以前同様の題名でご紹介したドリーム50は赤い宝石なのでいわばルビー。
そいつの背中にちょこんとのっかる今回の宝石は、
奇麗な奇麗な青色なんでさしずめサファイア?
(ちなみに、ルビーもサファイアも実は酸化アルミニウム。から同じ宝石の色違い。)
その正体はRADIUS 46 (ラデュウス)
以前「良い仕事♪」でお話ししたように、兎にも角にも造りが凝っていて仕上げも丁寧!
それもそのはず。
なんせRADIUS社は、戦前から名実ともに世界一のストーブメーカーであったプリムス社の技術者たちが、
1900年初頭に自分たちの理想を掲げ独立して起こした会社だから。
だから、ストーブ本体に対しての様々なアイディアの新機構(機械式クリーニングニードル等)の発明開発や、
既存の装置もそれで良しとせず、独自で開発・改良したのみならず、
ケースにも様様なユニークなアイディアを盛り込み、さらに使いやすく魅力的にと。
更に品質そのものにもすごくこだわり、よい材質を用いるのはもちろんのこと、
小さなパーツの一つ一つにまでも厳しく目を光らせ、
各々に、社名を刻み込むほどの念の入りようでした。
ですので、その結果、RADIUSのストーブはすべての面で頭一つ抜きんでた優れたものとなったため、
「使いやすい道具」であったストーブを、更に使いやすくするだけでなく、
「使って楽しい道具」にまで進化させることに成功しました。
ですので、そのユニークな造りもあって唯一無二の存在となったのです。
しかしそれは同時にある意味コストを度外視してしまっていたため、
価格競争においては足を引っ張ることとなるため、
最終的にはOPUTIMUS(オプティマス)にブランドを買収されその歴史に幕を閉じることとなったのです。
う~ん…
さて、今回のこの№46はそんなRADIUSが乗りに乗っていた頃の製品で、
当時人気のあったOPTIMUS №8に対抗して作られたものであります。
とはいえあのRADIUS社が作るわけですから、R1のようなまんまコピーのはずがありません。
ケースのサイズや外観こそそっくりですが、取り出し収納の展開の仕方や、
安全弁、コントロール部も独自で凝りに凝ったもの。
また、他社に先駆けて導入された機械式クリーニングニードルは本当に便利で、
恐らく当時は一世を風靡したものと思われます。
また、各々の仕上げが正確で丁寧であるため、コントロール部の操作感はもちろんのこと、
ネジ部の開閉や、ハンドルの抜き差しですらまるで吸い付くように気持ちよく、
もうそれだけで大きな満足感を得ることができるのです。
だからこそ、これで淹れる一杯のコーヒーの味ときたら…
最高すぎる!
そんなわけで、数ある私のストーブコレクションの中でもこいつは特別。
ケースに錆があろうが、タンクに凹みがあろうが、
私にとってはきらきら輝く青い宝石なのであります。
*動画*
そいつの背中にちょこんとのっかる今回の宝石は、
奇麗な奇麗な青色なんでさしずめサファイア?
(ちなみに、ルビーもサファイアも実は酸化アルミニウム。から同じ宝石の色違い。)
その正体はRADIUS 46 (ラデュウス)
以前「良い仕事♪」でお話ししたように、兎にも角にも造りが凝っていて仕上げも丁寧!
それもそのはず。
なんせRADIUS社は、戦前から名実ともに世界一のストーブメーカーであったプリムス社の技術者たちが、
1900年初頭に自分たちの理想を掲げ独立して起こした会社だから。
だから、ストーブ本体に対しての様々なアイディアの新機構(機械式クリーニングニードル等)の発明開発や、
既存の装置もそれで良しとせず、独自で開発・改良したのみならず、
ケースにも様様なユニークなアイディアを盛り込み、さらに使いやすく魅力的にと。
更に品質そのものにもすごくこだわり、よい材質を用いるのはもちろんのこと、
小さなパーツの一つ一つにまでも厳しく目を光らせ、
各々に、社名を刻み込むほどの念の入りようでした。
ですので、その結果、RADIUSのストーブはすべての面で頭一つ抜きんでた優れたものとなったため、
「使いやすい道具」であったストーブを、更に使いやすくするだけでなく、
「使って楽しい道具」にまで進化させることに成功しました。
ですので、そのユニークな造りもあって唯一無二の存在となったのです。
しかしそれは同時にある意味コストを度外視してしまっていたため、
価格競争においては足を引っ張ることとなるため、
最終的にはOPUTIMUS(オプティマス)にブランドを買収されその歴史に幕を閉じることとなったのです。
う~ん…
さて、今回のこの№46はそんなRADIUSが乗りに乗っていた頃の製品で、
当時人気のあったOPTIMUS №8に対抗して作られたものであります。
とはいえあのRADIUS社が作るわけですから、R1のようなまんまコピーのはずがありません。
ケースのサイズや外観こそそっくりですが、取り出し収納の展開の仕方や、
安全弁、コントロール部も独自で凝りに凝ったもの。
また、他社に先駆けて導入された機械式クリーニングニードルは本当に便利で、
恐らく当時は一世を風靡したものと思われます。
また、各々の仕上げが正確で丁寧であるため、コントロール部の操作感はもちろんのこと、
ネジ部の開閉や、ハンドルの抜き差しですらまるで吸い付くように気持ちよく、
もうそれだけで大きな満足感を得ることができるのです。
だからこそ、これで淹れる一杯のコーヒーの味ときたら…
最高すぎる!
そんなわけで、数ある私のストーブコレクションの中でもこいつは特別。
ケースに錆があろうが、タンクに凹みがあろうが、
私にとってはきらきら輝く青い宝石なのであります。
*動画*