本と中国の両方に領土問題で喧嘩を売る世界一愚かな韓国支配階層

2011年07月28日 | 韓国・北朝鮮
東シナ海の離於島(韓国名)=蘇岩礁(中国名)を巡って中韓両国の対立が深刻化している。この離於島は干潮時ですら海面上に達しない岩礁である。韓国は1987年に灯台を建設した後、1995年に当時の金泳三大統領が海洋基地の建設を決定し、2003年にそれが完成している。中国から見ればこれは領土的挑発そのものである。竹島に関する密約を破って竹島問題を大々的に政治問題化したのも金泳三大統領(1996年)であった。その結果、韓国は日中両国と深刻な領土対立を抱え込むという致命的な状態に陥っている。2011年05月15日の記事にも書いたが、金泳三大統領は韓国を滅亡させるために日本が送り込んだ工作員だったのだと思われる。韓国は竹島問題で日本が国際司法裁判所に提訴するのを恐れて2006年4月に「海洋法強制紛争手続」排除を宣言しており、もし中国と紛争になっても国際司法裁判所に提訴することができない。米国が経済破綻してしまえば中国はやりたい放題である。日韓の対立を仲裁してくれる様に中国に頼むことがこれで不可能になった。 東亜日報は日中両国を領土問題で批判し、強硬姿勢を取っている。しかし、竹島は国際法上は日本の領土であるし、離於島の海洋基地を守るには韓国は国際司法裁判所を利用できず、軍事力だけで守らねばならない。そして、韓国の唯一の後ろ盾であった米国が国債の債務不履行で8月2日に経済破綻しようとしている。韓国は今が国家存続のための最後のチャンスである。日本と中国に土下座し、これまでの非礼を詫び、損害を賠償し、竹島を日本に返還し、離於島の海洋基地からは撤退するか日中韓三カ国の共同運営に移行しない限り、韓国は確実に滅亡する。しかし、韓国マスコミにはその危機を記事にする記者がいないのだ。恐るべき愚かさである。軍事大国の日本と清に傲慢な態度をとったあげく無惨な敗北を喫した李氏朝鮮の愚かさを韓国は受け継いでいるようだ。 自民党の国会議員は8月1日朝に羽田からソウルの金浦空港に飛行機で移動する。韓国出国予定は8月4日という。この4日間、韓国は竹島問題を巡る反日感情の爆発を経験するだろう。韓国政府は恐らく、8月2日の米国国債債務不履行を理由に竹島を日本に返還し日本に謝罪するという起死回生の計画を持っていたと思われるが、日本の国会議員の行動でそれが不可能になった。 . . . 本文を読む
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