先日見つけた汚れた4バーナー。
そのような大型バーナーについては、以前からその存在は知っていたものの、
実用性が思いつかなかったのでスルーしておりましたが、
過去に入手した「プリムス№85」で、超大型ストーブの魅力を知ってしまったのと、
何より今回予想以上に安かったので取り寄せてみました。
それがこれ。
まあ、それなりに汚れてはいるものの…
一応きちんと燃えるは燃える。
とはいえ、炎にはかなり偏りがあるので、これが皆綺麗に燃えるとかなりの火力だぞ!
たしか以前、どこかで各種ヘッドごとの火力をカロリー表示しているところがあったから、
そこで調べてそう火力を出せばきっとかなりのハイカロリー!
恐らく中華鍋をも自在に熱するほどのものだろうから、
そうなればあの山小屋でチャーハンを作れるかも?!
そういうわけで、分解してきれいにレストアすることに。
じつはこれ売主は「プリムス」と言っており、バーナーヘッドに確かにその刻印があります。
だから当初、そこの4バーナーモデルである、プリムス№735であろうと思っていたのです。
ですが、タンクにあるはずの刻印がどこにもないし、よく見るとバーナーの間隔が735よりちょい広目。
あれ?もしかしたら、ヘッドを流用した他社のもの?
そう言えばフィラーキャップにあるのは、プリムス(PRIMUS)ではなくオプティマス(OPTIMUS)のロゴだし。
ん?!
ちがう!
このロゴと違う!
そっくりだけど、中の文字が違う!
パチもんかぁ~?!
なになに…
S・I・R・I・U・S・・・
尻・薄?!
いや~、やっぱお尻には適度な厚みがあった方が…
φ(._*)☆\(-_-)尻フェチか!!
もとい、
シリウス?!
これがこいつの正体か?
そこで検索をかけいろいろ調べてて行くと…
ドイツのG&B社が戦前(1930年代)に製造していたブランドの一つであることが判明。
(同社では「JUWEL」シリーズが最も有名なブランドで、軍用にも採用されております。)
なるほど…
ではプリムスのバーナーヘッドはどういうこと?
にこいち?
いや、それにしては見事にすべてが同じおそろいのヘッドだから、
それもあまり考えにくい。
なにより、当時のプリムスは世界最高品質のブランドなので、
費用の面でも、割高になって意味がない気がする。
だから恐らくですが、
G&B社が他の製品との差別化を図るため、わざわざこれを搭載したのではないかと…
ほら、よく車などで、イルムシャー仕様、とかフェラーリー仕様とかありますでしょ?
あのような感じだったのではないかな?
(それにしてもあのオプティマス風のロゴデザインはセコいな~。)
だから、ばらしてきれいにしていけば、もっと詳しく何かわかるかも?
そういうわけで、分解からの~、洗浄からの~、化粧磨き~♪
ほ~らピカピカ!
小さいパーツもピッカピカ!
で、更に小さいパーツも…
ん?
何だ、このギザギザ?!
見慣れたはずのニップルに、やけに細かいすべり止めの切込みが。
ニップルは今までたくさん見てきたけれど、こういう仕上げは初めて見たぞ!
そしてまたここにも!
プリムス社おなじみの製造年の刻印だ!
(ABなんで、1937年の最初期ロットですね)
普通この時期のプリムスストーブは、タンクに一カ所刻印するだけ。
でも、たまにこのようにヘッドに刻印があるのも見かけるけれど、その差は何だろう?
これはあくまで推測ですが…
製品として出荷する際にはタンクに刻印し、パーツとして出荷する場合にはそのパーツに刻印。
そういうことにしていたということもあったのではないだろうか?
だとしたら、前述の推理にも合致するんだけど。
てなわけで、しげしげ眺めながら、慎重に組み上げていきました。
完成!
大型ボディは磨くと一層美しく、堂々として格好が良い♪
だからつい店のウインドウの飾りに置いてしまいました。
なかなかいい感じ♪
ちなみに上で光っているのは「GIストーブランプ」を作っていた時期に製作した、
OTTO社ブロートーチを改造したランプ。
これはタンクにに修復不可能なクラックがたくさん走っていたので、
レストアをあきらめこのように改造したのです。
和紙で作ったシェードが柔らかい灯りをともしてくれてかっこいいでしょう?
