「ふむふむふむ、どうも、こちらがはりみちのようですよ!」
さすが以蔵君かしこいね~♪
と、この様に今日も今日とてに親ばか全開で散歩をする私。
なんせ、親バカですから、こうして一緒に歩いているだけで、とてもうれしく、楽しく、愉快!愉快♪
だからついにこにこしながら歩いてしまうのですが、
時折ちょいと恥ずかしい思いをしたりもします。
それはニタニタとだらしない笑顔を見られるとかそんなことではなくて…
「や~!かわいい!」
「ほらほら!茶色い服の子!」
「いや~!歩き方メッチャ可愛い~!」
というこの様な女子高生の黄色い声援!
そう、実は以蔵の午後の散歩の時間は、ちょうど近所の高校(というか我が母校)の通学時間であり、
また車の交通を避けると自然い通学路になってしまうことから、
私と以蔵はよく学生の流れにのみ込まれるのです。
そういう時先ほどのような声があがると、その声はどんどん増幅され、
「え?どれ?どれ?」
「ほんまや!」
「くろすけ~!」
などと盛り上がってしまうのです。
それはそれで嬉しいのですが、さすがにおいちゃんとしてはこっぱずかしい…
ですので、空き缶を捨てるふりして道をそれるのですが、
それでも再びどこかで合流すると、
「あの犬メッチャ嬉しそうやん!」
「ほんまや!スキップしてる!」
と…
あ~!恥ずかしい~!
とはいえ、この子の歩き方は、心から嬉しそうで本当に可愛いんですよ。
テッテケ スッタッタ~♪