さて、そういうわけで無事完成したこのストーブ。
当初焼き飯でも作ろうかと思ったのですが、
今しばらくはこうして店の飾りに使おうと思うので、
商品を汚さぬよう、火入れはしばし先にすることにしました。
ヽ(^∀^)ノ
そのような大型バーナーについては、以前からその存在は知っていたものの、
実用性が思いつかなかったのでスルーしておりましたが、
過去に入手した「プリムス№85」で、超大型ストーブの魅力を知ってしまったのと、
何より今回予想以上に安かったので取り寄せてみました。
それがこれ。
まあ、それなりに汚れてはいるものの…
一応きちんと燃えるは燃える。
とはいえ、炎にはかなり偏りがあるので、これが皆綺麗に燃えるとかなりの火力だぞ!
たしか以前、どこかで各種ヘッドごとの火力をカロリー表示しているところがあったから、
そこで調べてそう火力を出せばきっとかなりのハイカロリー!
恐らく中華鍋をも自在に熱するほどのものだろうから、
そうなればあの山小屋でチャーハンを作れるかも?!
そういうわけで、分解してきれいにレストアすることに。
じつはこれ売主は「プリムス」と言っており、バーナーヘッドに確かにその刻印があります。
だから当初、そこの4バーナーモデルである、プリムス№735であろうと思っていたのです。
ですが、タンクにあるはずの刻印がどこにもないし、よく見るとバーナーの間隔が735よりちょい広目。
あれ?もしかしたら、ヘッドを流用した他社のもの?
そう言えばフィラーキャップにあるのは、プリムス(PRIMUS)ではなくオプティマス(OPTIMUS)のロゴだし。
ん?!
ちがう!
このロゴと違う!
そっくりだけど、中の文字が違う!
パチもんかぁ~?!
なになに…
S・I・R・I・U・S・・・
尻・薄?!
いや~、やっぱお尻には適度な厚みがあった方が…
φ(._*)☆\(-_-)尻フェチか!!
もとい、
シリウス?!
これがこいつの正体か?
そこで検索をかけいろいろ調べてて行くと…
ドイツのG&B社が戦前(1930年代)に製造していたブランドの一つであることが判明。
(同社では「JUWEL」シリーズが最も有名なブランドで、軍用にも採用されております。)
なるほど…
ではプリムスのバーナーヘッドはどういうこと?
にこいち?
いや、それにしては見事にすべてが同じおそろいのヘッドだから、
それもあまり考えにくい。
なにより、当時のプリムスは世界最高品質のブランドなので、
費用の面でも、割高になって意味がない気がする。
だから恐らくですが、
G&B社が他の製品との差別化を図るため、わざわざこれを搭載したのではないかと…
ほら、よく車などで、イルムシャー仕様、とかフェラーリー仕様とかありますでしょ?
あのような感じだったのではないかな?
(それにしてもあのオプティマス風のロゴデザインはセコいな~。)
だから、ばらしてきれいにしていけば、もっと詳しく何かわかるかも?
そういうわけで、分解からの~、洗浄からの~、化粧磨き~♪
ほ~らピカピカ!
小さいパーツもピッカピカ!
で、更に小さいパーツも…
ん?
何だ、このギザギザ?!
見慣れたはずのニップルに、やけに細かいすべり止めの切込みが。
ニップルは今までたくさん見てきたけれど、こういう仕上げは初めて見たぞ!
そしてまたここにも!
プリムス社おなじみの製造年の刻印だ!
(ABなんで、1937年の最初期ロットですね)
普通この時期のプリムスストーブは、タンクに一カ所刻印するだけ。
でも、たまにこのようにヘッドに刻印があるのも見かけるけれど、その差は何だろう?
これはあくまで推測ですが…
製品として出荷する際にはタンクに刻印し、パーツとして出荷する場合にはそのパーツに刻印。
そういうことにしていたということもあったのではないだろうか?
だとしたら、前述の推理にも合致するんだけど。
てなわけで、しげしげ眺めながら、慎重に組み上げていきました。
完成!
大型ボディは磨くと一層美しく、堂々として格好が良い♪
だからつい店のウインドウの飾りに置いてしまいました。
なかなかいい感じ♪
ちなみに上で光っているのは「GIストーブランプ」を作っていた時期に製作した、
OTTO社ブロートーチを改造したランプ。
これはタンクにに修復不可能なクラックがたくさん走っていたので、
レストアをあきらめこのように改造したのです。
和紙で作ったシェードが柔らかい灯りをともしてくれてかっこいいでしょう?
さて、そういうわけで無事完成したこのストーブ。
当初焼き飯でも作ろうかと思ったのですが、
今しばらくはこうして店の飾りに使おうと思うので、
商品を汚さぬよう、火入れはしばし先にすることにしました。
ヽ(^∀^)ノ